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銀座のスナックでお世辞をくれた 蓮舫との思い出と提言 溝口敦の「斬り込み時評」
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2016年10月24日 日刊ゲンダイ 文字お越し
自民党のような政策を掲げる民進党はいらない(C)日刊ゲンダイ
別に民進党の支持者でもないし、蓮舫代表のファンでもないが、最近の彼女にはもどかしさや違和感を感じる。
第一に気に入らないのが、今もって顔を見るだけで不愉快な野田佳彦を幹事長に据えたことである。政治家としての野田の軌跡はぶざまの一言に尽きるが、そんな野田を尊敬しているという蓮舫もそうとうおかしい。
「私はバリバリの保守」というだけあって、野党との選挙協力にさえ逃げ腰である。昔ながらの反共意識に凝り固まって、共産党の議員と握手することにさえ、身の毛がよだつのかもしれない。
私事にわたるが、銀座に新宿ゴールデン街から進出したスナックがあり、私も昔、そこに出入りしていた。蓮舫も村田信之氏と結婚するかしないかのころで顔を出していたし、菅直人も常連客だった。一度彼と破綻銀行への公的資金の注入について言い合いになり、しつこく食い下がっていたら、ママさんから「溝口、黙れっ!」と一喝された。彼女は一見進歩風を装いながら、世評や権威には弱いところがあった。
蓮舫と隣り合わせに座り、彼女の歯のきれいさを褒めると、お返しに蓮舫が歯を見せろといい、「溝口さんだって歯並びがいい」とお世辞をいってくれた。蓮舫の母親は「ミス資生堂」(美容部員のこと?)だったとかで、蓮舫自身は外見でそうとう得をしている。彼女の清新さの相当部分は外見からきているのかもしれない。
民主党政権になって内閣府設置の事業仕分けを手掛けた。その際、次世代スパコン開発について、仕分け人の蓮舫が「2位じゃダメなんでしょうか」と発言し、科学界で論議を呼んだが、とはいえ当時の蓮舫には清新さや明快さが感じられた。スパコン問題は別にして、私なども「いいぞ、不要事業の見直しはガンガンやれ」と思ったものである。
要するに自民党のような政策を掲げる民進党はいらないのだ。そんな政策は自民党で間に合うから社会的な需要がない。一方、民進党は単独では選挙に勝てない。菅直人や野田佳彦がすっかり信用を地に落としてしまったからだ。野党との選挙協力が必須で、その野党の中心勢力となっているのが共産なのである。
蓮舫は9条は絶対に守るといいながら、憲法審査に積極参加といったり、TPP交渉促進議員連盟に所属していたり、で、政治的にワケが分かってんかいな、と人を不安にさせている。せめて、たとえば日刊ゲンダイに政治コラムを連載している高野孟氏あたりにブレーンをやってもらったらどうか。色女がもう少し長く輝けるだろうにと思う。
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