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政界地獄耳 一枚岩ではなくなった自民…野党に追い風
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1735582.html
2016年11月9日9時55分 日刊スポーツ
★与野党議員に会うたびに「解散総選挙は遠のいた」という声を聴く。8日の米大統領選挙前までに衆院通過をもくろんでいたTPPの採決をめぐり“強行採決”についての農相・山本有二の相次ぐ失言と強引な採決に自民党内が混乱。野党も態度を硬化させ、与党としては4日に委員会を通過させたのにもかかわらず承認案と関連法案の衆院通過は10日以降にずれ込む。この4日の強行採決については衆院議運委員長・佐藤勉は「厳重に与党国対に注意した。こんなふうに強引に(採決に)持っていった例は今まで1回もない」と自民党に強い不快感を示した。ただ、与党国対というよりTPP筆頭理事の勇み足が混乱を招いたとする声も党内にはある。
★当初の予定通り7日委員会採決、8日本会議採決なら混乱は生じなかったはずだが、相次ぐ山本の失言で党内は翻弄(ほんろう)され、採決前にTPPを疑問視していた与党議員によって党内が動揺する。先の参院選挙では「東北の1人区惨敗はTPPへの反発」という分析が自民党議員の脳裏をよぎる。「参院選挙で取れなかった地域は衆院も苦戦する」という不安が議員心理を突く。そもそも米大統領選挙の前に挙げておくという合理性のない目標が破綻した。
★元農水省出身で自民党山形2区の衆院議員・鈴木憲和は6日、地元の会合で処分されることを覚悟の上で「もしここで賛成したら、うそつきと言われても仕方がない。自民党議員がなんでもかんでも首相・安倍晋三の言いなりではない。それを多くの人に伝えなければならないと感じている」(7日付山形新聞)と発言している。政局は一挙に流動的になる。山本の不信任の出し方にもよるが、政府・与党は11月末までの今国会会期の大幅延長も視野に入れざるを得なくなった。ただこの延長は衆院解散の口実を首相に与えかねず野党は慎重に政局を見極める方針だが、自民党が一枚岩でなくなってきている事実は野党に追い風でもある。政局が動く。(K)※敬称略
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