2016年12月2日(金) 目標総達成を真正面に、全支部の「大運動」に発展させ、党勢拡大の飛躍を月初めからつくりだそう 2016年12月1日 「党勢拡大大運動」推進本部 政府・与党は、TPP(環太平洋連携協定)承認案・関連法案と「年金カット法案」の成立のため、会期延長を強行しました。国民の世論と運動が、安倍政権を追い詰めるなかで、まともに説明できないまま、強行採決が繰り返されています。いま、安倍政権打倒へたたかいを発展させるとともに、草の根で国民と結びつく強く大きな党をつくることが、野党と市民、国民の共同をすすめるうえで最大の貢献であり、「大運動」目標総達成がいよいよ切実に求められます。 第27回党大会まで1カ月半、今週末から地区党会議が始まり、今月中にすべての地区と大半の都道府県が党会議を開きます。党大会決議案の練り上げと「大運動」目標総達成の「二つの大仕事」をやり遂げる、12月は勝負の月です。 11月、党員拡大は1051人と今年初めて1千人を超えました。10人以上の党員を迎えた地区は、自ら掲げた目標を突破した大阪府堺地区(50人目標で55人)、兵庫県東灘・灘・中央地区(10人目標で15人)など15地区です。「しんぶん赤旗」読者拡大は、43都道府県が日刊紙、日曜版ともに前進し、増勢幅をさらに広げ、3カ月連続前進となりました。 大会決議案が支部と党員に確信と展望を与え、「支部が主役」の「大運動」を広げ、党建設でも「やればできる」経験が各地で生まれています。一方で、党員拡大は16地区が11月入党ゼロ、「赤旗」読者でも「大運動」通算で後退する県・地区を残しています。 目標達成への飛躍には至っていないものの、党勢拡大でエンジンがかかり、全党的に明らかに前進への流れがうまれています。この12月、「大運動」目標総達成を真正面に、全支部の「大運動」に発展させ、月初めから党勢拡大を飛躍させましょう。 みんなで背負えば荷は軽い、一挙に目標達成はできる 「大会決議案は宝石箱。何度読み返しても新しい発見がある」――大会決議案と第7回中央委員会総会特別決議は、都道府県・地区役員と議員の9割以上、支部長の7割が読了し、自らの感動や感想を語って全党員読了の推進力となっています。支部総会にむけて、長く活動できていなかった党員に届けたところ、読了し総会参加や党費納入が広がるなど、支部の活力を高めています。支部総会で討議したその場から「安倍政権打倒へ強く大きな党を」「世代的継承へ、つながりに働きかけよう」と入党や「赤旗」購読の訴えに立ち上がっています。大会決議案と特別決議の討議・読了の到達点は、「大運動」目標達成の土台を築いています。 「大運動」成功のカギは、すべての支部・グループが「大運動」に参加することです。一つひとつの支部・グループが、「1人の党員、1人の日刊紙読者、5〜6人の日曜版読者」を増やせば、「大運動」目標は達成できる――みんなで背負えば荷は軽いし、一挙に目標達成はできます。 11月に目標達成や飛躍をつくりだした地区機関が努力していることは、決議案を繰り返し討議し、「大運動」の政治的意義を意思統一し、目標達成の決意と構えをつくり、「大運動」推進の基準は目標達成を正面にすえた活動との見地で具体化・実践を広げていることです。日々の目標達成にふさわしい活動(行動)計画を事前に掌握し、段取りと手だてをとりきろうと、(1)党員拡大は、目標の数倍の対象をあげ、誰がいつどこで誰に働きかけるかを決める。「集い」や演説会を重視し、事前の分担と準備、事後の働きかけの段取りをとる、(2)読者拡大は、結びつきを生かし、目標達成に必要な名簿を準備し、行動を具体化する、(3)大会決議案、綱領パンフレット、党創立94周年記念講演DVD、入党のよびかけ、「赤旗」見本紙、購読申し込みはがきを思い切って活用する――など推進しています。 大会決議案と特別決議を一刻も早く全支部、全党員のものにすることを土台に、こうした党勢拡大の“定石”をうちつくすならば、どの党機関、どの支部も、目標達成は可能です。 選挙のような臨戦態勢――毎日行動・毎日成果へ 12月のとりくみは、第27回党大会成功に直結します。支部総会を結節点に、全党員に大会決議案を届け、全員読了をすすめましょう。大会決議案を読み、討議した支部と党員は、「自分も党大会成功に貢献したい」「私たちの『大運動』を成功させたい」との思いを強めています。どの党員でも、「しんぶん赤旗」の紙面を活用して購読をよびかけることはできます。自らの初心、政治を変えたいという熱い思いを自分の言葉で語り、入党のよびかけにふみだすこともできます。 新しい党員と読者を増やして支部総会を迎え、とりくみを交流し、支部の「大運動」目標総達成へ、みんなが参加する「大運動」へ実践を広げましょう。支部総会、都道府県・地区党会議を跳躍台にして、「大運動」の飛躍をつくりましょう。地区党会議、県党会議代議員が実践の先頭に立ちましょう。迎えた新入党員全員の新入党員教育を修了し、党費を納入し、「党生活確立の3原則」にもとづく党生活を確立できるようにしましょう。 党機関、議員団が、けん引車の役割を発揮するときです。党機関とその長がやり抜く構えを固め、目標達成にふさわしい、日々の支部と党員の活動を組織するリーダーシップの発揮が求められています。選挙の時のように、人材を集め、みんなの知恵と力を結集して最高の臨戦態勢をつくり、たまり場・センターに集まり、毎日行動・毎日成果へ、一日一日が勝負と気概を発揮して奮闘を広げましょう。 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-12-02/2016120204_01_0.html
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