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「「岩上安身による米山隆一候補 単独緊急インタビュー」の模様を実況します。:岩上安身氏」
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2016/9/29 晴耕雨読
https://twitter.com/iwakamiyasumi
9月28日(水)13:30〜「岩上安身による米山隆一候補 単独緊急インタビュー」の模様を実況します。
新潟県知事選の告示日を前に、共産・社民・生活・市民グループなどが支援する米山候補に、知事選にのぞむ覚悟などをお聞きします。
岩上安身「今日は新潟県庁に来ています。知事選に出馬をされる米山隆一さんです。よろしくお願いします」
米山隆一氏「よろしくお願いします」
岩上「今日は、テレビ新潟さんも取材の様子を取材されています。今夜放送されるかもしれないです」
岩上「中学校まで新潟で、東大へ。医学部を出て医師免許をとったあとに司法試験も取られたと。4回国政に出馬し、自民党からスタートして維新の党に行ってから民進党に合流。このなぜこうっした経緯になったのでしょう?」
米山「自民党のドンと言われる人にちょっとかわいいことを言いましたら、まあ小池都知事のようになりまして。都議会のドンと言われる内田さんとの関係のようになりまして、日本維新の党に行き、民進党に合流、となりました」
岩上「新潟知事選に出ることになった経緯はどうなんでしょう?」
米山「泉田さんの不出馬には衝撃を受けました」
岩上「泉田さんは出馬していたらかなり有力でしたか?」
米山「8割方は通っていたでしょう」
岩上「新潟日報との確執はわれわれも報じました」
岩上「IWJは泉田さんの会見も取材し文字起こしもしていますが、本当に『何様?』と言いたいくらい態度が悪い。新潟県のフェリー購入について今年2月からの8ヶ月で126件も集中攻撃報道しました。泉田知事が反論すると『言論弾圧』という。以上です」
岩上「そのような新潟日報に攻撃報道されるお覚悟は?」
米山「私はぜんっぜん大丈夫ですね。橋下徹さんともやりあってきていますし」
岩上「もちろん、米山さんは新潟日報の悪口を言っていませんよ、米山さんのネガキャンをやるようだったらおかしいですからね」
岩上「泉田さんは後継指名しないと言ってますが、お会いしたことは?」
米山「はい、お会いしています。ただ後継指名ではないですが、ご支援はしていただければと思います」
岩上「原子力ムラの人は嫌がるでしょうね」
米山「罵倒されるくらいなら構いません」
岩上「民進党はなぜ推薦をしないのでしょう?」
米山「お話できないこともありますが、私自身は早い段階から民進党内で立候補するとは言っていました。少なくとも1度民進党から3党に対して『米山さんでどうですか』と話がいった」
米山「しかし、他党が『ちょっと待ってて』と考えているあいだに、半日くらいでしたが、民進党は待たずに、『もう他には候補はいない』と決め、『もう絶対に変えられない』と言い出した」
岩上「連合が最初に森さんに傾いた?」
米山「それも民進党が『他に候補はいない』と言ってしまったからだと聞いています。民進党は『途中の意思決定は絶対に動かせない』、と、『てこでも動かせない』と言い張る。でもおかしいですよね。ゴールはどこでしたか?と。説明がつかない。不思議です」
岩上「ご自身は組織内で立候補意思は伝えたとき、支持してくれる人はいましたか?」
米山「難しいのですが、そうシンプルに自分の意思を表明できない何かがあります。とにかく、僕から離れたところで内部でパスが回されて、こうなった」
岩上「我々一般人は組織内でどう決まるのか分からない」
米山「言いにくいので、たとえば小池さんで言うと、ご本人は周囲に『やりたい』と言っていたと思うんです。表に出る前にも、森喜朗さんとかにも打診しているはずです。手を挙げるので場を作ってくださいと」
米山「ただそれがされずに、しびれを切らして出たのでしょう。日本でよくある構図でしょう」
岩上「蓮舫さんは県連が決めることであって、私たち(本部)は介入しないと。それはどうですか?」
米山「また言いづらいので、小池さんで言うと、森さんはおそらく『安倍総理は〜と言っているよ』みたいなことを言ったのではないでしょうか。ただ、安倍さんが本当にそれを言ったかは分からないですよね」
岩上「大串さんも馬渕さんも、蓮舫さんも、冷淡な対応で」
米山「私は民進党本部から実情、本心を聞かれていません。直近の参院選の結果を見てください(森裕子氏が当選)。原発に反対したら希望がない、なんてことはまったくないと思います」
米山「私が出ることでむしろ民進党へのエールになるのではと」
岩上「民進党の蓮舫さんは小池塾に議員を参加させることに積極的な発言をしました。民進党の維新組と分裂した大阪組が再結集するのではとの見方があります」
米山「自分の考え方と違う、リベラルな考えで自ら作っていけばいいのに。新潟で勝てば、新潟地方政治塾作ればいいですよ。そういう気概がなくて何のための政党か。流行っているものに乗って自分の心情を放棄するのは、残念です」
岩上「小池さんでは政治信条にも差がありすぎます。維新とは?」
米山「それはちょっとと思います。足立康史さんは確信犯だと思いますが、民主主義に反することを国会で発言し、大阪維新は容認しています。リベラルではありません」
岩上「市民連合も知事選にタッチしていません。マンパワーの問題もあります」
米山「私はこれでよかったと思います。新潟のことは新潟で決めるべき、とも思いますし。新潟に新しいリーダーを誕生させる会というのもできています」
岩上「辛かったことは?」
米山「辛いというか、え?という感じですね。民進党が『出さない』と言ったときは、『僕じゃ足りないのか、もっといい人がいるのだろう』と思ったんですが、党は本当に出さない。え?でしょ」
岩上「ここで手をあげているのに…」
米山「オレ、ゴール前に立っているのに、パス回してくれないの?っていう。今まで仲良くやっていた党の友人なんかとも会いづらくなります。そこは辛かったかもしれません」
岩上「しかし応援に回った人も出てきました」
米山「ほんとうにありがたいです。選挙は自分一人でやれることなんてほとんどありませんから。僕、負け戦には出ません。新潟日報は『激戦』と報じている。まだビハインドですが、追い抜く可能性はあるビハインドです」
岩上「原発を見直すのも当然ですが、原発の地元ですから原子力防災を本気で考える候補がほしい、と泉田さんは言った。屋内退避、ヨウ素剤配布など見直さなければならないことがたくさんある。森さんはあいまいな言葉しか言わない。米山さんは放射線科だったと」
米山「放射線医学総合研究所。臨床半分、研究半分やっていました。屋内退避にしても、本当にそれで安全だ、と住民が信じないと実行できません。現在の防災の方針が正しいかどうかを知るためには徹底的に試験してみないと分からない」
岩上「今福島で小児甲状腺がんが多発しているが、『それはフクシマ由来ではない』と言っていて、一方で岡山大学の先生は『明らかにフクシマだ』と言っていて。それもちゃんと調べてみると?」
米山「そうしなければ、『えいや』で決めてるということでしょ」
米山「どういう範囲でどういう被害が出るのか検証しないと」
岩上「検証材料はフクシマ?」
米山「それしかありません。ウソではなく事実を信じてもらう。そういう意味で泉田さんの言っていることは正しい。検証しなければ原子力防災なんてできない。それが理です」
岩上「もともとは自民党で原発は容認だったと聞いています。なぜ慎重派に変わったのでしょう?」
米山「新潟日報さんの調査で50%が反対と。賛成は20〜30%だった。その50%の方の7〜8割は僕と同じですよ」
米山「日本人のほとんどはフクシマ前までは原子力は安全と思っていたでしょと。僕は技術を信頼しています。新潟県だって危険だから柏崎刈羽原子力発電所を作ったわけではない」
岩上「クリーンで安全で、地震にも耐えて、核の平和利用だと」
米山「そう思っていた。事故が起こったあとも、1〜2年で収束するだろうと思っていました。普通メルトダウンしてしまったら、その後打つ手は限りなくゼロです。あれは収束していない。原子炉は海に落ちてもメルトダウンしないと思っていた。予想していなかった」
米山「民主党政権のせいとも言われた。いずれにせよ、国が立ってやっていても収束していない。要は5年経ってもダメなんだと」
岩上「なまじ技術を信用しているから、収束できると思っていたんだ。徐々に意識が変わったんですね」
米山「問題は科学の発展で解決するべきだと思っています」
岩上「脱被曝と言っているということは、事故防災だけではなく、原発は諦めるべきだと?」
米山「現時点でどっち、ということはよく検証しないと言えない」
米山「世界中で商用運用されだしてから大事故は40年で3つ。次の40年でゼロになる根拠はあるのか、まじめに問わないと、後世に対して無責任。リスクゼロはありえませんから。少なくとも現時点では40年で3回とわかっている」
岩上「山本太郎議員が安倍総理に、『原発に北朝鮮のミサイルが飛んできたらどうなりますか?』と聞いたら総理は『MDで守る』と。大嘘です。MDは霞が関などだけを守るだけで、原発は晒しっぱなしです」
米山「まさにフクシマが証明しましたが、原発そのものをやられなくても、電源がなくなるだけで大事故になると。安全保障をきっちりやるのは当然でしょうけど…」
岩上「でもやってないですからね。なら危険な原発は撤去してくれと思いますがどうでしょう?」
米山「そうですね…一部の政治家のように、とりあえずムダな挑発をするのはどうかと。交流は減ります。相手を知らないと差別につながり、また挑発につながる」
岩上「森候補は『泉田県政の悪しき流れを断つ』と」
米山「これもムダな挑発ですね」
米山「原発のスタンスの違いなどはいいのですが。泉田さんは他にも、水俣病の患者さんを支援したり。そういうものまでぶった切るのはどうなのか」
岩上「自公は今回のことで、『野党共闘が壊れた』ということを言っています」
米山「むしろ民進党以外の野党は固まっています。僕はリベラルですから、リベラルな方とは常にやっていきたい。野党与党と言わず、共感できるものにはなんでも協力していく。野党共闘ではなく、市民共闘・県民共闘だと思っています。野党共闘なんてちっちゃい」
岩上「最後に、県民の方々に言い残したことがあればお願いします」
米山「原発再稼働問題を始めとして、一つ一つの問題に取り組んでいきますので、新しいリーダーに選んでいただければと思います」
以上で「岩上安身による米山隆一候補インタビュー」の実況を終了します。動画は準備が整い次第、IWJのホームページ(http://iwj.co.jp )に掲載します。
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