http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/895.html
Tweet |
安倍内閣は2018年中に天皇陛下の退位に伴う新年号を公表することを検討していると産経新聞にリークして報道させた。報道各社も年号の変更について盛んに取り上げて報道している。安倍内閣のもくろみは、2016年8月8日に天皇陛下がお言葉で「戦後七十年という大きな節目を過ぎ、二年後には、平成三十年を迎えます」と述べられたことを根拠に、新年号に国民の関心を向けさせることによって、2019年(平成三十年)1月1日に天皇陛下が退位することを既定事実化しようとするものである。
しかしながら、天皇陛下のお言葉は、平成三十年に退位を望んでいるというような私的な希望を述べられたのではなく、「このたび我が国の長い天皇の歴史を改めて振り返りつつ、これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり、相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう、そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ、ここに私の気持ちをお話しいたしました」と述べられたように、これこそが、天皇陛下が国民の理解を得られることを切に願ったことである。
安倍首相の私的諮問機関である「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」は、今上天皇一代限りの退位を特別法によって制定する案を提案する意向であるが、これは天皇陛下のお気持ちに沿うものではない。世論調査では、特別法よりも皇室典範改正で恒久制度化を求める声が強いのであるから、皇室典範を改正して、恒久制度化すべきである。皇室典範の改正には時間がかかると言う意見があるが、今回は天皇の退位のみについて改正すればよいのであるから特別法を制定するのと時間的な差異は生じない。
天皇陛下には、2020年の東京オリンピック・パラリンピックにおいて、開会宣言を行っていただくよう切望しています。世界各国を親善訪問され、戦没者の慰霊の旅をなされ、災害被災者や福祉施設など困難な立場の人々に寄り添われ、平和であり平穏な生活があることに最も心を砕いてこられてきた天皇陛下が最もふさわしい開会宣言者であり、陛下に代り得るものはおりません。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK218掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。