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二階幹事長(C)日刊ゲンダイ
公明党と気脈を通じた二階自民党幹事長の「不規則発言」 永田町の裏を読む
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/189842
2016年9月15日 日刊ゲンダイ
二階俊博自民党幹事長の不規則発言(?)が続いている。まずは8月26日のテレビ番組で「女性天皇を認めないのは時代遅れだ」と言い放った。次は訪問先のハノイで10日、同行記者団の質問に答えた2連発で、「共謀罪」について「今国会で決めなければならないかというと、まだ時間がある」と言い、また、カジノ=IR法案についても「IRがなければ観光が維持できないというのはいかがなものか。もう少し冷静に対応し、正々堂々と国民の理解を得る努力をすることが大事だ」と言った。
面白いことに、この3件には共通性があって、第1に安倍晋三首相のメンツを潰す話ばかりである。安倍とその背後の日本会議系右翼は、女性・女系天皇には大反対で、男性・男系の万世一系主義にこだわってきた。また共謀罪は、秘密保護法、安保法制の延長上で官邸が成立を重視してきた。IRとはカジノを中核とした都市型複合リゾート施設のことで、安倍がフジテレビの日枝久会長とゴルフや会食を繰り返して、お台場のフジの隣地に「国家戦略特区」まで設定して日本のカジノ第1号をつくるという談合が成立していた。
共通性の第2は、いずれも公明党が反対もしくは慎重姿勢の案件だということである。同党は女性天皇には賛成だし、共謀罪には慎重、カジノには反対である。
二階はもともと公明党・創価学会と太いパイプがあり、安倍はそれを重視して、公明党の引き留め策のためにも彼を幹事長に据えたのだが、それが裏目に出て、二階が公明党と気脈を通じて安倍の暴走を抑えるという図式が出来上がりつつあるのではないか。
さらに面白いことに、では安倍は二階を幹事長にしたことを悔やんでいるかというと、どうもそうではないらしい。
田原総一朗が8月31日に官邸に安倍を訪ねて1時間懇談した中身をネット・メディアで公開していて、それによると、安倍は憲法9条の第1項、第2項には手を着けずに第3項を“加憲”して自衛隊の存在を明記することにして、すでに公明党と調整に入っているという。また女性・女系天皇の容認についても「やらざるを得ない」と明言した。
となると、日本会議系の右翼は収まりがつかず、安倍を「裏切り者」呼ばわりすることになるのではないか。
安倍における「右翼と保守」の矛盾が顕在化して、政権が迷走状態に陥る可能性が増している。
当たり前だろ(笑)二階はこういう事をやる為に我慢に我慢を重ね権力を握ったんだ。
— ko-shi (@seigi55) 2016年9月15日
アベみたいな国家主義を助ける為じゃない(笑)
公明党と気脈を通じた二階自民党幹事長の「不規則発言」 https://t.co/N3DFz36pxZ
面白いねぇ。実に面白い。
— 六郎太 (@Rokurouta_55) 2016年9月15日
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