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評価の定まらないトランプに迎合するのはまだはやい
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17Nov2016 天木直人のブログ
安倍首相が世界の首脳にさきがけてトランプ氏と17日に会談する。
それはいいだろう。
しかし、そこで迎合するのは、まだ早い。
トランプ氏の勝利は、既存の権力構造とそれを擁護する大手メディアに一泡吹かせた。
その意味で、トランプ氏の勝利は世の中を変えたいと願う者たちに、期待を抱かせた。
そこまではいい。
問題はそのあとだ。
彼に正い政治ができるのか。
忘れてはいけないことがある。
それはトランプ氏が大統領選で発言した暴言の数々だ。
あれは選挙対策のパフォーマンスだ、大統領になれば現実的になる。
そう期待を込めて言うのは簡単だ。
しかし、トランプという人物が変わるわけではない。
変わればたちどころにトランプでなくなる。
トランプを支持した者たちの反乱が起きる。
要するに、すべての評価はこれからなのだ。
そして、不確実性は、これからも長く続く。
最悪の場合は米国が分裂し、世界が不安定になる。
民主主義の限界が露呈され、世界はあらたな価値を求めて混乱することになる。
行き着く先が戦争かもしれない。
これこそが本当の意味でのトランプショックに違いない。
私がオバマ大統領に失望したのは、大統領になる直前に起きたイスラエルのガザ攻撃を全面的に支持したからだ。
首席補佐官にラーム・エマニュエルというユダヤ系人物を任命した事にも失望させられた。
そしてトランプ氏もまた、誰よりもイスラエルとの関係を重視することがあきらかになった。
ジュリアーニとかボルトンとか、好戦的な保守で、外交・安全保障政策を固めようとしている。
好戦的な上に、人権無視の差別主義者なら、ヒラリーよりはるかに悪い。
繰り返して言う。
安倍首相はトランプ氏に会うのはいい。
しかし、そこでトランプに迎合してはいけない。
ゴルフ談議でもしてトランプを値踏みすればいいのだ。
しかし安倍首相は迎合するだろう。
そして会談は成功だったと宣伝するに違いない。
安倍首相のだめなところはそこにある(了)
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