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日露平和条約の推進を嫌い、非難する 軍事国家:中国の「赤い皇帝」習近平
■ 中国が日露首脳会談を警戒・非難 中国大本営発表 中国が日露平和条約推進を嫌う
『中国国営新華社通信は日ロ会談に関する論評で「安倍首相はロシアを抱き込み、中国に対する包囲網を強化したい考えだが、中ロ関係の土台を揺るがすのは難しく、もくろみは期待外れとなる」と反発。
その上で「(安倍氏の)私益だけを求めた自分勝手な外交思考は、日本が隣国からの信頼を得ることを間違いなく困難にする。ただの一方的な妄想だ」と批判した。』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016121600727&g=pol
以上の通り「中国国営新華社通信」、すなわち中国大本営が日露首脳会談の成功について、非難・警戒する声明を公表しました。
日露合意を見ればわかる通り日露合意の重要ポイントは、
@ 日露平和条約の締結を目指す
A そのための両国の信頼醸成のために、北方4島で民間による「共同経済活動」を行う
別に中国をどうこうするとかを合意したわけでもない。
日露平和条約を目指すと合意しただけ。
これはすなわち、日露平和条約の締結は中国にとって好ましくないのだという事実が見て取れます。
■ 中国が嫌がるということは 日本の安全保障にとって日露合意は大成功であることを意味する
下記は長谷川幸洋(東京新聞 論説副主幹)の主張であり、日露会談が成功か否かは、中国の焦り具合で判断できると説明しています。
『私はあくまで日ロ関係が前進するかどうかに注目する。
前進したかどうかは、中国の反応を見るのが正しいかもしれない。
彼らが日ロの会談結果を批判するようなら、それは中国が孤立化の懸念を強めている証拠にほかならないだろう。
それは日本の勝利であり、会談の成功である。』
『「平和な日本でありたい」と願っても、他国が侵略してきたら日本の平和は維持できない。実際に北朝鮮はことし日本海に21発のミサイルを発射した。中国は軍艦まで動員して尖閣諸島を脅かしている。韓国も竹島を実力で占拠している。
こういう現実の中では、日本がいくら「清く正しく美しく」と願っても、言葉だけではどうにもならない。できるだけ多くの国と友好関係を深めて、中国や北朝鮮が暴発しないように抑止していく。それが日本の安全保障にとって基本軸になる。』
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50473?page=2
この長谷川幸洋の主張はもっともです。
東アジアの平和にとって脅威なのは、南シナ海を軍事侵略し、尖閣諸島はおろか沖縄本島まで日本の領土ではないと主張する中国です。
アジアの先軍国家・軍事国家として図に乗っているともいえる。
その中国の軍事暴走を抑えることこそが東アジアの平和維持にとっては重要であり、日露の安全保障での連携はそのための重要なポイントなのです。
つまり軍事侵略国家:中国が軍事的に動きにくくなる、つまり中国が安全保障上嫌がるようであれば、今回の日露合意は大成功だといえる。
そして軍事国家中国の「赤い皇帝」習近平は、前記の通り今回の日露合意、日露平和条約推進を大きく非難・警戒している。
つまりこの事実こそが、日露首脳会談が大成功であった証であるわけです。
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