http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/642.html
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(回答先: ≪ウィキリークスが暴露≫クリントン氏が「石原元都知事の尖閣諸島購入騒動が日中関係悪化の原因」と発言していたことが判明! 投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 10 月 19 日 16:45:05)
現在見えている日本政治の有り様は、12年の秋に定まったと言える。
12年9月、北京を訪れ中国共産党の意向を知った米国のジャパンハンドラーたちが東京にやってきて、悪化した日中関係を改善するための入り口が、野田首相と石原東京都知事の辞任であることを説明し、中国側が望む次の内閣総理大臣が安倍晋三氏であることを伝えた。
野田首相は、総選挙を実施すれば惨敗必至の情勢であった11月に解散を表明することで実質的に辞任し、石原都知事は10月に突然辞任した。石原氏と野田氏は、これで政治的な責任をとったとも言える。
大嫌いな中国の意向を受け“国益”のためと渋々辞任した石原氏は、そのまま引っ込むわけにはいかないと思い橋下氏と組んで代議士に返り咲く道を選んだ。不満のはけ口であり名誉をかけた転身だったので次の総選挙では身を引くことになる。
12年に尖閣諸島問題で日中関係がこじれるようなことがなかったら、政治資金団体の脱税疑惑報道を受け、首相が所信表明演説の直前に遁走するという前代未聞の醜態を見せたデタラメ政治家安倍晋三氏が、再び内閣総理大臣の地位に就くという恥ずべき事態は起きなかったのである。
そして、日本憲政史上最大の汚点とも言える安倍氏の首相再任は、対中関係の改善だけでなく、政治家安倍晋三氏が抱えている重大な責務である日朝国交正常化の達成を目指すものでもあった。
このような経緯があるため、安倍氏が使命を果たせるよう、主要メディアは安倍首相を支え、自民党も党則を変えてでも任期延長を実現するのである。
アウトサイダーは飛び交う北朝鮮関連報道から理解しづらいが、日朝国交正常化が米国の意向でもあることを知っている支配層インサイダーは、安倍氏をサポートし続けることになる。
逆に言えば、安倍氏を支持する支持しないに関わらず、このような経緯を踏まえなければ、現状の日本政治というより21世紀の東アジア国際関係を見通すことはできない。
※ 参照投稿
「[衆議院解散劇の裏を読む]米国も絡む日中関係に規定され動いてきた日本の12年後半政局」(http://www.asyura2.com/12/senkyo140/msg/769.html)
「茶番劇!?石原氏は、息子も出馬した総裁選での安倍勝利を予め知っていた可能性:無視されたままの党首討論会「石原重要証言」」
http://www.asyura2.com/12/senkyo140/msg/780.html
「桝添東京都知事訪中の真意は“安倍訪中の露払い”:日中関係悪化の理由に関する石原氏の説明と教科書検定で改善に向かう日中関係」
http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/312.html
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