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2016年12月27日 「ジャーナリスト同盟」通信
<12月27、8日はハワイで七面鳥>
国会での質疑に対して、平気でうそをつける天才首相は、政府専用機で海外を雄飛することだけは、ことのほか大好きときている。季節柄、今日はハワイ・真珠湾で七面鳥を披露している。いつもなら仮面の夫婦に蓋して、夫人の手を取ってタラップを降りるのだが、今回は御寵愛の閣僚をそばに置いて、肌で宰相教育に専念している。年収150万円、200万円の貧しい国民の目線は、大方こんな評価であろう。
<一転平和の使徒>
さすらい人は、どこにでも飛んでいく。むろん、相応の計算をしているようだが、その場で相応の演技をすることが出来る。それを新聞テレビは、こぞって宣伝してくれる。無恥な人間は「シンちゃん頑張ってるな」と関心してしまう。
A級戦犯の祖父の薫陶を受けての、危うい信念の持ち主であることなど、すっかり忘却してしまった3等国民には、これで十分というのだ。
かくして真珠湾の歴史遺産の前では、見事にあっぱれ平和の使徒を演じている。これをNHKから朝日までが宣伝をしてくれる。こんなに恵まれた首相は、戦後初めてのことである。
<昨日は長門市>
「琵琶湖周航の歌」を覚えている市民は少しいるかもしれない。「今日はハワイ・真珠湾」「昨日は長門」である。
地元の長門市では、温泉旅館の湯でロシアの強者を手玉に取って、北方4島返還に道筋をつけるだろうと、国民に信じさせておいたものだから、プーチンの背負い投げを食らってしまったことに、自民党の大黒柱までが衝撃を受けてしまった。
「北方領土で年末解散」を発信していた幹事長は、その衝撃で、用意していたヨイショコメントを忘れて、本心から「こいつは馬鹿か。もう付き合いきれん」と尻尾を巻いて逃げ出した。
<その前は靖国・伊勢で必勝祈願>
長門の前は、靖国や伊勢神宮を参拝、必勝祈願も念を入れた。もっとも、靖国は世界注視の重大案件なので、参拝に代わる真榊の奉納でやり過ごした。
最近は、彼の妻も負い目をさらけ出してしまい、割合おとなしくなったらしい。安倍の名代として靖国参拝をするようになった。
国家神道復活に賭ける日本会議について、ようやく中国の学者も口にするようになったと聞いた。欧米ジャーナリズムはその先を行っているようだが、要するに、なんとも不気味この上ない。
日本の国際的歴史学者の井上清の著「日本の歴史」(岩波新書)は、神道を「原始宗教に少し毛の生えた程度のお祓いの宗教」と断じている。
しかし、笑ってはいけない。これが日本の若者を赤紙1枚で戦場に送り込んだ原動力なのだから。宗教は恐ろしいし、怖い。安倍や稲田を狂わせているのも、神道なのだろうから。
<借金してばら撒く花咲じじい>
政府専用機で世界を目まぐるしく飛び回る、漫画の「シンちゃん」は、花咲じじいのようにふるまってきた。いま彼がばらまいた日本国民のカネが、ネットで注目を集めている。
それというのも、日本は金がない。国債を発行して、円を刷りまくっているのだが、これは国民が負担する借金である。もはや80年代の日本ではない。この先どうなるのか、誰もわからない。
1985年の中曽根内閣が強行したバブル経済政策は、5年後に崩壊してしまった。この時点で1500兆円が消失、日本は経済大国の座から滑り落ちてしまった。その責任を、誰もとっていない不思議な日本である。
そのずっと先に登場した、さすらい首相が暴れまくって、日本を地獄の底へと誘い込んでいる。
2016年12月27日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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