自民に騙されているおバカさん、真相はこうですよ 「1号機のベントをめぐる経緯は謎の部分が多い。その大きな理由はベントにいたるまでの間に免震棟や本店でかわされた会話の記録が残されていないためだ。つまり、東日本大震災が起きた3月11日午後2時46分から翌12日午後10時59分までは、現場でどのような事故対応が行われていたかを検証するための客観的な資料が残されていない、いわば「空白の32時間」となっているのだ。謎の多い1号機のベント作業を検証するうえで、このことが大きな障害となっていた。」 https://www.youtube.com/watch?v=wdao_aKwyTY 福山さん、次のように考えればベントがなぜ遅れたか、その謎がすべて埋まりますよ。
東電と自民党は蜜月の関係。事故直後、東電はまず自民党に相談したそうですから、きっと次のような状況だったのでしょう
現場吉田氏:「現場の電源が使えません。このままでは原子炉を冷却できずにベントが必要となります。」 自民党谷垣氏:「なに、ベントだと!?!?!?。ということは放射性物質を放出するということなのか?付近の住民はどうなる?」 東電本社:「住民避難が必要になります」 自民党谷垣氏:「原発は絶対に事故を起こさないんじゃなかったのか?我々は今まで100%原発は事故を起こさないということで原発政策を進めてきたんだぞ。話が違うじゃないか。ベントする前に何かできることはないのか。とにかく冷やせばいいんだろ、冷やせば」 東電本社:「そうは申されても・・・・・」 自民党谷垣氏:「現場になんとかするように伝えてくれ」 東電本社:「わかりました、現場に伝えます」 (この状況はいわゆる社会で極めて普通にある状況だ。東電のボスは自民党であったが、自民党東電の原子力ムラはそれまで原発利権という莫大な富を築いてきた。その根底にあったのは安全神話であり、その神話が事故により根底から崩されかねない場面に直面したのだ。まず利益を重視する社長の立場の自民党は、それを死守するためになんとしても原発は安全という概念を崩すことは許されなかった。利益重視のボス自民党、まず現場に住民避難を伴うベントは後回しということを伝えたのは自然の成り行きだったかもしれない。勿論、その根底に科学音痴の4文字があったからこそそのような判断を下したとも言える。ところが東工大出身の菅総理は元々は原子力ムラと言えども、ベントの必要性は誰よりも早く気付いていた。ところが東電は民主の言うことを聞かずに自民党の言うことをまず聞いてしまった。何十年という長い間、二人三脚で莫大な富を築いてきた東電と自民党の関係、そう簡単に崩れるものではなかった。) 東電本社:「おい、吉田、自民党がベントするなと言っている、なにか手を考えてくれ」 現場吉田氏;「え〜〜〜、そんなこと言われても」 東電本社:「確か緊急冷却装置があったよな。ベントの前にまずあれを使ってみたらどうだ?」 現場吉田氏:「そんな。あれはまだ一回も使ったことがないんですよ。うまく作動するかどうかわかりません」 (ここでも、安全神話を死守するあまり、それまで一回も緊急冷却装置を動かしたことがないことがあだとなる) 東電本社:「なあ吉田、お前も一緒になって原発は事故らないって言ってきただろ。ベントして住民避難にでもなればお前も非難されることになるんだぞ。」 (吉田は技術者のプライドと原発安全神話を掲げてきた責任から次の決断をする。 現場吉田氏:「ん〜・・・・・・・、わかりました、ベントの前になんとか試みてみます」 東電本社「よろしくたのんだぞ。今後の俺達の運命は吉田、お前にすべてかかってるんだからな 」
(このあたりの状況、実は下のNHKスペシャルでも語られていない。12日の午前0時にベント準備が始まる映像が流れてから、次にベント開始の映像が流れるのがなんと9時間後の午前9時だ。そして、いかにこの空白の9時間を埋めるように編集されているかがわかる。 「原発メルトダウン 危機の88時間」 https://www.youtube.com/watch?v=eLL1H6iv2sQ さらにこの時、官邸に状況を報告するはずの保安院は姿を現さなくなる。保安院は事故に怖じ気づいて逃げたという説もあったが、実はこのとき自民党、東電と事故処理について相談していたものと思われる。自民党、東電、官僚とそれまでタッグを組んで安全神話を守り原発政策を推し進め原発利権を享受してきたのだ。この放射能を原発の外に出すという彼らにとっては前代未聞の事態に遭遇したとき、当然今後の対策、つまり放射能を外にだすベントは何としても阻止しようとしたのはある意味自然の成り行きと思われる。その後、総指揮官の官邸にはベントの状況は一切報告されないこととなってしまった。官邸不在で自民党、東電、官僚が事故への対応を協議することとなる。まさにこの時、過去何十年という原子力ムラによる原子力行政の膿が集約された。原子力行政の隠蔽体質、その裏で原子力利権をむさぼる政財界、安全神話への過信。 東電本社:「おい、吉田、どうだ、うまくいきそうか?」 現場吉田氏:「中々厳しい状況です。やはりベントは必要です。これ以上ベントしないと格納容器の圧力もどんどん高まって益々ベントが困難になります」 (この時、原子炉内の圧力は規定圧力2倍にまで高まっていた。このころ官邸には東電からほとんど情報が上げられていない。官邸は東電に対して強い不信感を抱くようになる。 ただ後で菅総理が東電本店に乗り込んだ時にわかったことだが、実はこの時、東電本店では巨大スクリーンの映像によって現場の状況は逐一手に取るようにわかっていた。) 東電本社:「おい、吉田、菅総理がそちらに向かうぞ」 現場吉田氏:「え〜〜〜、何しに来るんですか?」 東電本社:「どうやらベントが遅れていることに業を煮やして確かめに行くらしい」 現場吉田氏:「で、どうすればいいんですか?」 東電本社:「いいか、今までの経緯はなんとしても伏せておいてくれよ。皆にもそう伝えておいてくれ」 現場吉田氏「わかりました」 (現場は大想定外のまさかの総理の訪問に右往左往。とにかくベントをしなかったことがバレれば大変なことになるこはわかっていた。自民党お抱えの国会事故調もこの時のことを菅総理が現場を混乱させたと言っていたが、まさにその言葉通り現場は大混乱だったのだ。後に吉田調書以外の調書が存在しないのもこのためだろう。東電と自民党の口裏合わせだけでも大変なのに、他の職員の口裏合わせまではとても不可能なのは容易に想像がつく。 まさか日本国総理が東電という一企業に訪れるようなことはないだろうとたかをくくり、状況は決してバレることはないと踏んでいた自民党、東電、保安院。しかし、まさか総理が直接現場を訪れるなんて、ベントを渋っていたことがバレてしまう。その時の自民、東電、保安院は相当あせったことと思われる。それこそ悪さをしていた高校生が先生や親にバレることを恐れて何をしていいかわからない、まさにそのような状況だったであろう。 実は菅総理は、現場がどのような状況になっているか全く情報が入ってこなかったのでそれを確かめに行くために、また被災地がどのようになっているのか視察するために東京を発つことを決めたのだが、もうベントはとっくに開始されていていたと思っていたらしい。ところが、ベントはまだ始まっていないと知った時、唖然としたそうだ。)
菅総理、現場に到着 菅総理:「なぜベントしない!!!」 現場吉田氏「え〜〜、かくしてこういう状況でベントが非常に困難な状況でして・・・・・」 (冷静を装う吉田だが、内心はビクビクしていたに違いない) 菅総理:「とにかく早くベントしてくれ」 現場吉田氏:「決死隊をつくってやります」 この後、ベントの開始準備と同時に午前9時から住民避難が始まる。もし東電がもっと早い時間にベントする気があったら、住民避難ももっと早く行われていたはずである。
そして、姿を消していた保安院もようやくこのとき姿を現し、官邸にメルトダウンの報告をする。ベントとするという決定的な状況になったので、かんねんしたのかこのときやっと姿を現したと考えられる。 結局東電は12日の午前0時から菅総理が現場に到着するまでの記録を残していない。そのこと自体もなぜそのようにしたか、上記のような状況と照らし合わせるとピッタリ当てはまる。 さらにその後、バリバリの原子力ムラ自民党広報誌3K新聞は遊覧飛行ネタなるものを報道して何としても菅の責任に擦り付けようと画策したが、これがいかに馬鹿げたネタか、容易に想像がつく。 皆が盲信している「遊覧飛行ネタ」の大矛盾点 東京から福島までおよそ300キロ。菅総理がヘリで現場に到着するまでおよそ1時間だから、10キロの非難指示が出ていたとして、この10キロの距離をヘリでかかる時間はおよそ2分。 もしこの時ベントが実施された場合、菅総理が被爆の影響を受けるとするとこの2分間が問題となる。もしベントがスタートされる時とこの2分間が重なれば問題となるが、そのような兆候は全くなかった。(ベント準備状態だったら、菅総理が近づくことはなんら問題はない) しかも現場は菅総理が現場を離れてしばらくたった午前9時から準備をスタートさせているのだ。もし準備が整ってベントをスタートできる状態だったら、菅総理が現場を離れて2分たったらすぐにスタートできたはずだ。 そもそも自民党さんが考案した遊覧飛行ネタの屁理屈だと、菅が福島に着くずっと前から(東京をでてしばらくしてすぐ)に放射線被害を受けるような言い方なんですよ。ということは避難指示の出た半径10キロよりはるか外側だ。となると避難出来てない住民がかなりの数いたはずだから、当然ベントは出来ないこととなる。菅が近づくことによりベント出来ないのではなく、住民が避難出来てないからベント出来ないということになりますね、それも福島県全域の住民が避難しなければならないほどの規模の。 つまり、菅総理が現場に近づくことでベントが妨げられたというのは、まったく筋が通らないお笑い話ということになる。 そして、なぜ自民党さんは菅総理が現場に近づくことにこれほどこだわっているのに、住民避難のことには全く言及しないんでしょうかね〜???自民党さんの理屈だと、それこそ米国が言うように半径80キロの避難こそ必要だったはずですよね〜。 なんで自民党は菅総理が現場に近づくことにあれだけやっきになったんもかかわらず、菅総理が現場を訪れるさいに通過する住民のことは一言も言及しなかったんでしょうかね〜?それこそ福島県民の命よりも安全神話を死守することのほうが大切だったんでしょうね 12日午前0時にベントを開始すると言ってから、実際にベントが行われたのは、なんと14時間後のことだ。その間の菅総理の訪問が作業に影響を及ぼしたとは考えられない。むしろ、菅総理が現場に赴き、吉田所長に大喝を入れたからこそ、午前9時からやっとベント作業が始まったと考えれるのが自然の流れだ。 このネタに国民が洗脳されているおかげで、自民党は原発責任の追及から逃れられている。自民党にとっては、遊覧飛行ネタを維持することは生命線なのだ。 タイトル:東電記録はどこへ行ったのだろう??????? まあ、自民が知っている さらに、みなが盲信している海水注入でっち上げ記事の大矛盾点 菅: そして「海水注入まで2時間もかかるのならその間に、塩の影響や、再臨界の危険があれば、ホウ酸を入れると中性子が吸収されて再臨界は起こりにくくなるはずなので、それを含めて検討しておいてください」と言って、協議の場から離れた。 から 武黒:「海水注入はどうしている?官邸がグジグジ言ってるんだよ。海水注入を止めろ」 は、どう見ても無理がある。 しかし、次のように武黒が言ったとすれば、話の筋はきちんと通る。 武黒:「海水注入はどうしている?安倍がグジグジ言ってるんだよ。海水注入を止めろ」 あるいは 武黒:「自民党の了解が取れてないので待ってくれ」 こうすれば話の筋は通ってしまう。 あの時、誰よりも原発を維持させたかったのは自民党だ。しかし、危機的な状況は現場が一番よくわかっていた。だから、間を取り持つ官僚、東電本店は板挟みとなった。しかし、官僚がいかに自民党の言いなりになり逆らえない存在か、今の森友問題を見ても明らかである。
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