http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/229.html
Tweet |
“利権”のうわさが絶えない都議会のドン・内田茂都議(右奥)/(C)日刊ゲンダイ
都知事選、議会論戦も…小池劇場で露呈した自民党の劣化 「小池知事vs自民党」行方と結末
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/191378
2016年10月10日 日刊ゲンダイ
就任後、初の都議会論戦もソツなくこなし、有権者の喝采を浴びている東京都の小池百合子知事。都政の闇に真っ向から斬り込むジャンヌ・ダルクのようにもてはやされているが、本当に彼女の手柄なのか。自民党のオウンゴールに助けられているだけではないのか。
「権力者の間を渡り歩いて政治手法を学んできただけあって、機を見るに敏な小池氏の嗅覚には目を見張るものがあります。でも、都知事選で勝利を収めたのも、自民党都連の自滅に負うところが大きい。勝てる候補というならば、自民党は最初に手を挙げた小池氏に乗っておけばよかったのに『アイツだけはダメだ』などという好き嫌いで彼女を排除した結果、大敗北を喫してしまった。国会議員時代の小池氏は、決して政治家としての評価が高かったわけではない。今の自民党があまりに内向きでグダグダになっているから、その対比で鮮やかに見えた小池氏が圧勝したのです」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)
自民党都連が都知事選の最中、党所属議員やその親族が小池氏を応援した場合は「除名などの処分対象になる」とする警告を文書で出したことも小池氏を利した。有権者には“イジメ”に見えたのだ。
それに屈せず小池氏を支援したのが、後継として東京10区の補選に出馬する若狭勝衆院議員と自民党区議7人。
この7人に都連は離党勧告を出したが、小池氏本人はおとがめなしで、若狭氏も二階幹事長から口頭で厳重注意を受けただけだ。
「このダブルスタンダードが、自民党の劣化を表しています。あれだけ締め付けた以上、何らかの処分をしなければ組織が持たない。かといって、小池氏を除名することもできない。区議7人への離党勧告も党内向けのポーズでしかなく、『補選で若狭氏の勝利に貢献した』という理由で、処分が緩和されるのは既定路線です。どうすればメンツを保てるかしか考えていないのです」(山田厚俊氏=前出)
こんな連中相手なら楽チンだ。小池知事が区議7人を「7人のサムライ」とか言って持ち上げているのも、都連が処分できないことを見越してのこと。自民党は、党本部から末端まで、小池劇場に振り回されっぱなしだ。振り回されっぱなしだ。
#日刊ゲンダイDIGITAL|都知事選、議会論戦も…小池劇場で露呈した自民党の劣化https://t.co/tScGtJKTGe
— 吉川 幸男 (@FP_Yoshikawa) 2016年10月10日
政治ジャーナリスト 山田厚俊 談『…あれだけ締め付けた以上、何らかの処分をしなければ組織が持たない。かといって、小池氏を除名することもできない…』
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK214掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。