http://www.asyura2.com/16/senkyo215/msg/553.html
Tweet |
荷重増も工事継続 豊洲“構造計算書”記載ミスに膨らむ疑念 解除できるのか 豊洲“時限爆弾”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/193312
2016年11月6日 日刊ゲンダイ
“安全宣言”は出たが…(C)日刊ゲンダイ
本来なら工事を中断すべきだった。豊洲新市場の仲卸売場棟の安全性を証明する「構造計算書」に記載ミスが見つかった問題のことだ。4階の床面のコンクリートの厚さが一部「10ミリ」と記されていたが、実際には「150ミリ」と見込んで設計していたことが判明。そのため、現実には厚さ「150ミリ」で工事を施し、結果的に約1200トンも荷重が増していた。
それでも設計者である「日建設計」は市場問題プロジェクトチーム(PT)で「都が求める耐震強度を満たしている」と言い張り、“安全宣言”を求めているが、問題は記載ミスだけじゃない。そもそもの手続きがメチャクチャだった。
都が“消えた盛り土”の「第2次自己検証報告書」と共に公表した全293ページの「添付資料」には、11年3月から約2年分の日建設計との打ち合わせ記録が収録されている。
12年1月11日付の記録には、仲卸売場棟の実施設計についてのやりとりが記されている。発言者は不明だが〈設計荷重の増、床面積の増は、計画通知変更申請対象となり当該部分の工事が中断する〉とある。
つまり、都も日建も1000トン以上も荷重が増していれば、「工事中断もやむなし」と認識していたことがうかがえる。ところが、実際に仲卸売場棟では荷重が増しているにもかかわらず、工事が中断された形跡はなく、既に建物は出来上がっているのだ。
■忘れ去られた検査機関への「確認」
確かに建築基準法には、“抜け道”も用意されている。「構造計算書の再計算を必要としない」程度の荷重増であれば、変更申請をしなくても問題ないと規定している。ただし、「まず、変更申請すべきか否か、事前に検査機関に確認しなければならない」(東京都都市整備局建築指導課)との定めがある。となると、焦点は日建が検査機関に確認手続きを行っていたのか、どうかだ。
10月25日のPT第2回会議で、建築家の竹内昌義委員は日建にこう問うていた。
「(荷重が増していたことについて)変更申請すべきか否か、都に質問している段階なのか」
すると、日建の担当者は「まだ協議中」と返答した。いまだに協議している段階ならば、「再計算は必要なし」との確認を取らずに建物を先に完成させてしまったことになる。
ズサンな手続きの背景には「安全性より工期優先」の発想があったのではないか。改めて日建に質問したが、「担当者が不在で答えられない」とのことだった。
荷重増も工事継続 豊洲“構造計算書”記載ミスに膨らむ疑念 https://t.co/S4o8qvpxL3 #日刊ゲンダイDIGITAL
— uresy (I'm not ABE) (@uresy1st) 2016年11月5日
のらりくらりとした対応すればするほど、設計の信頼性が下がるだけでは?
稼動前に大地震が来て損壊したら...関わった会社には損害賠償請求してほしい
荷重増も工事継続 “構造計算書”記載ミスに膨らむ疑念 「日建設計」は「都が求める耐震強度を満たしている」と言い張る
— ゆき@彼氏募集中 (@backontopic) 2016年11月6日
https://t.co/nAl8VFZk7V
日刊ゲンダイ|荷重増も工事継続 豊洲“構造計算書”記載ミスに膨らむ疑念https://t.co/rVrMy1LGES
— 吉川 幸男 (@FP_Yoshikawa) 2016年11月6日
『…ズサンな手続きの背景には「安全性より工期優先」の発想があったのではないか。改めて日建に質問したが、「担当者が不在で答えられない」とのことだった。』
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK215掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。