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天皇陛下のお気持ちを握りつぶそうとしていた安倍・菅暴政
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24Dec2016 天木直人のブログ
きょう12月24日の毎日新聞が一面トップで大スクープを書いた。
8月に発表された天皇陛下のお言葉は、その案がなんと昨年(2015年)秋には官邸に伝えられていたというのだ。
ところが官邸が動かなかったというのだ。
本来なら昨年(2015年)12月にお言葉は発せられていた。
しかし官邸はそうさせなかった。
その理由は、官邸が2016年夏に衆参同日選挙を目論んでいたからだという。
関係者の話を引用する形で毎日新聞のその記事は、そう書いている。
この大スクープが事実なら、すべてに合点がいく。
8月のお言葉をNHKがスクープ報道し、安倍・菅暴政コンビが腰を抜かさんばかりに驚いたことが。
そして安倍・菅暴政コンビが犯人探しに躍起になって、宮内庁関係者の更迭人事を急いだことが。
何よりも、8月のお言葉を封じ込めようと、特別法による一代限りの対応で、粛々と天皇陛下の御意向を封印しようとしていることが。
安倍・菅暴政コンビの傲慢さここに極まれりだ。
なにしろ国民統合の象徴である天皇陛下のSOSのメッセージを無視続け、それが国民の知るところとなったら、今度はごまかして一蹴しようとしているのである。
こんなことが許されるようでは日本はお終いである(了)
◇
考・皇室 憲法と歩む/1(その1) 宮内庁長官 おことば案、昨秋官邸に 昨年末公表見送り
http://mainichi.jp/articles/20161224/ddm/001/040/139000c
毎日新聞2016年12月24日 東京朝刊1面 後段文字お越し
天皇陛下の退位の意向について、風岡典之・宮内庁長官(当時)が2015年秋、官邸に対して正式に伝えていたことが明らかになった。陛下のおことば原案を文書で示し、同年12月の天皇誕生日に合わせた記者会見での公表を打診したが、官邸との調整がつかず、公表が見送られた。
原案は公表を前提とした文章形式になっており、象徴としての公務をどのように考えるかが記され、そうした公務は天皇しかできないため公務ができなくなれば退位するという内容。「摂政では対応できない」とする意向も盛り込まれていた。宮内庁は15年4月の参与らの集まる会議でおことば原案を提示しているが、この時は箇条書きで要点を記したものだった。宮内庁はこの時点では官邸に正式には伝えていないという。
陛下は10年7月に参与会議で「80歳までは天皇を務める」として退位の意向を示された。81歳の誕生日を迎えた14年12月の記者会見では、それまで言及していた「従来通りに公務を続ける」という趣旨の発言がなくなった。宮内庁元幹部は「陛下の高齢が進んで緊急性が高まったため」と説明する。これを受け15年からおことば案の検討に入り、安全保障関連法の成立後の15年秋に官邸に伝えた。
15年12月の公表が実現しなかった理由について宮内庁側は「宮内庁は12月で何も困らなかった。受け入れ側の態勢だ」として官邸側の事情と説明する。政権が16年夏の衆参同日選を検討していたことが背景にあると見られる。ただ、10年に陛下が意向を示してからしばらく動きがない。退位をめぐる有識者会議の関係者は「宮内庁がきちんと伝えなかった。陛下がSOSを発していたのに政治が受け止めていない」と批判する。
内閣法制局の関係者は、宮内庁がおことば原案を官邸に正式提示する以前、内閣法制局側に水面下で相談があったと明かす。通常は、宮内庁が官邸に伝えた後に官邸が法制局と協議する。この関係者は「安倍晋三首相の支持層につぶされてしまうことを恐れ、正面から持ち込めなかったのだろう」と指摘する。
小泉政権時代の女性・女系天皇の議論では、宮内庁と官邸の関係者が非公式に集まり勉強会を開いていたが、今回はなかった。首相を支持する保守派は女性・女系天皇に反対し、退位反対も多い。宮内庁幹部は「小泉(純一郎)さんと安倍さんでは状況が違う」と述べ、安倍政権との関係が背景にあったと示唆した。
◇
天皇は民主主義のなかで、どのように憲法とともに歩んできたのか。その役割を考える。
◆
考・皇室 憲法と歩む/1(その2止) 陛下「沖縄は未回復」 4.28主権式典前 官邸・宮内庁「意向」巡りさや当て
http://mainichi.jp/articles/20161224/ddm/003/040/040000c
毎日新聞2016年12月24日 東京朝刊 後段文字お越し
サンフランシスコ講和条約が発効して61年の2013年4月28日、政府主催の「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」が東京・永田町の憲政記念館で開かれた。安倍晋三首相、衆参両院議長、最高裁長官の三権の長と、天皇、皇后両陛下が出席。三権の長は式辞とあいさつを述べた。陛下のおことばはなかった。
陛下は、式典への出席を求める政府側の事前説明に対し、「その当時、沖縄の主権はまだ回復されていません」と指摘されていた。沖縄の本土復帰は1972年で、講和条約発効当時はまだ米国の占領下にあった。
宮内庁の元幹部は「歴史的な事実を述べただけだが、陛下が政府の説明に指摘を加えることは非常に珍しい」と説明する。憲法で天皇は政治的権能を持たないと規定され、天皇の国事行為は「内閣の助言と承認に基づく」とされる。式典出席などの公的行為も内閣が責任を負う。元幹部は「政府の助言には象徴天皇として従わざるを得ない。国民統合の象徴として沖縄のことを常に案じている陛下にとって、苦渋の思いだった」と打ち明ける。
陛下は皇太子時代に訪れた沖縄で火炎瓶を投げられた。関係者は「陛下は皇太子時代から沖縄問題を系統的に勉強している」と話す。陛下としては政治的な行為とならないぎりぎりの範囲で指摘したとみられる。
沖縄では式典に対する抗議集会が開かれた。野党からは、政治的見解が割れる式典への出席は天皇の政治利用だとの批判も出た。菅義偉官房長官は13年4月19日の記者会見で「沖縄を含めたわが国の未来を切り開く決意が大事という趣旨の式典だから、両陛下のご臨席は自然なことだ」と反論した。
■解散権の制約警戒
陛下はおことばを公表する直前の7月21日、恒久的な制度による退位を望む考えを学友の明石元紹(もとつぐ)氏に打ち明けている。明石氏は退位問題を担当する杉田和博官房副長官に陛下の考えを伝えたが、杉田氏の答えは「恒久法ではどうしても国会をまたがないといけないから、難しくて困りますなあ」というものだった。
官邸は一代限りの特別立法で対応する方針だ。杉田氏が「国会をまたぐ」ことを理由に皇室典範改正(恒久法)を否定するのは、法整備に時間がかかれば、首相の解散権を制約しかねないという懸念があるためだ。
官邸と宮内庁で食い違うのは退位問題に限ったことではない。安倍政権では13年9月にあった五輪招致に関わる国際オリンピック委員会(IOC)総会への高円宮妃久子さまの出席を巡って、菅官房長官と風岡典之宮内庁長官が激しくやりあった。風岡長官が記者会見で「天皇、皇后両陛下もご案じになっているのではないか」と出席を要請した官邸を批判。菅氏は記者会見で「両陛下の思いを推測して言及したことは非常に違和感を感じる」と反論した。
官邸は宮内庁が「陛下の意向」を盾に異を唱えることに敏感に反応する。選挙という民主主義の手続きを経ている首相の行為が、そうした手続きを経ない「陛下の意向」によって制約されることへの警戒感がある。
今年の春、皇居・乾通りの一般公開を巡っても、官邸と宮内庁は対立した。観光戦略で国有施設の一般公開を進める菅氏は、16年春、公開期間を5日間から10日間に拡大するよう宮内庁に打診。しかし同庁は「例年通りしかできない」と拒否した。菅氏が再度要請し、同庁は妥協案として1週間の公開をのんだ。ただし桜の開花時期が遅れたためさらに3日間延長し、結局は10日間公開した。
■宮内庁長官を更迭
官邸幹部は「陛下の意向を持ち出して、できないという宮内庁はおかしい組織だ」と怒る。この時期、退位問題はすでに官邸に正式に伝えられていた。退位問題を背景に、主導権がどちらにあるかは譲れない問題になっていた。
風岡長官は来年3月まで務めるとみられていたが、9月に退官した。宮内庁次長が長官となり、次長ポストには内閣危機管理監の西村泰彦氏が送り込まれた。官邸と宮内庁の双方を経験したある官僚は「風岡さんは官邸とうまくやりとりができず更迭された」と語る。
毎日新聞は12月、明石氏の証言を基に、恒久的な制度を望む陛下の考えを報じた。政府関係者は「政府内では宮内庁が陛下の意向を使って陰謀をたくらんだことになっている」と話す。宮内庁関係者は「官邸は西村さんを次長に送り込んだのに、宮内庁がまた『陛下の意向』を使って仕掛けてきたと考えている。風岡さんに続いて誰かが更迭される話が飛び交っている」と語った。
明仁天皇は6年前・77歳の折り、既に「退位の意向」を表明されている!! "皇室:憲法と歩む− 風岡宮内庁長官: 天皇おことば案、昨秋官邸に提示するも、安倍側・昨年末公表見送り" https://t.co/lOCY7FLr1C
— 天道翔, AKIRA TENDO (@akiradavid) 2016年12月23日
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— 風 (@huu22) 2016年12月23日
天皇陛下の退位の意向がにじむおことばについて、誕生日に合わせた記者会見での公表を打診したが、官邸との調整がつかず、公表が見送られた。
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宮内庁幹部は「小泉(純一郎)さんと安倍さんでは状況が違う」と述べ、安倍政権との関係が背景にあったと示唆した。
官邸の衆参同日選の思惑で「おことば」公表見送りって、一般紙では初出か?
— ナナシ=ロボ (@robo7c7c) 2016年12月23日
考・皇室:憲法と歩む/1
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"原案は、象徴としての公務をどのように考えるかが記され、そうした公務は天皇しかできないため公務ができなくなれば退位するという内容"
— 田中一郎/名無しの編集総務さん (@ralutake) 2016年12月23日
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10年に天皇陛下が意向を示していたが、「安倍晋三首相の支持層につぶされてしまうことを恐れ、正面から持ち込めなかったのだろう」。非常に読み応えのある記事です。
— 梅村 直承 (@nao2men) 2016年12月24日
宮内庁長官 おことば案、昨秋官邸に 昨年末公表見送り - 毎日新聞 https://t.co/ri7n14wGcU
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— 風 (@huu22) 2016年12月23日
「政府の助言には象徴天皇として従わざるを得ない。国民統合の象徴として沖縄のことを常に案じている陛下にとって、苦渋の思いだった」
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