http://www.asyura2.com/16/senkyo215/msg/192.html
Tweet |
PTが安全宣言も…豊洲新市場でくすぶる3つの“灰色事実” 解除できるのか 豊洲“時限爆弾”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/192657
2016年10月28日 日刊ゲンダイ
卸売場棟地下空間の隙間に挟まれた発泡スチロール(下)/(C)日刊ゲンダイ
豊洲新市場は本当に「安全」と言えるのか。25日の市場問題プロジェクトチーム(PT)の第2回会議では、耐震性の問題や仲卸売場棟床の積載荷重が不足している問題について、“安全宣言”がなされ、メディアもすっかり「豊洲は安全」の大合唱だが、ちょっと待て。まだまだ、グレーな事実がくすぶっている。
■壁の隙間に発泡スチロール
25日の会議に出席した構造設計1級建築士の高野一樹氏は、地下空間を囲う土留め用の「擁壁」と基礎梁の間にナント、発泡スチロールが挟まれていることを指摘。耐震性に疑問を呈していた。
PT終了後、日建設計の常木康弘・取締役常務執行役員は報道陣に、「我々は隙間があると思っていない。土とピットは密着しており、耐震性に問題はない」と言っていたが、「50年先まで見据えた首都圏の基幹市場」(東京都中央卸売市場HPから)の壁が発泡スチロールとは……。
「発泡スチロールはコンクリートよりもずっと耐用年数が短く、頻繁にメンテナンスする必要があります。さらに、挟まれた発泡スチロールから地下水が染み出し、地下空間にたまっている可能性がある。水に触れるような環境だとさらに劣化が激しくなるので、10年ほどで取り換えなくてはならなくなるでしょう。相当に大規模な作業です」(構造設計に詳しい今川憲英・東京電機大学教授)
■日建建設「業者の相談」に我関せず
豊洲の設計を手掛けたのは日建設計だが、仲卸棟の「間口が狭い」店舗内の造作(備品の配置など)について事業者から相談を受け、工程の調整を担当するのは、実は設計中堅の「大建設計」(東京・品川区)だ。これも第2回会議まで知れ渡っていなかった事実である。
都の入札情報を見ると、大建は16年3月3日に都が発注した「豊洲市場における造作工事に係る工程調整及び承認審査支援業務委託」を約2億6000万円で受注している。なぜ建物と店舗内の造作をわざわざ別の設計事務所に発注したのか。中央卸売市場・移転調整担当部は「分けることで全体の業務を効率的に進める狙いがある」と説明する。
しかし、25日のPTで小島敏郎座長は「事業者はどちらに相談すればいいか分からず、困惑しているのではないか」と懸念。とても効率的とは言えそうにない。日建はPTで「造作相談室については契約していないので、立ち入っていない」と我関せず。まるで、「使い勝手の悪さは大建のせい」と言わんばかりの態度だった。
■地下水位は減らないまま
なかなか下がらない地下水位についても、都は「地下水管理システムが本格稼働すれば下がっていく」と言っていたが、14日の稼働以降、観測地点21カ所中5カ所で水位に変化がなく、他の箇所もせいぜい10〜20センチ下がっただけだ(25日時点)。事業者に対する補償だって「やるやる」と言いつつ、宙に浮いたまま。「移転サポート相談室」も「体制を強化する」と言いながら、人員を3人から6人に増やしただけである。
「安心、安全」への道のりは、険しいままだ。
PTが安全宣言も…豊洲新市場でくすぶる3つの“灰色事実” https://t.co/zrHUHSvKlR 25日の会議に出席した構造設計1級建築士の高野一樹氏は、地下空間を囲う土留め用の「擁壁」と基礎梁の間にナント、発泡スチロールが挟まれている事を指摘。耐震性に疑問を呈していた。
— マークん (@marktrumpet) 2016年10月27日
PTが安全宣言も…豊洲新市場でくすぶる3つの“灰色事実” https://t.co/Fd3sPbbFES #日刊ゲンダイDIGITAL←ジャーナリスト田中龍作氏の認識ではPTの設置目的自体が豊洲に移転するための検証であることには間違いなく、小島座長は豊洲移転がまず前提とのこと
— 新保吉章 (@pat052) 2016年10月28日
安全性の問題と、使い勝手や維持管理費の問題は別。ごっちゃにしてはいけない。
— 鷲羽雲國齊 (@w_unkokusai) 2016年10月28日
PTが安全宣言も…豊洲新市場でくすぶる3つの“灰色事実” https://t.co/ePX9jFAs9x #日刊ゲンダイDIGITAL
日刊ゲンダイ|PTが安全宣言も…豊洲新市場でくすぶる3つの“灰色事実”https://t.co/GioRzpiL2J
— 吉川 幸男 (@FP_Yoshikawa) 2016年10月28日
『…ちょっと待て。まだまだ、グレーな事実がくすぶっている。
■壁の隙間に発泡スチロール…
■日建建設「業者の相談」に我関せず…
■地下水位は減らないまま…』
PTが安全宣言も…豊洲新市場でくすぶる3つの“灰色事実”https://t.co/dVRa2i0Jl9
— はひもふ(脱原発に1票) (@haaaaassan) 2016年10月28日
擁壁と基礎梁の間に発泡スチロールが挟まれており、耐震性に疑問。
建物と店舗内の造作をわざわざ別の設計事務所に発注し、問題が発生した際にどちらに相談すればいいか分からず困惑、等
PTが安全宣言も…豊洲新市場でくすぶる3つの“灰色事実” | 日刊ゲンダイ
— 齋藤一弥<穏やかなレジスタンス&里山資本 (@rainasu) 2016年10月28日
■壁の隙間に発泡スチロール
豊洲の設計を手掛けたのは日建設計だが仲卸棟の「間口が狭い」店舗内の造作…工程の調整を担当するのは、実は設計中堅の「大建設計」だ https://t.co/GyfCxZGg7Y
■Bもう幕引き?(https://t.co/KsGZa8rQlZ)『PTが安全宣言も…豊洲新市場でくすぶる3つの“灰色事実”』(https://t.co/3F5IW2zsGn)/「メディアもすっかり「豊洲は安全」の大合唱だが、ちょっと待て。まだまだ、グレーな事実がくすぶっている」
— AS (@ActSludge) 2016年10月28日
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK215掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。