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2016年11月16日 「ジャーナリスト同盟」通信
<日本政府は米国の忠犬>
まずは米大統領当選に祝意を述べようと思う。選挙戦での内政重視と米軍撤退論は、世界の警察官を卒業したいとの意思表示ゆえに、これは人類の願望と一致する。大歓迎である。米軍基地で、散々な苦労を強いられている沖縄県との対話を急いでもらいたい。また、これまでは不動産ビジネスで生きてきたため、日米関係を御存じない?いまの日本政府は、アメリカの忠犬・ポチである、独立国と言えない日本だという現実に目を向けてもらいたい。それもこれも、米軍基地のせいだということを!
<米軍基地の広さ・世界一>
明日11月17日に日本の極右首相と面会する予定と聞いているが、おそらく日本国民が大反対しているTPP問題が中心となるはずだ。それゆえに、米軍基地の広さがどれくらいか、ここで説明しておきたい。
驚くなかれ、日本の実に14都道府県に米軍基地・施設が存在している。特に沖縄は平和の島のはずだが、1945年以来、米軍基地の島に変質、県民は70年以上にわたって、呻吟する日々を送っている。
沖縄県は日本の0・6%の広さだが、米軍基地面積は74%、231平方キロに及ぶ。
過去に大平正芳首相は「日本ほど米軍に基地を提供している国はない」とうめいたほどだ。日本における米軍基地は世界最大であろう。
<米軍のための8000億円>
これの基地提供費用を計算すると、途方もない金を日本は米国にむしり取られていることが理解できる。日本人の貧困化に貢献している。
民主主義の国?が、こんな帝国主義政策を、21世紀において強行していることが、不条理そのものである。
しかも、米兵の生活・厚生維持費などと称して、毎年8000億円も、国民の血税から支払っている。こんな国がほかにあろうか。米国民の目線でも「日本はどうかしている」と驚くだろう。
<基地内にゴルフ場>
筆者はかつて、青森県の自衛隊基地を見学したことがある。自衛隊基地と隣り合わせの米軍基地には、ゴルフ場まであった。
案内してくれた自衛隊員は、とても不満だった。
「基地内にゴルフ場」は青森県に限らないだろう。むろん、沖縄にもあるだろう。北海道は?
<時々日本人女性に性的虐待>
米ラスベガスのホテルのサウナで出くわせた海兵隊員の若者は「沖縄は一番すばらしい基地だ」と語ってくれたものだ。
その時は、沖縄の豊かな自然を誉めたものだと曲解してしまったものだ。実は、その認識は不自然で間違っていた。
ことし4月28日に20歳の島袋里奈さんが、散歩中に茂みの中で殺害された。(注、木更津レイプ殺人事件は2014年4月28日)犯人は元海兵隊員。レイプ殺人事件だった。
沖縄県の捜査関係者の機転で、素早く地元新聞に通報、日本政府のもみ消しを阻止した。沖縄は怒りで燃え滾った。極刑に処すべき事案だが、いまどうなっているのか。
米海兵隊員の「沖縄ワンダフル」は、女性レイプと関係していたのであろう。沖縄の女性を慰安婦として見ている米兵なのだ。米兵の地元女性への性的虐待は、沖縄に限らない。韓国やフィリピンなどでも起きている。
<米軍撤退はケネディも>
かつてケネディは「軍隊が外国に駐留すると、常に問題を起こす。撤退させる必要がある」と平和軍縮派の宇都宮徳馬に打ち明けていた。
カーターは韓国から米軍撤退を考えていた。外国にとって、米軍も基地もいらない。フィリピンや沖縄だけではない。
米軍駐留維持費を口実に米軍を撤退させると、世界が平和になれる。どうだろう、これが世界に貢献するアメリカ・トランプ外交安保政策にしてもらいたい。
<米軍撤退でノーベル平和賞>
「世界で最も嫌われるアメリカとアメリカ人」「それでいてアメリカ国民は、そのとばっちりで貧困化で泣いている」という現状認識したことから、大統領になれたミスタートランプではないか。
いま米軍撤退という夢を見ている日本人、特に沖縄県民は多い。
以前、テレ朝の番組に出演したさい、北野とかいうタレントと一緒になった。「日本の平和は9条にある」と発言したら、なんと北野は「日米安保のお陰」と反論してきた。こんな安保論者が、テレビを独占する日本であることに驚かされたものである。北野は大馬鹿野郎である。
オバマのノーベル平和賞に衝撃を受けた人類である。トランプに本物のノーベル平和賞を期待したい。米産軍体制に屈するな、である。
2016年11月16日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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