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民進党の蓮舫代表の現地入りに怒り心頭の神津会長(C)日刊ゲンダイ
民進党が壊滅を避けるには連合との決別しかない!!
http://79516147.at.webry.info/201610/article_219.html
2016/10/27 23:55 半歩前へU
▼「連合との決別」しか民進党の生き残る道はない!
民進党のリベラル派議員が「民進党はもう連合とは決別したほうがいい」と怒っているー。フリー記者の高野孟が日刊ゲンダイに投稿した記事を紹介する。
蓮舫が選挙戦終盤で野田佳彦の制止を振り切って現地応援に入ったことに対する連合会長の神津里季生の怒りはすさまじく、「火に油を注ぐ背信行為」と非難した。
さらに神津は2つの衆院補選でも、「野党4党首が並んで応援する映像を撮らせるな」「共産党幹部が出る集会に候補者を出すな」と野田に厳命。それが守られなかったと言って投票日の数日前に東京10区の鈴木庸介の選挙事務所から組合員を総引き揚げさせた。
民進党候補なんか「落選してもいいから共産党を遠ざけろ」という、常軌を逸した反共路線であり、自民党を喜ばせるだけの利敵行為である。
前出のリベラル派議員がこう言う。
「確かに、連合の主流を成している民間大企業の労組は、かつて共産党系の第2組合などと血で血を洗う抗争を繰り広げてきた歴史があるので、アレルギーが強いのは分からないでもない。
しかし、冷戦も終わって、共産党も柔軟化し、何とか安倍政治の流れを阻止する野党共闘をつくろうと真剣に努力をしているし、それに応えて野党第1党として主導的役割を果たす以外に民進党再生の道はないことは分かりきっている。
私だって、次期衆院選で野党協力がなければ落選する可能性が大きい。もう野田や地元の連合が何を言おうと、野党共闘の道を進むしかない」
1989年に連合が誕生した時には800万の組合員を持っていたが、今は690万人。最近も化学総連が連合離脱を決めるなど、連合そのものが全労働者の1割強を組織しているだけの、言わば“衰退産業”である。
しかも、神津自身が東大卒の新日鉄エリートサラリーマン出身であることが象徴するように、民間大企業の正規社員が中心である。自分らの特権的地位を守り賃上げを実現することに夢中。
格差・貧困問題など社会が抱える深刻な問題で闘いの先頭に立つことになど何ら関心がない。そして実際に組合員の意識調査をすれば、「一番多いのは自民党支持」で、一般的な世論調査と何ら変わりはない。
その連合をマスコミは「民進党の最大の支持基盤」という常套句で呼ぶけれども、それは全くの幻想にすぎない。
だから、野田が慌てて連合にお詫びしたりしているのは滑稽極まりないことで、民進党が壊滅を避けるには連合とさよならするしかないのである。
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