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物証入手 加藤1億相が事務局長の議連に「違法献金」疑惑
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188801
2016年8月31日 日刊ゲンダイ
なぜか「手書き」の領収書(C)日刊ゲンダイ
「時間外の労働規制のあり方について検討していきたい」――。28日のNHK番組で、9月に発足する「働き方改革実現会議」で、労働者から非難囂々の「残業代ゼロ法案」の成立に意欲を見せた加藤勝信・1億総活躍担当相(60)。だが、この男は、そんなことをエラソーに言っている場合なのか。日刊ゲンダイは、加藤大臣が事務局長を務める議員連盟の“違法献金疑惑”の「物証」を入手した。
日刊ゲンダイは、6月22日付で「自民党最大議連に消えた献金600万円疑惑」を報じた。日本医師連盟の政治資金収支報告書(2013、14年分)によると、13年11月8日に500万円、14年10月17日に100万円の計600万円が、自民党議連「国民医療を守る議員の会」に支出されたとの記載があり、「支出を受けた者の氏名」の事務局長に「加藤勝信」の名前があった。住所は東京・永田町にある議員会館の加藤事務所。
問題は、この「議員の会」が総務省と都選管に「政治団体」としての届け出をしていなかったことだ。政治資金規正法は、届け出がない団体の寄付の授受を禁じている。違反すれば、団体の役職員は〈5年以下の禁錮又は100万円以下の罰金〉に問われる。つまり、議連が受け取った600万円の寄付は違法だった可能性が高く、加藤大臣自身も刑事責任を問われる疑いがあるということだ。
仮にも現在、国務大臣を務める政治家がこんな初歩的なミスを犯すとはとても思えない。
そこで、日刊ゲンダイは医師連の収支報告書に添付された領収書の写しをあらためて総務省に請求。先週26日に開示された領収書を確認したところ、やはり「宛名」「金額」「日付」に加え、加藤大臣の名前と事務所の住所が全て手書きでハッキリと書かれてあった。これは加藤大臣“クロ”の動かぬ証拠ではないのか。
一方で、加藤大臣絡みの他団体(「加藤勝信君と日本の未来を語る会」「勝会」など)が医師連に出していた領収書を確認すると、どれも皆、住所と団体の名称は「印字」されていた。つまり、議連の領収書だけがなぜか、「手書き」だったのだ。これは、いかにも“怪しいにおい”がプンプンする。政治資金に詳しい上脇博之神戸学院大教授はこう言った。
「『議員の会』は、そもそも政治団体としての届け出をせず、収支報告をする意思がないからこそ、団体名や住所が印字された領収書を用意せず、手書きで済ませたのではないか。収支報告する意思があるのなら、勝会や政党支部の領収書と同様に、団体名や住所があらかじめ印字された領収書を用意するはず。規正法に違反するのは明白ですよ。表に出せないカネを受け取ったとみられても仕方がありません」
改めて加藤事務所、医師連に質問書を送ったが、返答はなかった。
大手メディアは小池都知事のパフォーマンスばかり注目するのではなく、1億総活躍とか寝言を言っている国務大臣の「違法献金」疑惑をガンガン追及するべきじゃないのか。
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