http://www.asyura2.com/16/senkyo215/msg/283.html
Tweet |
報じられなかった安倍・ドゥテルテ秘密会談の内容
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/10/31/post-5609/
31Oct2016 天木直人のブログ
大騒ぎの中で終わったドゥテルテ比大統領の訪日だったが、メディアがまったく報じなかった会談がある。
それは公式行事がすべて終わった後で行われた、安倍首相とドゥテルテ比大統領の「オフレコ少人数会談」だ。
この会談は、訪日の成果を発表した共同記者会見の後で行われているから、如何に異例な会談であるかがわかる。
しかも70分にわたる会談だ。
そこで何が話しあわれたのか。
それについて書いた大手新聞は皆無だった。
なぜか。
そう思っていたら、きょう10月31日発売の週刊現代(11月12日号)が、ある政府関係者の話として次のように書いてる。
すなわち安倍首相とドゥテルテ比大統領はウマがあって大いに盛り上がったと。
安倍首相はまず麻薬撲滅運動を絶賛し、支持率が8割以上あるのも羨ましいと持ち上げたという。
そしてその後で、アメリカはうっとうしいかもしれないが、アジアが安定しているのはアメリカのおかげだ、米国の存在が無くなれば中国に好き勝手される。習近平と蜜月関係になろうとして朴大統領は痛い目に合ったように、中国についていくとろくなことがない、などと警告したという。
いかにも安倍首相が言いそうなことだ。
しかし、もしこんなことを本当に安倍首相がドゥテルテ比大統領に言ったとすれば、安倍首相は度し難い愚かな首相ということになる。
この発言は必ず中国に伝わる。
中国は国をあげて激怒し、安倍首相が首相でいる限り日中関係の改善は望めない。
しかし、私がこの週刊現代の記事で驚いたのは、これに対してドゥテルテ大統領が次のように弁明したと政府関係者が語っているところだ。
それをそのまま週刊現代が垂れ流しているところだ。
すなわち、自分(ドゥテルテ大統領)が反米発言するのは麻薬撲滅を批判するからだと、中国についても関係強化はあくまでも経済分野だけで、南シナ海の領有権問題では対峙していくと、安倍首相に迎合したという。
これは明らかなウソだ。
こんな事をドゥテルテ大統領が言うはずがないだろう。
政府関係者の明らかな情報操作だ。
もし本当にドゥテルテ大統領がそう言ったのなら、安倍首相は自慢げにそれを真っ先に公表していただろう。
もしそう言ったなら、間違いなく安倍首相は反論されたはずだ。
「そんな馬鹿なことを言う奴は地獄に落ちろ」、とまでは言わなかったとしても、「俺の前でそこまで米国の片棒を担ぐな、少しは中国との関係改善の努力をしたらどうだ」、と言われたに違いない。
笑ってしまったのは、長年フィリピン取材を続ける大塚智彦と名乗るジャーナリストだ。
週刊現代が垂れ流す「政府関係者発言」をうのみにして、次のように語っている。
「無節操、融通無碍で、日本からも中国からも最大限援助をせしめる。まさにドゥテルテ大統領の真骨頂です。アメリカ非難も一時的なもので、来年初に新大統領が就任したら、コロッとなびくでしょう・・・」
こんなピント外れのコメントをドゥテルテ大統領が知ったら一喝されるだろう。
「お前はそれでも長年フィリピン取材を続けているジャーナリストか。もうフィリピンに来るな!」と(了)
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK215掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。