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北朝鮮「潜水艦発射弾道ミサイル 発射実験成功」[NHK]
4月24日 11時21分
北朝鮮は、キム・ジョンウン(金正恩)第1書記の立ち会いの下、SLBM=潜水艦発射弾道ミサイルの発射実験に再び成功したと、24日、発表しました。このミサイルは、北朝鮮が23日、日本海で発射したものを指すとみられますが、韓国軍は北朝鮮が発射に失敗したという見方を示しています。
北朝鮮は、キム・ジョンウン第1書記の立ち会いの下、戦略潜水艦からSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルを発射する実験に再び成功したと、24日、国営メディアを通じて発表しました。
国営テレビは、SLBMだとするミサイルが水中の発射口から垂直に打ち上げられ、その後、オレンジ色の炎を吹き出しながら上昇していく様子や、双眼鏡をのぞいたり笑顔で上空を見上げたりするキム第1書記の姿などを撮影した数多くの写真を放送しました。
実験では、新たに開発した固体燃料エンジンが使われたとしたうえで、「すべての技術的な指標が、水中からの攻撃作戦を実現する条件を十分に満たした」と主張しています。
実験の日時や場所は明らかにされていませんが、北朝鮮は23日夕方、東部のハムギョン(咸鏡)南道のシンポ(新浦)付近の日本海で、SLBMとみられる1発を発射しており、このミサイルを指すとみられます。
23日の発射について韓国軍は、「SLBMは少なくとも300キロ飛ぶが、今回の飛距離はおよそ30キロにすぎなかった」と指摘し、北朝鮮が発射に失敗したという見方を示しています。
SLBMを巡って北朝鮮は去年5月、発射実験に成功したと初めて発表して以降、映像の公開などを通じて開発が進んでいるとアピールしていて、25日の軍の創設記念日に合わせ、さらなるミサイル発射などを強行する可能性もあり、関係国が警戒を強めています。
SLBM 発射準備の察知難しい
北朝鮮が発射に成功したと主張しているSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルは、海中の潜水艦から発射されるため、偵察衛星やレーダーで場所が特定されにくく、発射準備を察知するのが難しいとされています。このため、仮に地上にある弾道ミサイルが破壊されても、SLBMで反撃することが可能になります。
北朝鮮の国営メディアは、「発射の成功により海軍の水中作戦能力が大きく強化され、強力な核攻撃のための別の手段を持つことができた」などと主張しています。北朝鮮がSLBMの開発をさらに進めた場合、軍事的な脅威が一層高まることになります。
中谷防衛相「情報収集と分析に万全期す」
中谷防衛大臣は東京都内で記者団に対し、「現時点で、わが国の安全保障に直ちに影響を与えるような事象は起こっていない。北朝鮮は、これまでも弾道ミサイルの発射を繰り返し、新たなミサイルの開発を含め軍事力の強化に努めているとみられる」と述べました。そのうえで中谷大臣は、「北朝鮮は少なくとも過去2回、SLBMの発射を公表している。わが国の領域、周辺海域に到達しうる弾道ミサイル能力の増強につながるものであれば、わが国の安全保障上強く懸念すべきものだ。引き続き重大な関心を持って情報収集と分析に万全を期したい」と述べました。
仏外務省「EUは独自追加制裁を」
北朝鮮が23日、日本海で潜水艦発射弾道ミサイルとみられる1発を発射したことについてロイター通信は、フランス外務省の報道官が「事実であれば、国連安全保障理事会の決議違反だ」と述べたと伝えました。
そのうえで、「北朝鮮の挑発を止めるため国際社会が結束して断固とした措置を取る必要があり、フランスは、特にEU=ヨーロッパ連合に独自に追加制裁を適用することを求める」と述べたとしています。
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