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2017年01月02日 「ジャーナリスト同盟」通信
<現天皇限りの生前退位に捻じ曲げる>
通常国会に天皇の生前退位法案が、安倍内閣によって提出される。中身は、安倍・日本会議による姑息な、現天皇限りの特例・制約案であり、宮内庁・皇室も、さらに人間天皇を支持する国民も受け入れることは出来ない。ここは天皇の意思を尊重する、皇室典範の改正でもって対応しなければならない。繰り返す。安倍・日本会議案は、姑息すぎる。
<政治利用極まれり>
今回の問題で露見したことは、安倍・自公内閣の天皇制に対する政治利用が、極端すぎるということに尽きる。人間天皇を拘束して、絶体天皇制という悪しき戦前へと引きずり込もうとしている野心を表面化させている。
あるいは、憲法を順守する天皇に対する安倍・日本会議の、いやらしい、ある種の「いじめ」を感じてしまう。この問題法案を封じ込めて、皇室典範の改正でもって、対応しなければならない。ここは、国民こぞって天皇の意思を尊重する主権者でありたい。
<天皇の意思・民意を無視する欠陥法案>
これまで筆者を含めて多くの国民は、天皇と天皇制にほとんどが無関心を決め込んできた。それは憲法に準じる天皇の国事行為に問題がなかった、ともいえるからである。時に、政治利用がみられても、怒りは内閣に向けられてきたためだろう。
今回、天皇の自らの意思の表明で、国民は高齢の天皇の精神・肉体の過労について、初めて気づかされたものだ。天皇の意思の表明は、当事者ではないとわからない苦悩・勇気を必要としたであろう。そう思うと、何としても天皇の思いを叶えさせる、という国民・主権者の意思は固い。
対して、政治利用のための天皇制存続を図ろうとする極右と衝突、結果、一代限りの特例法でやり過ごそうというのが、安倍・日本会議案である。
<議会・言論は皇室典範改正に動け>
天皇擁護の動きは、どこから来たものか。近年の天皇の平和主義・歴史認識から、国民は「国民と共に歩んでくれている天皇」に気付かされたものである。
天皇自ら政府・日本会議の暴走に懸念を示してきたことへの、ある種の恩返しと言える。平和を愛し、過去の歴史を直視する天皇に共感を覚える国民が、ほとんどといっていい。いってみれば、安倍・自公・日本会議は、国内で孤立している。
新聞テレビの世論調査の数字は、創られたインチキ数字と思えばいい。修身斉家の出来ない者に、治国平天下は無理なのである。
<天皇の意思は正論>
改めて言おう。天皇の考え方は、正論である。当たり前のことである。人間としての当然すぎる権利である。
天皇が憲法擁護に徹している限り、国民は天皇の決断と行動を支持する。憲法を破壊することに必死の安倍・日本会議にとって、このことは想定しなかったことであろうが、平和を愛する日本国民・主権者は、天皇を支持して、極右を排する。
議会・野党と言論は、皇室典範の改正へと流れを変える責任がある。
2017年1月2日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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