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2016年12月19日 「ジャーナリスト同盟」通信
<オスプレイ飛行再開にNO>
池田勇人が創設した保守本流派閥の宏池会の主となった岸田は、ひ弱な二世議員で知られている。外交責任者のはずだが、実態は安倍・日本会議にいいように操られて、今日を迎えているが、腹の中はいつも苦渋で煮えたぎっている。そんな岸田が、二階に次いで、珍しく勇気を出した。ワシントンの変化を感じたのかも知れないが、米軍からの、墜落したオスプレイの飛行再開に対して、公然と「,受け入れられない・NO」との意思表示をして波紋を投げかけている。
<ワシントンの属国は本当だった>
それにしても、ワシントンの横暴な対応は、日本独立を否定している何よりの証拠である。
オスプレイは明らかに墜落した欠陥機である。それでいて、日本に大量に売却することが決まっている。まだ名護市の海外に墜落したばかりだ。明白に不良・欠陥機であることが証明された。
それでいて、地元知事の視察にも、現場に近寄らせない。米機にも治外法権を与えているつもりなのだ。まさに日本に対しての態度は、属国扱いもいいところである。あまりにも舐められている日本政府である。
たとえ安倍・日本会議を「ワシントンのポチ」だとしても、国際法上、日本は独立国である。
主権者は1億2000万人の日本国民であって、安倍・自公内閣ではない。同内閣は日本国憲法に違反する政権で、正当性を欠いているものの、そうだとしてもワシントンは、自由民主の国を標榜する国だ。オスプレイ飛行再開を19日と決めて、それを押し付けることなど失礼千万であろう。
岸田の対応は、珍しく初めての正論である。日本国民が支持している。
<呑舟魚支流不泳>
この岸田の意思表示は、政局とも関係している。
この機会に保守本流のスタンスを知らせたいと思う。「呑舟の大魚は支流に泳がない」のである。この言葉を愛したのは、保守本流の元祖である吉田茂である。支流とは、岸信介や中曽根康弘ら戦前の国家主義者を指している。今の安倍・日本会議の右翼を指している。
吉田の忠臣・保利茂は「連中はカンナクズのようなもので、マッチ1本ですぐに燃え尽きる」と喝破していたものだ。吉田の信念は、池田勇人・大平正芳・鈴木善幸・宮澤喜一・加藤紘一へと継承、その政治的伝統は岸田にも伝わっている。
<宏池会は決起せよ>
中国の台頭を恐れるあまり、これを封じ込めようと、ワシントンに誘いかけての安倍・日本会議の目論見は、ことごとく潰えた。ASEANは言うまでもなく、欧州・モスクワ・ワシントンからも総すかんを食ってしまったことは、外交責任者であれば、よくよく承知のはずである。
公明党の一部も内部からの突き上げで、多少、変化を見せてきている。日ソ外交の破たんもあって、二階も石破も反安倍とみていい。
日本経済は、世界の巨大市場である中国を除外して成立することはない。欧米もしかりである。安倍の博打経済は、カジノ強行で見事に崩壊してしまったことを裏付けている。極右外交を排して、経済重視の路線へと舵を切るべきだ。宏池会の決起を強く促そうと思う。
2016年12月19日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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