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2016年12月26日 「ジャーナリスト同盟」通信
<新年の感想とりやめ>
生前退位を望む人間天皇に対して、日本国民は全面的に賛成しているが、安倍・日本会議の極右政権は、必死で抵抗を試みて、政争の具にしている。これには宮内庁も仰天、第二弾として新年に当たっての「感想発表」を取りやめることにしたようだ。12月26日の記者会見で、天皇の意向をくんで発表された。国民に異論はない。83歳の高齢の天皇の当然の権利と受け止めている。
<宮内庁・西村次長が発表>
新たな重大発表は、安倍の留守に発表されたのも、宮内庁としての苦悩を読み取ることが出来る。生前退位を平成天皇一代限りに限定しようとする、安倍・日本会議の傲慢で、姑息な対応に抵抗する、天皇と宮内庁の反発とも理解できる。
宮内庁の事情に詳しくないが、これを発表したのは、宮内庁長官ではなく、西村次長である。天皇の意向を十分忖度した上での、次長による今年最後の記者会見の場で発表した。
筆者には、天皇の政治利用に長けた右翼政権に対して、公然と異論を唱える天皇の強い意思に感銘を覚えるものである。国民に異論などない。
<生前退位に国民・主権者に深謝>
12月23日の誕生日では、生前退位について、日本国民・主権者に対して「親身に考えてくれ、深く感謝している」と心からの心情を吐露した。
この天皇の思いを理解できない極右の面々は、恥じるべきだろう。人間として当たり前すぎる権利の主張に応じようとしない極右政権は、1日も早く退陣すべきだろう。議会も言論も主権者の立場を反映させる行動と主張を、断固として貫くべきである
<国民とともにある皇室体現>
国民に深謝した天皇は、これまで存在しなかった。戦後の象徴天皇は「主権者である国民と共に歩む」という原則を踏襲したものだ。
今回の天皇の行動から、筆者のみならず多くの国民は、天皇を身近な存在として受け止めている。「極右丸抱えの天皇」のイメージを脱却した「国民のための象徴天皇」である。
このさい、天皇の意思を封じ込めようとした「有識者会議」なるものは、即刻解散して、国民に謝罪、主張を撤回すべきだろう。
<極右の政治利用にNO>
1972年から永田町の政治を見聞してきたジャーナリストとして、断言できることは、右翼政権ほど憲法を逸脱した天皇の政治利用が目立つ。安倍・自公内閣が突出している。
時に、戦前の延長で天皇を捉えている節がみられる。これは間違いである。戦前の絶体天皇制下の天皇と、象徴としての人間天皇は、天地の開きがある。
このことに、もっとも理解している日本人は、天皇その人である。極右の政治利用排除に突進する平成天皇に、主権者は挙げて支援し続けるだろう。日本会議は恥を知るべきであろう。即刻、怪しげな旗をおろしたらいい。
2016年12月26日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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