http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/746.html
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「この外交的な失策はむしろ安倍政権の延命に利するのではないかと…(鬱):toriiyoshiki氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/21317.html
2016/12/19 晴耕雨読
https://twitter.com/toriiyoshiki
「率直かつ突っ込んだ議論」ねw…わざわざ通訳をする必要もなさそうだな。https://t.co/9ffJoGtL7w
トランプとプーチンは米露両国による世界の分割統治の再現を夢見る点において一致していると思う。
超大国の夢よ、もう一度だ。
そうした二人にとって、安倍首相は対等のパートナーではない。
外交センスがなく、金払いもいい、言わば「チョロい奴」である。
適度に中国に吠えつく番犬としても使える。
日本に下手に骨のある指導者でも登場しようものなら、米露両国にとってはやりにくくてしょうがない。
だから、トランプとプーチンは安倍氏に利用価値がある限りは支えるだろうというのがぼくの観測。
ゆえに安倍政権は安泰である。
国民が眠ったままでいてくれさえすれば…。
日露首脳会談のニュースを見ながらそんなことを考えた。
この外交的な失策はむしろ安倍政権の延命に利するのではないかと…(鬱)。
ETV特集「今よみがえるアイヌの言霊」を見た。
テーマを網羅的に扱った「入門編」という印象を受けた。
「いわゆる開拓」と表現するなど、きちんと配慮すべきは配慮しているが。
…このテーマで両手両足の指では数えられないくらいの番組を作ってきた人間としては、もう一歩進めて欲しかったとは思う。
とはいえ、「アイヌ民族なんていない」などと時計の針を40年以上も巻き戻すような言説をなす輩がいたり、果ては「在日なりすまし利権」などの妄想を語って憚らない連中が跋扈する世相を鑑みれば、一歩も進んでいないとしてもやるだけの意味はあったとも思う。
作り手としては甚だ残念なことではあるが、テレビの番組はオンエアされた次の瞬間には片っ端から忘れ去られていく宿命にある。
偶々見てくださった人の心に何かを残し得たとすれば幸せだと思わなければならない。
だとすれば、例え一歩も進んでいなくとも、若い世代が後を引き継いでくれることが重要だ。
若い世代といっても、今夜のETV特集を担当した桑田君も既に五十をまわっているはず。
彼がやれるところまでやって、次の世代にバトンを引き継げばいいのだ。
テレビという、「蓄積」が期待できない、ある意味で未熟なメディアにおいては、常に一からのスタートであってもやらないよりは断じていい。
貝澤アレクアイヌさん(萱野茂さんの御父君)の知里真志保に語りかける録音は今回修復されたレコード以外にも音源があるはずで、ぼくは確かに聴いている。
声が聞こえた瞬間にそれと判ったのだから間違いない。
そうした基礎資料の整理さえきちんと行われてこなかったのがアイヌ文化をめぐる現実である。
そうした不作為による民族資料散逸の責任の一端はNHKにあり、研究者にもあり、この問題に徹底して関わりきれなかったぼく自身にもある。
だから、今夜の番組はいささか胸に痛かった。
放送局は番組を出してしまえばそれで終わり。
研究者も論文を書いてしまえばそれで終わりという「無責任」さは拭えなかったと思う。
戦後すぐのことであれば、そうした民族の貴重な記録をアイヌの人たちに返していくという意識がなかったとしても責められないとは思うが。
アイヌ音楽の音源収集の中心になったT氏が現場で書いたノートが残っていて、ぼくが音源の整理に当たるとき(1997年頃)それと録音を照合させていったが、現地のアイヌの人たちに聞いてもらったところ、演者が間違ってメモされていたところが散見された。
録音後にきちんと確認してなかったんだね。
その間違いが何十年もそのままに放置され、それが記録として残されたことに暗澹とした。
ぼくは現地の人たちの証言をもとに記録を修正しようとしたが、協力をいただいていた研究者の方はT先生のノートの記述を優先すべきとの見解だった。
正直、理解できなかった。
1990年代後半には演者の肉親や近所の人で声をよく知る人がまだ健在だったので、かろうじて修正が可能だった。
いまではそれも難しいだろう。
当時ですら、既にアイヌの人たちが(少なくとも集団としては)いなくなって、記録の確認をしようもない町村もあった。
だから不作為の責任を感じるのである。
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