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政界地獄耳 違和感残る 手放しの高評価
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1761434.html
2017年1月6日8時28分 日刊スポーツ
★自民党幹事長・二階俊博は4日、「安倍さんの後は安倍さんだ。政治的に安定し政策にも精通している。自信を持って言える」と首相・安倍晋三の3選を支持した。また同日、年頭会見で首相は「酉(とり)年はしばしば政治の大きな転換点となってきた」と69年に首相・佐藤栄作が沖縄返還合意を果たして大勝したこと、93年に自民党が過半数割れして「55年体制が崩壊した歴史的な年」で細川連立政権樹立の首相・宮沢喜一の内閣不信任案解散、そして「12年前、あの劇的な郵政解散があった」と05年に「自民党をぶっ壊す」と郵政解散を断行した首相・小泉純一郎と3つの酉年選挙に言及した。
★政治の転換点と首相は言うが、掲げた3つの選挙にはいずれも大きな大義があった。今年、解散総選挙を狙う首相の大義とは何か。首相は同会見で天皇陛下の退位をめぐる法整備について「決して政争の具にしてはならない。まさに政治家はその良識を発揮しなければならない。中身や時期などを予測することなく静かな環境で議論を深めていくべきだ」とした。首相が政治家として目標に掲げるのは戦後レジームからの脱却だ。北方領土の解決も真珠湾に米大統領と赴いたこともその一環だろう。その視点に立てば首相は大きな大義を抱えているように見える。
★だが、その構造の中に例えば天皇陛下の「象徴」とはどうあるべきかだとか、沖縄の基地問題と安全保障の兼ね合いまでも、包括し延長上に並べてしまうことが戦後レジームからの脱却になるのだろうか。天皇陛下と戦後の平和との関係は無視できないし、沖縄戦で多くの民間人の命や土地が奪われたという歴史と現実を見れば、沖縄には平和や戦後すら訪れていないのではないか、という視点も持つべきではないか。二階の手放しの首相への評価には違和感が残る。(K)※敬称略
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