http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/410.html
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http://31634308.at.webry.info/201612/article_11.html
2016/12/11 21:24
ドイツのことを考えると、実に日本と共通部分がある。ドイツは同じように小国でありながら、日本と同様に当時のソ連と闘った。また日・独・伊・3国同盟を結び、米国を頭とする連合軍と闘って敗けた。その後は、敗戦国として工業立国としての道を進み、見事に日本と双璧をなす国になった。
ここまでは同じだが、ドイツは日本と違う道を歩んでいる。米国を主体とする連合軍に負けながら、ドイツ国内には、日本のような地位協定に守られた基地はない。一方、日本は原子爆弾を2発も落とされたにも関わらず、米軍基地は今後将来に亘って返還されるような気配はない。
ドイツは、メルケル氏という有能な首相を迎えて、政治面でも日本と一線を画している。メルケル首相は福島原発事故を見て、原発全廃を決意した。今や、ドイツの電力は30%以上が風力、太陽光などの再生可能なエネルギーである。片や日本は、原発廃炉で21兆円、その負担を再生可能電力の会社にまで負担させ、日本を原発漬けにしようとしている。
そのメルケル首相が、トランプ次期米大統領に電話で 「血統、肌の色、宗教、性別、性的指向、政治的立場に左右されず、民主主義、自由、人権と、人の尊厳への敬意という価値観の共有に基づき、トランプ次期米大統領との緊密な協力を申し出た」という。安倍首相が、こんなことを言えるなどと想像も出来ない。
一方、トランプ氏が大統領になることがわかって、オバマ大統領がいるのに、大慌てで機嫌取りにノコノコと出かけた安倍首相は、大違いである。そのツケで、真珠湾への慰霊に出かける。
一国の首相が変われば、国は大きく変えることが出来る査証である。日本が失われた10年にならないように、そろそろ国民は目を醒ましてほしい。
メルケル氏が切った啖呵
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2016120702000139.html
2016年12月7日
よく先進七カ国(G7)などの間で「価値観を共有する」という言葉が使われる。「共有しない」側には、北朝鮮はもちろん、最近では、中国やロシアも属するとされることが多いようだ。どういう価値観なのだろうか。
「血統、肌の色、宗教、性別、性的指向、政治的立場に左右されず、民主主義、自由、人権と、人の尊厳への敬意という価値観の共有に基づき、トランプ次期米大統領との緊密な協力を申し出たい」
ドイツのメルケル首相は、トランプ氏にかけたお祝いの電話でこう述べた。オバマ大統領とは一致できていた価値観を今後も共有できなければ、米国に対してといえどもお付き合いお断りということだ。ミュンヘン在住のジャーナリスト熊谷徹氏は、トランプ氏への「毒矢」と評した。安倍首相がいち早くトランプ氏に会いに行ったことと比較すると、メルケル氏の強い姿勢はいっそう際立つ。
戦後ドイツの国是は、ナチスを繰り返さないことに尽きる。その根本を支える価値観が、メルケル氏が毒矢に塗り込んだ、差別への強い嫌悪と人道主義だ。
トランプ氏はこの価値観に反する発言を繰り返していた。メルケル氏が切った啖呵(たんか)にどう反応するのか。波紋は、価値観共有を目指してきた欧州、さらにはG7へと広がり、共有しない側も巻き込んで、世界秩序を揺るがしかねない。 (熊倉逸男)
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