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小沢 一郎「解散総選挙は1月あるべしということで,野党共闘体制を作る」
http://4472752.at.webry.info/201611/article_5.html
2016/11/09 18:14 銅のはしご
2016年11月08日(火)
定例共同記者会見
自 由 党
小沢 一郎 代表
解散総選挙。野党共闘
✑ 先日の野田幹事長との会談でも,解散総選挙は 1月あるべしということで体制を作ろうとお互いに一致しております
✑ 7条解散は,それを根拠に特別の大きな理由がないのに好き勝手に解散するのは,いかがかと。英国では任期の中で,総裁,党首,代表の任期も選挙から選挙という形で,選挙で負けたら退陣するという形になっており,成熟した民主主義,議会制民主主義の国家では,それが憲政の常道
自由党の新しいポスター 「 結集 」
✑ 「国民の生活が第一」「政治とは生活である」という基本理念は変わっていません。今の状況の中で,安倍政権はダメだ,政権を替えようという人たちが,結集する,集る,手を携える
森裕子議員。自由党所属議員として活動
✑ 彼女自身の政治的な力量が我が党や会派に大きな力になる。 ほんとうに 厳しい選挙だった参院選では4党プラス市民連合で勝利。 新潟知事選では,3党だったけれども圧勝した。各政党,党派の結集のシンボリックな具体的な人物として皆が見ている,そのシンボリックな中心の人物です
TPPなど国会の現状
✑ 山本有二農水相の辞任要求は,野党として大事な意思表示であるが,基本的にTPP法案を批准すべきかどうか。何としてもTPPの採決を阻止しようというなら,それ以外の手段を講じなければならない。その判断が,第1党である民進党の求められるところ
「1票の格差」 衆参両議院の機能
✑ 「1票の格差」衆議院においてはそのとおり当てはめて良い
✑ 二院制を採る上で,衆議院と参議院の基本的な性格の違い,機能の違いをきちんとすべき。 衆議院は,国勢調査の度に人口比例で厳密にやる。 参議院は,都道府県代表あるいは職能代表という形にする。憲法改正が根本ではあるが,憲法改正云々の前に,選挙区のあり方,選挙の仕方で,便宜的にやっていくことも可能だと思う
【2016年11月8日】小沢一郎代表・山本太郎代表 定例共同記者会見
【 会見 】
小沢 一郎 代表
ご報告申しあげます。今日の幹事会で,新潟県選出の森裕子議員が国会においても我が党,そして我が党会派と共同して一緒に頑張るということになりました。党の所属はもともと党の所属なんですけれども,皆で了承の上,これからの国会活動その他でも,一緒にやることになりました。
それから,議員の方で,これは地方議員ですけれども,新たに入党の申請をいただいてるものがあります。
まず,東京の台東区の区会議員・堀越 秀生(ほりこし ひでお)君が,自由党入党の要請をしております。大分市議会議員のスカルリーパー・A - j i (スカルリーパー・エイジ)君,プロレスリングの選手で大分の市会議員。この人が入党の申請をしております。 もちろん,了承して活動してもらうつもりでおります。以上です。
【 記者質疑 】
光文社FLASH ; 衆議院の解散総選挙にどういった見とおしをお持ちでしょうか。一説には解散風が弱まっているとも。来年秋以降になると,野党にとっては勝機が高まるとお考えでしょうか。併せて,いわゆる7条解散についての両代表のお考えを。
小沢 一郎 代表
先日の野田幹事長との会談でもお互いに,解散総選挙は1月だ,と。少なくても,あるべし,ということで体制を作ろうということで一致しております。
それ以降ちゅうことになれば,予算とおって,という話になると,都議会議員の選挙ですし,区割りの問題も多少ありますし,夏,秋以降かなということになりますが。1月あるべし,ということで進めていきたいと思います。
7条解散のことが憲法解釈論からもいろいろ議論があるんですけれども,総理の任命も天皇の国事行為ですし,解散総選挙も 天皇の国事行為で,別におかしなことはないと思いますけれども,ただ,それを根拠に特別の大きな理由がないのに好き勝手に解散するということは,いかがかなという感じがします。
いつも英国のことを言いますけれども,英国では,ほぼ任期の中で,そして総裁,党首,代表の任期も,選挙から選挙みたいな形で,選挙で負けたら退陣するという形になっておりますから,成熟した民主主義,議会制民主主義の国家では,そういうのが,まあまあ常道,憲政の常道ではないかと思います。
山本 太郎 代表
でも,2年に1回くらい解散されているんですよね。 衆議院の人は,ちゃんと仕事できるのかなって思うんですよね。ほんとに参議院で良かったと思いながらも,その7条解散,何なんだこれ,って思いますけど,過去を見てみると,23回解散しているうちの4回ぐらいしか,内閣不信任案での解散〔第69条〕がない というのを見たことあるので,まあ,そういう手をずっと使ってきたんだなっていう印象です。
THE PRESS JAPAN ; 特別会計の基本的な考え方について。小沢代表には,野党共闘の中で,特別会計というものを共闘の課題の1つとして取りあげるお気持ちはあるでしょうか。山本代表には,「希望の会」の中で特別会計についての議論はあるのでしょうか,あったのでしょうか。
小沢 一郎 代表
特別会計といっても,色んな多岐にわたっておりますから,全部「100%こうだ」というわけにはいきませんけれども,だいたいが現在ではすでに役所の別なフトコロ,別なサイフみたいな形で使われておりまして,現時点では特別会計を残していく必要性はないと,そう思います。
これは,特別会計といって取りあげるちゅうよりも,行財政改革,あるいは統治の機構の改革という中での1つであろうと思います。
山本 太郎 代表
すいません。あまり詳しく知らないんですけれども,「母屋でお粥をすすって,離れでスキヤキ」みたいな話ありましたよね。
何度か レク を受けたんですけれども,すごく複雑な説明をされて,いまだにちょっと良く分かってない状態なんですけれども。そこらへんもう少し深めていく必要もあるんだろうな,と。詳しい方,ぜひレクしに来てくださいということを,リクエストしておこうかな,ここで。
新潟日報 ; 森裕子参議院議員の,自由党所属議員としての活動について。5日に新潟で開催された拡大会議でもご本人から意思表明がありました。小沢代表も同席されたと思うが,改めて所感と,森裕子議員に対する期待感を。
小沢 一郎 代表
森裕子さんは,もともと最初の当選も自由党ですからね。そういうことも,これありの話ではありますけれども,いずれにしても彼女が私どもの陣営に参加してくれたちゅうことは,ほんとうに彼女自身の政治的な力量,それが我が党や会派に大きな力になるということは間違いないと思います。
それと同時に,やっぱり新潟で 4党 プラス 市民連合という形で,ほんとうに厳しい(参議院議員)選挙だったけれども,勝利したと。
そしてその勢いでもって,これは3党だったけれども(新潟)知事選の圧勝をした。
そのシンボリックな,中心の人物ですからね。
その彼女が今後,同じ党派の一員として活動していくちゅうことは,そういった各政党,党派の結集,ここにビラがありますけれども,結集のシンボリックな具体的な人物として皆が見ているはずですから,そういう意味でも,たいへん良いことだったろうと思います。
フリー・ジャーナリスト 田中隆作 ; 東電柏崎刈羽原発のある柏崎市の市長選挙が11月13日告示,20日投票。 私も取材に行きましたが,新潟県知事選挙と実によく似た様相になっています。森裕子選対本部長を擁して脱原発候補の知事を押しあげた自由党としては,たとえば山本太郎さんが,あるいは小沢さんが選挙の応援に入る予定はないでしょうか。
小沢 一郎 代表
私は,基本的に地方選挙は知事レヴェルまでしか干渉しません。あとは県連で対応する。僕は新潟へ行ったときも,柏崎の市長選挙は慎重かつそして大胆に頑張ろうということで,その判断は森裕子議員に皆に委ねられたように思います。
山本 太郎 代表
お呼びがかからないと行けないというのがありまして。<苦笑> 勝手に行くと票が減るだろうみたいな話もありますから。これは好みが分かれるタイプなんだろうなという部分があるので,お呼びがかかれば,スケジュールが合えば行くことができるということです。
NHK ; 野田幹事長との会談が終わったあとのぶら下がり(記者会見)の中で,候補者の調整をしていくことで一致したという話がありましたが,それ以外の部分で今後野党共闘を進める上で,小沢代表が民進党に対して求められるところがあれば。
小沢 一郎 代表
煎じつめれば候補者の調整,1本化ということになるんだけれども,それを 結果として 良い方向に持って行くためには,どうしたらいいかちゅうことを 考えなけりゃいかんと。それぞれ各党が独自で選挙戦を闘うんだということになりますと,うちも 社民党も それから共産党も,少なくても11ブロック全ブロックに1人は立てなくちゃいけないということになります。そうすると,それ全部合わせりゃ,3党競合しないように立てるとなれば,50か60になっちゃう。するとそこは事実上,調整不能ちゅうことになっちゃいます。ですから,そのことは野田幹事長に申しあげました。
調整を急ぐ,そして1本化する,それはもう大いに結構。だけどそのために,じゃあどういう体制でやるのかっていうことが,いちばんの問題だということで,野田幹事長も良く考えて,また,っていうことでした。
テレビ朝日 ; 山本(有二)農水大臣の失言などをめぐりTPPの採決が遅れ,今日の本会議にもかかっていないが,民進党などはなお山本大臣の辞任がなければ採決には応じられないと言っている。現状の国会についてのお考えを。
小沢 一郎 代表
僕は良く分からない。みんな任せてますから。あとは要は,民進党がどうするかっていうこっちゃ。
何としてもTPPの採決を阻止しようということなら,それ以外の手段を講じなけりゃならないし,まあまあ ここまで1週間ぐらい延ばしたんだからそれでいいやっちゅうような類いの話ならば,それでもう今週中に決まっちゃうし。
あとは明日の米国大統領選挙でね,現時点で2人ともTPPは,現在のTPPは賛成しないって言ってるわけで。片っ方(トランプ氏)は脱退するって言ってるし,ヒラリーさんも見直しをして修正しなきゃ,これ賛成できないって言ってるし。
そんなことを採決の直前に言われちゃあ,ちょっと敵わんわねえ,日本政府も。<笑> だから,そこはどう考えるのか。野党第1党と官邸との,やっぱ判断のあれだから,私には分からない。
読売新聞 ; 小沢代表は,山本大臣に対しての不信任決議案は,野党として出すべきだとお考えでしょうか。また,民進党など他の野党にそれを呼びかけることはお考えでしょうか。
小沢 一郎 代表
うちのほうから,どうしようって呼びかけるちゅうことはないと思いますけれども,やはり民進党自身の判断でしょう。で,それも,不信任案出して否決されちゃえば,それでお終いになっちゃうから。
しかしそれも意思表示として野党として大事だということは,もちろんですけれども,それと国会運営のやり方を,どう塩梅良くやって行くかっちゅう話なんで。一概に(不信任案を)出した方が良い,出さないほうが良いちゅう話ではなくて,基本的にこのTPP法案が,批准すべきかどうかと。 絶対阻止すべきだ という観点に立てば,やっぱり かなりの手段を講じなけりゃならんだろうし。まあまあ言うだけ言って,あとは数で仕方がないということになれば,そうなるし。そういうところの判断が,民進党の,第1党の求められるところだね。
朝日新聞 ; 「1票の格差」についての問題に関連するが,いわゆる合区,島根と鳥取をくっつけたり合区をすることで「1票の格差」を縮めようという考え方について,自由党としてはどうお考えかを。
小沢 一郎 代表
衆議院?
朝日新聞 ; 参議院のほうです。
小沢 一郎 代表
ああ,参議院。僕はもう根本的に参議院のあり方,衆議院と参議院の基本的な性格の違い,機能の違いを,きちんとすべきだと思います。それは,ある意味において,憲法改正しなきゃできないんですけれども。
ただ,憲法改正云々の前に,選挙区のあり方で,選挙区,選挙の仕方で,機能を分けることも可能だと,私は思います。
そういう形で言うと,アメリカの上院は下院より権力を持ってますが,あれは連邦でもって,人口に関係なく各州代表ということになっております。下院は,厳格に5年毎に,人口比例で(選挙を)やられます。
ですから,私は,二院制度を,参議院=上院は単なるチェック機関で良いというふうに割りきっちゃえば,また全然別になりますけれども,実質的に機能させようとおもったら,アメリカ流の上下両院,衆参の機能ということを考えたほうが良いと。
衆議院は,人口比例で厳密に,国勢調査の度にもう有無を言わさず,これは制度として人口比例でやると。それが,2倍なら2倍で,徹底しちゃうということ。
しかし,参議院は,そういう意味で,都道府県代表ちゅうことにするのか,あるいは職能代表という形にするか,それは,憲法改正が根本ではありますけれども,選挙制度や選挙の選び方でもって,そういう機能を便宜的にやっていくことも可能ですので。
私はどちらかと言えば,「1票の格差」云々ちゅうのは,衆議院においてはそのとおり当てはめて良いだろうと。
しかし,参議院においては,そういった機能別のそういうあり方をしないと,同じことをやってるから余計だっちゅうことになっちゃうわけですね。ムダだと。何のために二院あるんだ,一院でいいじゃないか,っていう話になっちゃうんで。
二院制を採るならば,参議院の機能を衆議院とはまったく変えるという形にしないと,国民の,いつまで経ってもその問題が尾を引くということになると思います。
日刊スポーツ ; (自由党の)ポスターが新しくなったが,キャッチフレーズの「結集」とした狙いについて改めて。
小沢 一郎 代表
それは,「国民の生活が第一」「政治とは生活である」という基本理念は何も変わってませんけれども,今の状況の中で,やっぱり安倍政権はNOと,ダメだと,政権を替えようという人たちが,結集する,集る,手を携える,ということが,いちばん大事で,この「結集」という言葉が良いんじゃないかということで,皆の意見でこうなりました。
光文社FLASH ; 両代表に。自民党の二階幹事長が11月2日の講演で,「東日本大震災のとき,当時の与党・民主党のセンスのなさが原因で,大変な失敗を被った」という趣旨の発言をされた。小沢代表は当時の政権の当事者として,山本代表は原発政策に精通した議員として,この「センスのなさ」あるいは「失敗を被った」という発言についてどう思われるでしょうか。
小沢 一郎 代表
私は当時,政権の当事者ではなくて,かなり遠くのほうに追いやられておりましたけれども。<苦笑>
しかし,現実に大震災についての対処法が云々という議論は,あのときからありますわね。それは何をやっても,いろいろそういうことはあるんですけれども,自民党がそういうことを言うっちゅうのは,天に唾するような話でして。
民主党も 結局 自民党の手法を超えられなかったから,大衆の支持を失ってしまったんでね。だから,自民党と同じことをやってちゃダメだっちゅうことです。
そういう意味で,彼がそういうことを言うのは,自ら天に唾する話だと,私は思いますが,他人(ひと)のことは他人(ひと)のこととして,今後我々は,ほんとうに抜本的な行政改革(を目指す)。
震災(復興対応のため)の役所を作ったけれども,復興省か,あれ 何の役にも立ってない。
かえって,窓口が 2つできちゃって。予算の流れは,全部,今までどおり各省の縦割りで流れてる。
その復興省にも陳情に行かなきゃならない。もともとの省にも陳情に行かなきゃならない。ただ二重の手間になっただけで。
日本人ちゅうのは,何かあると,メディアの諸君も含めてね,すぐ「機構作り」をしたがる。役人のポストを増やすだけでね,何にもならない,こんなことやったって。
それよりも,私は,あのときに,いちばん良い機会だから,紐付きの補助金をやめて,皆,地方に一括してやれ,と。この震災の復興期間だけでもいいから,そうやるべきじゃないかということを,ちょっと政権の外野のほうから何度か言いましたけれども,結局は今の縦割りの役人のやり方を変えることができなかった,と。言ってみればそういうことじゃないでしょうかね。
山本 太郎 代表
当時,政治の世界にいなかったんですけれど,ほんとうに当時の政権与党には言いたいことは山ほどありますけど,1つ言えることは,自民党じゃなくて良かった,ということだと思うんですよね。もっと悲惨なことになってただろうなと。
何よりもそのデタラメなエネルギー政策の破綻。それが訪れたのが3.11だったと思うんですけれども。それを,当時政権にあった民主党のせいにするっていう部分も,センスを疑いますし。それだけじゃなく,やっぱり,自民党時代の尻拭いの連続だったんだろうな,と。民主党は非常にかわいそうな状況からスタートしてるっていうふうに思うんですよね。
震災の責任までも,民主党におっ被せるというのは,ほんとうに酷い話だなと思うんですけどね。
◇ 衆院解散
7条解散
憲法第7条を根拠として,内閣総理大臣が解散権を行使した 議院解散。「内閣の助言と承認」を理由に,天皇の国事行為の一つとして実施される
憲法
第七条 【 天皇の国事行為 】
天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。
一 憲法改正、法律、政令及び条約を公布すること。
二 国会を召集すること。
三 衆議院を解散すること。
四 国会議員の総選挙の施行を公示すること。
五 国務大臣及び法律の定めるその他の官吏の任免並びに全権委任状及び大使及び公使の信任状を認証すること。
六 大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権を認証すること。
七 栄典を授与すること。
八 批准書及び法律の定めるその他の外交文書を認証すること。
九 外国の大使及び公使を接受すること。
十 儀式を行ふこと。
第六九条 【 内閣不信任決議の効果 】
内閣は、衆議院で不信任の決議案を可決し、又は信任の決議案を否決したときは、十日以内に衆議院が解散されない限り、総辞職をしなければならない。
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