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2016年10月29日 「ジャーナリスト同盟」通信
<日本は米国のポチ>
「フィリピンは独立国。アメリカの犬に反対する。2年以内に米軍を追い出す」と東京で明言したドゥテルテ大統領、その場面で安倍・自公内閣は、ニューヨークの国連総会第一委員会(軍縮)で「アメリカのポチ」を実践していた。マニラに着いて、核兵器禁止促進決議案に反対した、日本政府の不条理な報道に接して、強い衝撃を受けたであろう。「安倍を信用できない」と確信したはずである。
<被爆国としての責任放棄>
国連での、まともな動きを詳しく報道しなくなった日本特派員にもあきれる。筆者同様に、日本政府のあきれた対応に驚いた日本人は、昨日の時点であったろう。
日本政府の都合の悪い情報を、大きく詳しく報道しない新聞テレビである。
被爆国としての責任放棄である。自民党内から反発の声を聞かない。平和政党を宣伝してきた公明党は、すでに戦争党に衣替えしている。反発などしないだろう。
民進党はどうだったか。これも怪しい。共産党や社民党は怒りの声明を出したであろうが、新聞が報道しなかった?そうなのか。
素人のネット利用者にはわからない。
<国民の意志を代弁しない不当政権>
世界から、核兵器を廃絶することが被爆国の責任である。アメリカ大統領は、そう演説しただけで、ノーベル平和賞を手にした。今回、文学賞をもらったはずの米人音楽家のボブ・デュランは、一時姿を見せようとしなかった。そのレベルのノーベル賞なのだ。
ことによると、9条憲法に平和賞が出ないのは、ずいぶん運動したが、あるいは良かったのかも知れない。地に落ちたノーベル賞なのだろう。
それにしても、オバマはいいとしても、日本政府が国民の意志を代弁しないことに怒りを覚える。ワシントンの核兵器を擁護して、核兵器禁止の決議に反対した。許しがたい暴挙である。しかも、ワシントンのポチを演じさせられた人物が、本来はリベラル派の岸田外相である。彼への期待は、またしても奪われてしまった。
<世界から信用されない反道義国家>
今回の決議案の提案国は、メキシコやオーストリア、ブラジル、南アフリカなどである。日本が推進役のはずだが、そこに日本はいない。逃げているのである。アメリカに顔を立てているのだ。そして米英仏ロの核保有国と歩調を合わせて反対に回った。
これほど不甲斐ない不条理な国がほかにあろうか。
北朝鮮問題を口実にしようというのか。許しがたい愚挙である。結果、隣国は言うに及ばず、世界から信用されない国に堕落したことになる。
同じようなことは、小さなレベルだと、自民と公明の関係である。平和主義を放棄した後者への信頼を喪失してしまった国民は多い。いつまでも新聞テレビを、金で操れるものではない。正体を暴かれる日が必ずやってくる。
<核戦争で消える日本列島>
今のような国際情勢の下では、核戦争へと突き進む可能性を否定できない。「中国もロシアも広大だ。日本列島は消える運命にあろう。そのことが、なぜわからないのか」という外国人が急増している。
2016年10月29日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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