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安倍首相が目指すのは「領土返還」より「平和条約」だ
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/12/21/post-5803/
21Dec2016 天木直人のブログ
私は今度の安倍・プーチン首脳会談の評価に関し、安倍首相は「領土返還」交渉の失敗を見事に逆手にとって、「領土問題」を棚上げして(あきらめて)、未来志向の「日ロ平和条約締結」に舵を切ったと書い
た。
ものの見事に安倍首相自らがその事を証明してくれた。
きのう12月20日、安倍首相は都内で講演し、来年早期に訪ロして平和条約交渉を加速すると語ったという。
きょう12月21日の各紙が一斉にこれを報じている。
私は安倍首相のこれからの外交の最大の関心事は、この日ロ平和条約締結であると断言する。
なぜか。
他のすべての外交はうまく行かないが、この日ロ平和条約締結の実現だけは、領土問題さえあきらめればうまくいく可能性があるからだ。
そして日ロ条約締結こそ、歴史に残る戦後最大の外交偉業であるからだ。
祖父岸信介も、父安倍晋太郎も、やろうとしてかなわなかった悲願であるからだ。
そういう私の考えとまったく同じ考えを新聞紙上で堂々と語った人物がいる。
その人物は北海道大学名誉教授の木村汎氏である。
きょう12月21日の産経新聞「正論」で語っている。
この正論は国民必読だ。
木村教授は次のように締めくくっている。
「 過去を納得いく形で決着させないでいくら未来を構築しようと欲しても、両国は決して真の友好関係へと発展しえない」と。
この最後の見立てだけは、私は木村教授と違った意見だ。
歴史認識に無知だからこそ何でもできるのだ。
そしてロシアに限らず、どの国とも共存共栄することは正しい事だから世論は歓迎する。
私も歓迎する。
安倍首相は日ロ平和条約締結という歴史的大事業を行うだろう。
私が安倍首相ならそれを今後の外交の最優先とする(了)
◇
<安倍首相>早期のロシア訪問に意欲 プーチン氏と再会談も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161220-00000091-mai-pol
毎日新聞 12/20(火) 20:04配信
安倍晋三首相は20日、東京都内で講演し、「来年の早い時期にロシアを訪問し、関係改善への機運を一層加速していきたい」と述べ、プーチン大統領との早期の再会談に意欲を示した。
15、16日の日露首脳会談で合意した北方領土での共同経済活動の交渉開始に関し首相は「実現すれば経済活動に携わる日本人は島を何度も訪問し、駐在員は島に住むことになる」との展望を示し、「相互理解と信頼が深まれば、北方四島を対立ではなく共存の島にすることができる」と述べた。8項目の経済協力プランについても「時間がかかる道のりのように見えて、実は平和条約締結への近道になる」と意義を強調。「今回の成果を大きな出発点として、平和条約交渉を一歩一歩確実に前へ進めていきたい」と意気込みを示した。
また、首相は「解散の2文字は全く頭にない」と改めて述べた。その一方で、20日の今年最後の自民党役員会で「年末年始はゆっくり休んで静養していただきたい。来年はまた常在戦場。これを忘れずに緊張感を持ってほしい」とあいさつしたことを講演で紹介し、来年中の解散には含みを持たせた。【真野敏幸】
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