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記事入力 : 2016/03/24 09:50
北朝鮮:先週地上でSLBM発射試験
潜水艦発射弾道ミサイルKN-11
北朝鮮が先週、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射試験を地上で行ったと報道された。米国のインターネットメディア「ワシントン・フリー・ビーコン」は22日(現地時間)、米国防総省の職員の話として、「北朝鮮が『コレ(クジラの意)型潜水艦』とSLBM『KN-11』を開発中の咸鏡南道新浦造船所海岸施設で、KN-11を発射する試験を16日に実施した」と報道した。
今回の試験は、国連が2日に北朝鮮に対する厳しい制裁決議案を満場一致で可決してから初のSLBM発射試験で、北朝鮮の核・ミサイル開発を阻止するための国連安全保障理事会決議第2270号に違反する。
ビル・アーバン米国防総省報道官は「この問題についてはコメントしない」と具体的な言及をしなかった。北朝鮮は昨年12月21日に東海(日本名:日本海)新浦港近くの水中の潜水艦からSLBM発射試験を行い、ワシントン・フリー・ビーコンは約2週間後の今年1月5日に関連内容を報道した。この時の北朝鮮の試験は失敗していたことが分かった。
KN-11はロシアから導入したSS-N-6を改良したもので、射程距離3000キロメートルの中距離弾道ミサイル「ムスダン」に形が似ているが短く、弾頭の形に違いがある。もし北朝鮮が核弾頭を500−600キログラム程度に小型化すれば、SLBMに搭載することも可能になる。ワシントン・フリー・ビーコンは「北朝鮮は2年以内に実戦配備が可能になると思う」と報じた。
ワシントン= ユン・ジョンホ特派員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/03/24/2016032400943.html
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記事入力 : 2016/03/24 09:46
金第1書記 固体燃料ロケットエンジン実験を指揮[朝鮮日報]
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が高出力の固体燃料ロケットエンジンの地上噴出と分離実験に立ち合い、「敵対勢力を無慈悲にたたける弾道ロケットの威力をさらに高められるようになった」と述べた。朝鮮中央通信は24日、伝えた。
金第1書記は「ロケット工業の発展において新たな跳躍台を設けた」「歴史的な日」としながら、今後も敵を恐れさせる国防科学技術の成果を挙げていくと意欲を示したという。
朝鮮中央通信によると、金第1書記が実験の進行を直接指示した。この実験は北朝鮮が新たに設計製作したエンジンの構造安定性と推力を評価することなどが目的で、その結果について「予測値と測定値が驚くほど一致し、すべての科学技術的な指標に完全に合致することが確証された」と伝えた。また、「6カ月という短い期間に元帥様の命令を貫徹し実験にも一度で成功した」としている。昨年10月の朝鮮労働党創建記念日を前後し取り組んできたことがうかがえる。
実験現場では李炳哲(リ・ビョンチョル)朝鮮労働党第1副部長とホン・ヨンチル党副部長が金第1書記を迎えた。
今回の実験で、北朝鮮はこれまでのように液体ではなく固体の推進剤を使ったロケットエンジン実験を実施したようだ。液体の推進剤は取り扱いが難しく注入に長時間を要する。
韓国科学技術政策研究院の李春根(イ・チュングン)研究委員は「北は射程が長いミサイルには液体燃料を使ってきたが、固体燃料の開発を通じミサイルを短くし、すぐに発射できるようにしようとしている」と分析した。開発されれば深刻な問題だと指摘した。
聯合ニュース
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/03/24/2016032400913.html
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