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黒岩民進県連代表 辞任へ
新潟日報[3面] 2016年10月19日
知事選対応混乱で引責
知事選で推薦しなかった米山隆一氏を終盤に事実上支援するなどして混乱した民進党県連の一連の対応の責任を取り、同党県連代表黒岩宇洋衆院議員(50)=3区=が代表を辞任する見通しになったことが18日、分かった。同日、国会内で開いた県関係国会議員団の会合で辞意を示し、おおむね了承されたという。
複数の関係者によると、会合では黒岩氏が知事選でのこれまでの対応と今後の総括の方向性などを説明。その上で「こういう結果になり、引かせてもらいたい」と辞意を表明した。後任を含めた今後の体制は、22日の県連常任幹事会などで詰める予定。
同県連は当初、8月末の泉田裕彦知事の出馬撤回を受けて独自候補擁立を目指したが、選定作業が難航し断念。そのため、最大の支援団体である連合新潟は前長岡市長の森民夫氏の「支持」を決定。県連も特定の候補を推さない自主投票とすることを決めた。
しかしその後、衆院新潟5区総支部長の米山氏が他の野党3党に推され、民進党を離党して出馬を表明。この際、黒岩氏は米山氏に出馬しないよう求めた経緯があるが、米山氏の健闘が伝わった選挙戦終盤に一転して応援に入り、米山氏の集会や街頭活動に参加した。
この間、連合新潟は明確な説明をしない黒岩氏を強く非難。連合との一層の関係悪化と今後の衆院選などへの影響が危倶されるとして、県連内からも批判が強まっていた。
黒岩氏は18日、新潟日報社の取材に「何も言っことはできない」とした。
黒岩氏は4月の民進党県連結成に伴って代表に就いた。
知事選への民進党の対応を巡っては他の野党からも「主体性がない」などと批判の声が上がっている。
民進県連代表辞任へ
朝日新聞[19面 新潟版] 2016年10月20日
黒岩氏 知事選の混乱引責
知事選で自主投票を決めたにもかかわらず、初当選した医師の米山隆一氏を途中から実質的に支援した民進党県連の黒岩宇洋衆院議員=新潟3区=が混乱の責任を取り、県連代表を辞任する意向を固めたことが複数の県連関係者への取材で分かった。議員は続ける見通しだという。
国会内で18日にあった県内選出国会議員の会合で、黒岩氏は「支援団体である連合新潟との関係を悪化させた責任を取って辞める」との趣旨の発言をしたという。民進党の支持母体である連合新潟は、対立侯補の森民夫氏を支持していた。
県連は泉田裕彦知事の立侯補撤回後、独自候補の擁立を目指したが断念し、自主投票を決めた。その後、米山氏が、共産、社民、自由(当時は生活)の野党や市民団体などの要請を受け、民進党を離党して立候補した。県連は自主投票の決定を変えずに、選挙戦に入った。
ところが、選挙戦中盤以降、報道各社の情勢調査などで米山、森両氏が拮抗していると伝えられると、黒岩氏ら県連幹部や蓮舫代表が米山氏の応援に入った。そのため、県連と連合新潟との関係が悪化していた。
県連は22日の常任幹事会で、黒岩氏の辞任と新代表を決める見通しだという。 黒岩氏は19日、朝日新聞の取材に対し、「18日の会合では何も確定的な話は出ていない」と話した。
投稿者によるコメント
今回の知事選挙での民進党新潟県連の対応は、たしかにとても誉められたものではなかった。しかし、結果としてはこれでよかった。それは、最終的に理想的なかたちで野党共闘が実現したからだ。実は投稿者は、米山隆一氏が当選するとは予想していなかった。県連の国会議員5名中3名が選挙戦終盤に米山氏を応援する態度を明確にしたことで、それが次の選挙協力につながると思ってうれしかった。
その行動が「勝ち馬に乗った」とさんざんにいわれているが、米山氏が森民夫氏に追いつき接戦だという情勢を同じように把握していても、その馬に乗ろうとしなかった民進党新潟県連の国会議員だっているのだ。だから、民進党新潟県連というよりは黒岩宇洋、菊田真紀子、風間直樹という3名の国会議員によって代表される県連の人たちに感謝するとともに、森ゆうこ議員をはじめ共闘した野党、市民連合@新潟の人たちなどと一緒にこれからもがんばってくれるのであれば、ぜひとも応援したい。
今回の知事選は、泉田知事の出馬撤回の経緯をはじめ、今もって不可解なことが多い。黒岩氏たちがはじめから米山氏の側に立っていたのではないかと思われるフシもあるけれどそれはともかく。黒岩氏の代表辞任については、まだ確定したわけではないが、筋としては当然のことだろう。民進党新潟県連代表の後任に日本会議国会議員懇談会に所属しているような人が選ばれないことを、傍からは願うばかりだ。
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