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2016年10月23日
「『放射線の影響とは考えにくい』とは言い切れない」・・・福島の子供たちの甲状腺検査を評価する部会長が辞任。これはおだやかじゃない。
おいおい、ひょっとするとボート・カヌーの会場は「海の森競技場」で決定か? もしそうなら大山鳴動云々どころか、被災地に対する悪質な冷やかしってことになるんじゃないか。ようするに、IOCを使ってシンキロー森が圧力をかけて、結局のところぼったくりバーのチーママ・小池君の「総合的判断」ということでシャンシンって方向で進みそうですね。しょせんは小池も森も自民党のお仲間なんだから、すべては既定路線と通りってことだ。ま、これについては週明けにも具体的な方向が見えてくるだろうから、その時に改めてということで・・・。
・五輪ボート会場3案に絞る 「海の森」か宮城 埼玉は除外
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG20HDV_Q6A021C1EA2000/
そんなことより、福島の子供たちの甲状腺検査だ。なんと、「県民健康調査検討委員会の委員で、子供の甲状腺検査を評価する部会の清水一雄部会長(日本甲状腺外科学会前理事長)が、検討委に辞表を提出していた」ってね。しかも、その理由が「部会長の立場では自分の意見が言えない」というからおだやかじゃない。
・「放射線の影響は考えにくい」に疑問 福島の甲状腺検査 評価部会長が辞表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161021-00010003-doshin-soci
福島の子供たちの甲状腺検査では、174人が甲状腺がんまたはその疑いありと診断されている。この検査結果に対して、県民健康調査検討委員会は「放射線の影響とは考えにくい」という中間報告を発表していたんだね。でも、辞任した清水部会長は、「多発は事実であり、これまでの臨床経験から考えると不自然な点もある。『放射線の影響とは考えにくい』とは言い切れない」という立場で、この中間報告には疑問を呈していたということだ。
つまり、専門家にとっては福島の子供たちの甲状腺異常は、けっして見逃すことのできない状況ってことなんだね。でも、「福島は安全」という国の意向を汲んだ県の検討委員会に所属していては、その事実を公にはできない。それほどのプレッシャーがかかっているってことだ。
甲状腺の内視鏡手術の第一人者である部会長の辞任、それも「委員会にいたら言いたいことも言えない」という理由は、かなりショッキングなものなのに、新聞・TVはまともに取り上げようとしない。それどころか、「復興オリンピック」なんて言葉に乗っかっちゃって、「アンダーコントロール神話」を甦らせようとしているんだから、何をかいわんやなのだ。
「放射線の影響とは考えにくい」という中間報告に異論を唱えて部会長が辞任するってことは、ようするに福島の子供たちの甲状腺異常を隠蔽しようとする動きに対するレジスタンスでもあるんだよね。福島の子供たちの健康を守る医療を確立しないと、ホント、将来ヤバイことになりますよ。
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