http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/239.html
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【東京新聞朝刊/特報】ウティナン君訴訟、控訴棄却/それでも日本にいたい
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/e5dd81cc97d409d007144bbb8b4fb557
2016年12月07日 のんきに介護
弁護士ドットコムに
「「とても悔しい」日本で生まれ育ったタイ人少年「退去処分」取消し請求、二審も棄却」
と題した
こんな記事が掲載されていた。
12/6(火) 15:23配信 だ。
――不法滞在のタイ人の母親のもと、日本で生まれ育った山梨県甲府市の高校2年生、ウォン・ウティナン君(16)が、入国管理局による退去強制処分の取消しを求めた訴訟の控訴審判決が12月6日、東京高裁であった。小林昭彦裁判長は原告側の請求を棄却する判決を言い渡した。
判決後、会見を開いた原告代理人は「不当判決」としながらも、「最高裁に上告するかどうか、現時点で結論が出ていない」と述べた。
ウティナン君は2000年、不法滞在のタイ人の母親のもと、甲府市で生まれた。小学校には通わなかったが、外国人支援団体から学習支援を受けて学力が向上。2013年から市立中学校に編入した。努力をつづけて、同級生と良好な関係を保てるようになったという。
その後、出生に関する書類や生活環境などが整ったことから、母親は2013年、東京入国管理局に在留特別許可を申請した。ところが、2014年に退去強制処分を受けたため、2015年に国を相手取り、処分の取消しを求めて東京地裁に提訴した。今年6月の一審判決は原告側の請求を棄却していた。
控訴審で、東京高裁の小林昭彦裁判長は「在留特別許可を与えなかった判断は、社会通念上著しく妥当性が欠くといえず、裁量権の逸脱にあたらない」などと判断した。
●ウティナン君「いまこの状況で考えられない」
判決後、ウティナン君と代理人が東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見を開いた。ウティナン君は「今後については、いまこの状況で考えられません。甲府に帰って少し気持ちを落ち着かせて考えたい。日本にいたいです」「とても悔しいです」と言葉少なく、ショックを受けた様子で話した。
原告代理人をつとめる児玉晃一弁護士は「不当判決というしかありません」としたうえで、「判決直後に、本人と話して、最高裁まで争うかは、現時点で結論が出ていない。裁判は、(ウティナン君が)日本に滞在するための手段なので、本人と支援者と話し合って決めたい」と説明した。強制退去処分について、再審申請することも模索するという。
この日午後に開かれた法廷には、ウティナン君の支援者などが詰めかけて、傍聴席は満席になった。国側の代理人は姿を見せなかった。「原告の請求を棄却する」という短い主文が読み上げられると、「なんで?」「ひどい!」「恥を知れ!」といった声が傍聴席であがっていた。—―
☆ 記事URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161206-00005435-bengocom-soci
このニュースに関して、
安田浩一@yasudakoichiさんのツイート。
-—判決後、ウティナン君に声をかけることができなかった。言葉が見つからなかった。司法は「日本から出て行け」と言ってるのだ。16歳の少年は、それをどう聞いただろうか。この国に何を思っただろうか。会見でも「今はまだ何も考えられない」と短く答えただけだった。しかしまだ終わったわけではない。〔16:04 - 2016年12月6日 〕—―
転載元:橋本 至@kid75さんのツイート〔21:42 - 2016年12月6日 〕
今朝、
東京新聞が記事で取り上げたようだ。
もうれつ先生@discusao さんが報告してくれていた。
――【東京新聞朝刊/特報】ウティナン君訴訟、控訴棄却/それでも日本にいたい
(佐藤大、SSは本紙記事部分)
個人がこういうニュースを読んで彼にシンパシーを感じるのはたいせつなことだけど、国、法務省の公的な判断がシステムとしての指針でなく恩情(=シンパシー)に委ねられているのは問題だ。〔7:57 - 2016年12月7日 〕—―
- 退去強制取り消し訴訟 タイ少年在留、控訴審も認めず(ガイドラインも地裁意見もなぜか無視!?) 戦争とはこういう物 2016/12/08 09:55:05
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