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PKO多国間訓練に陸自方面隊が初参加へ 南スーダン任務視野 「駆け付け警護」訓練は見送り
http://www.sankei.com/politics/news/160422/plt1604220005-n1.html
2016.4.22 05:00 産経新聞
陸上自衛隊が5月下旬からモンゴルで行われる国連平和維持活動(PKO)の多国間共同訓練に、東北方面隊の隊員約40人を参加させることが21日、分かった。陸自が同訓練に実動部隊を派遣するのは昨年に続き2回目で、方面隊の参加は初めて。東北方面隊は今年12月から南スーダンのPKO任務に派遣される予定で「駆け付け警護」など安全保障関連法に基づく新任務が初めて付与される可能性が指摘されている。派遣を前に同訓練に参加し、PKO任務の能力強化を図る狙いがある。
陸自が参加するのは5月22日から6月4日に開かれるPKO多国間訓練「カーン・クエスト」。東北方面隊40人のほか中央即応集団8人も参加し、警戒監視活動や、敵の襲撃を受けた際の対処訓練などを行う。
一方、離れた場所で武装勢力などに襲われた非政府組織(NGO)職員や友好国の部隊を救援する「駆け付け警護」や、現地住民の保護のため監視・巡回を行う「安全確保業務」など、3月の安保関連法施行で解禁された新任務の訓練は見送る。
政府は自衛隊の武器使用方法や行動範囲を定めた「部隊行動基準」などの規則を策定してから、新任務の訓練を行う方針。「隊員の安全に万全を期すため周到な準備が必要だ」(官邸筋)とするが、夏の参院選の争点化を避けるためとの見方もある。
陸自幹部は「従来の枠内の訓練でもPKO任務の基礎能力の向上は期待できる」と指摘する一方、「新任務の訓練着手は早ければ早いほど練度が増し、安全性も高まる」と明かす。
カーン・クエストには米国やモンゴル、豪州など21カ国が参加する。陸自は実動訓練要員のほか、指揮所訓練要員2人も派遣。各国軍との防衛交流も行う。
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