http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/820.html
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「もちろん首相を目指します」と公言する民進党の蓮舫代表=東京都千代田区の民進党本部で2016年10月6日、根岸基弘撮影 :毎日新聞
http://yamazakikoutarou.hateblo.jp/entry/2016/10/23/%E6%B0%91%E9%80%B2%E5%85%9A%E4%BB%A3%E8%A1%A8%EF%BC%9D%E8%93%AE%E8%88%AB%E3%81%AE%E8%BF%B7%E8%A8%80%28%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%29%E3%82%92%E7%AC%91%E3%81%84%E9%A3%9B
2016-10-23 山崎行太郎ブログ『毒蛇山荘日記2』
民進党代表=蓮舫の迷言(インタビュー)を笑い飛ばす。
「民進党の言葉が国民に刺さっていない!」とか。そもそも現・民進党執行部は、語るべき「言葉」を持っているのか? たとえば、新潟知事選で争点になった原発推進派なのか?脱原発なのか?蓮舫ー野田の民進党は、それさえ優柔不断。カメレオン。原発推進派の「連合」の言いなり。国民の心に刺さるわけないだろう。(続く)
vote18インタビュー
蓮舫代表「首相を目指す 次世代につなげていく政治が必要」
http://mainichi.jp/senkyo/articles/20161021/mog/00m/010/017000c
2016年10月22日 毎日新聞 後段文字お越し
■シリーズ「日本のメルケルを探せ」第2回
日本初の女性首相に手を挙げる人がいます。民進党の蓮舫代表(48)です。リーダーとして注目される女性政治家に聞くシリーズ「日本のメルケルを探せ」第2回で、党代表として目指すところを聞きました。就任から1カ月が過ぎ、どんな言葉で若者に語りかけてくれるのでしょうか。【五十嵐英美】
−−「新世代の民進党をつくる」「安倍政権との違いを訴えていく」と、9月の代表就任会見で決意を述べました。参院代表質問(9月28日)では、アベノミクスについて首相をただしましたね。
蓮舫代表 今の日本は不安の連鎖が起きています。息苦しさみたいなものが全体を覆っている。安倍晋三首相はそれを理解していないと思います。女性の活躍、あるいは10代、20代の若者たちの将来について、リアルな問題意識を本当に持っているのか、私の中には疑問がずっとあります。世代も違うし、たぶん感覚が違うのだと思いますね。
−−民進党は7月の参院選で「人への投資」に政策転換を訴えました。
蓮舫代表 私たちは経済の好循環でなく、「安心の好循環」を目指します。人への投資こそが、日本経済を成長させるエネルギーです。
昭和30、40年代はモノを作れば売れて企業がもうかり、経済は成長したが、今は正反対。人口減少で少子高齢化、非婚化という新たな時代に入り、昔の処方箋は通じない。個人消費を動かすためにやるべき方策は金融緩和じゃなかったよね、というのが、(アベノミクスの)3年9カ月の結論です。
やるべきは、財政を確保したうえで教育や雇用、老後といった国民の不安を取り除くこと。子どもを産んで育てられるように、教育費をタダにする。不安定雇用から抜け出すことができるように、「同一労働同一賃金」を確立する。高齢者の方が安心して自分の貯蓄を使えるように、年金・介護・医療制度をしっかり安定させる。すべてのライフステージに安心を作ることで、資産を消費に回してもらうのです。
私も子どもを育てていて、買いたい物ってたくさんあります。新しい洋服や勉強道具、ICT(情報通信技術)系のものもそろえたいし、塾や習い事にも行かせたい。みんなそう思って、でも取捨選択している。この先、高校や大学でお金がかかるだろうから今は貯蓄に回そうと。コアの教育費を無料にすることで、そこを動かすことができると思う。
■18歳、19歳の思いに、私たちはもっと敏感に
−−大学生に聞くと、「奨学金の返済に不安がある」という声は多いです。
蓮舫代表 給付型や無利子の奨学金を制度化していかないと、この子たちの将来に私たちは責任が持てないと思っています。
双子の娘と息子が19歳の大学生なので、同級生が私の選挙事務所に遊びに来たり、無料通信アプリ「LINE(ライン)」などのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)でやり取りしたりします。そこでリアルに思ったのは、奨学金も、あるいは待機児童の問題も、親の問題ではなくて、彼らの問題なんですよ。ある子が「奨学金の問題を口にすることは、親に迷惑をかける自分がふがいなく、恥だと思っていた。でも、今の政治を知ることで、なぜ国は私たちに投資をしてくれないんだろうと考えるようになった」と言っていた。一方で、女子学生たちの話を聞いていると、「子どもがほしい」と言うんです。漠然と結婚したいと思うし、子どもがほしい。夢だよねって。明るい未来を描いているんだけど、待機児童の話が出てくると、一気に針がマイナスに振れて不安になる。18歳、19歳の思いに、私たちはもっと敏感にならなきゃいけない。私はそれをずっと言い続けてきました。
−−若い世代、子育て世代が政治を担ったら変わるのにと思いますが。
蓮舫代表 変わるでしょうね。今、与党の中心にいる方たちは“子育てしていない”男性世代。だから想像が至らない。箱(保育園)を整備したって、人(保育士)がいなければ子どもたちは入れない。なぜそこを想像できないんだろうかと。ここを動かしたいですね。私は今の時代に敏感な政治を作りたい。
−−そもそも政治家を目指したのは、子どもの問題がきっかけだそうですね。
蓮舫代表 双子の子どもは小さく生まれ、病院の保育器に入りました。「出産難民」という言葉は当時からありましたが、病院のスタッフが足りず、看護師さんたちの矜持(きょうじ)だけで回っているような現場に、少子化の現実の果てを見た気がしました。2年近く子育てに専念した後、仕事に復帰し、保健室に登校する子どもや切れる子どもを取材しました。明らかに子どもたちの心がおかしくなっていると気づいて、どうすればいいんだろうと考えていた時に(立候補の)お声がけをいただいた。子どもがすべての原点です。
この国は、少子化とか子どもに関する情報が、マイナス面ばかり強調され過ぎている。育児ほど楽しいものはないということをもっと伝えたいですね。子どもと一緒にいられることの幸せ、子どもから与えてもらうことの大きさは、私にとって絶対です。特に若い世代に伝えたい。
養子も含め、家族のありようというのをもう一度見直したいと思う。おひとりさまもステキだけれど、経済的な理由で家族を持ちたいのに持てないという現実があった場合、それを取り除くのが私たち民進党です。
−−政策を実現するには、財源の確保が前提です。本当にできますか?
蓮舫代表 結局、財源とのバランスなんです。例えば消費税を1%増税し、全部教育費に回せば、すべての教育を無償化できる計算です。でも、そうなると、世代間の対立を生んでしまう。子どもの教育が終わった人や子どものいない人、多様な人たちから成る社会において、一つの選択についてみんなを説得できないと財源は確保できない。現状では非常に高いハードルがある。だから少子化が進むスピードを考えつつ、限られた財源、限られた時間の中で、ドラスティックにお金の使い方を変えていく。人に投資という方向に国の針路のかじを切っていくことは、相当な力が必要だと思っています。
■民進党の政策は国民に刺さっていない
−−秘策はありますか。
蓮舫代表 愚直なまでに言い続けるしかない。今の政権、与党の考え方では無理なので、我々が政権を取るしかない。だから選択してもらえる政党になること。選択してもらえる政策を持ち、それをちゃんと届けたい。
民進党の政策はまだまだ(国民に)刺さっていない、届いていない。国会の代表質問のような場でもっと発信し、刺さる、届く、振り向かせるというところにまず持っていかないとダメだと思っています。
7月の参院選の結果を分析すると、私は選挙区で10代、20代から60代以上まで全世代でバランスよく票を取っていることが分かりました。男性と女性もほぼ半数ずつ。見事に教科書に書いたような票の取り方なんですよ。ところが、これが民進党の支持層とまったく重なっていない。党の得票は女性が低いし、高齢者が多い。どうやって全年代からバランスよく支持を得ていくかが私の代表としての役割でもあります。
−−2009年9月、期待を集めて発足した民主党政権は、12年12月に3年3カ月で幕を閉じました。群馬県の八ッ場(やんば)ダムの建設中止や国家公務員の天下りの禁止など、掲げた政策が実現できず、批判を浴びました。今回は大丈夫ですか。
蓮舫代表 少なくとも私は絶対に変節はしません。
−−9月に東京都庁を訪れ、小池百合子都知事と会談しましたね。どんな話をしたのですか。
蓮舫代表 20年東京五輪・パラリンピックの予算削減での協力を申し出ました。小池知事は「お互いに頑張っていきましょう」と言ってくださった。いろいろな経験をされてきた方ですから、党派を超えて、女性の後輩には温かいです。同じことを私も次の世代にしていきたいなと思います。
−−世界的に見て、日本は女性政治家が少ないです。女性ということを意識しますか。
蓮舫代表 私自身はあんまりないんですよね。こういう(さばさばした)キャラクターですから(笑い)。たぶんもっとキャラクターや見た目が女性らしかったら、党のトップにはなっていない。周りに意識させないことでここに立っている。これ、大事だと思います。私は民主党政権で行政刷新担当相を務めました。行政改革の経験ではほかの議員に負けないという自信があります。
ただ、思うんですけれども、米大統領候補のヒラリー・クリントンさんをもってしても、かつては夫婦別姓を名乗っていたのに、(夫の地盤だった)保守的な南部でたたかれ、夫の姓を名乗るようになった。米国でさえ女性の大統領が出ていないというこの現実の壁、すごく感じますね。
それに、日本には女子の失敗が許されない文化というのかな、「初の××」ゆえの、失敗を恐れ過ぎる文化というのもある。恐らく小池都知事もものすごいプレッシャーと闘っていると思う。失敗できないプレッシャー。つまずいたら「女性だから」と言われ、それ見たことかとなっちゃう。まだそのレベルです、この国は。そこを越えて、ドイツのメルケル首相のようにヨーロッパ全体を引っ張るというようなリーダーが誕生するまでには、果てしなく遠い道のりが待っていると思う。
日本の風土では、女性の門戸は広がったけれども、出口は狭い。女性自らそうなんですけれども、「男性のほうが上だよね」という過去の残像が残っているうちは、その残像を消す作業だけで消耗します。次のステップに行くまでが男性は1歩でも、100歩かかってしまう。
■女性が政治力を付けるには上司に恵まれること
−−ご自身は日本のトップを目指しますか。
蓮舫代表 もちろんトップ、目指しますよ。首相を目指しています。
子どもと若者が政治に期待や希望を持てる政策を推し進めたい。予算のあり方を大きく組み替え、次の世代に向けていく。次の世代につなげていく政治をしたい。
−−一般企業も女性トップは少ない。女性が政治力を付けるために必要なことを教えてください。
蓮舫代表 上司に恵まれることだと思います。私は岡田克也前代表のそばで、代表代行として約1年半(15年1月〜16年9月)、仕事を見せてもらった経験がとても大きい。今考えると、私を代表代行に選んでいただいて、学ばせてくれていたのだと思います。岡田前代表には今回の代表選でご支援をいただけた。上にどれだけ恵まれるかが大きいです。
それと、元首相の野田佳彦幹事長をはじめ、私の下につくことを是としてくれる先輩がいる。ものすごく恵まれています。時の運と人のご縁でしょうね。こればっかりは目指して通れる道ではないですね。
れんほう 1967年、東京都生まれ。90年、青山学院大学法学部卒業。テレビ番組の司会や報道キャスターを経て、2004年7月の参院選(東京都選挙区)で初当選。今年7月の参院選で112万票超を集め、東京都選挙区でトップ当選。現在3期目。9月の代表選で民進党代表に就任した。任期は19年9月末まで。双子の長女、長男はそれぞれ海外留学中で「毎日LINEで連絡し合っています」。
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