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総裁任期延長に異論噴出 実行本部に首相の“お友達”の裏目
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188799
2016年8月31日 日刊ゲンダイ
世論無視の露骨な“お友達人事”(C)日刊ゲンダイ
世論をトコトン無視し、安倍首相が独裁体制を固めようとしている。自民党は安倍首相の党総裁としての任期延長をめぐり、「党・政治制度改革実行本部」で9月にも議論を始めるという。「ポスト安倍」潰しがミエミエの上、実行本部の陣容もあからさまだ。
現行の総裁任期は2期6年で、安倍首相のタイムリミットは2018年9月だ。2年も残っているのに、年内に話をまとめ、年明けの党大会での党則改正を視野に入れて動いている。スケジュールを描いているのは任期延長論の口火を切った二階幹事長で、それを実行するのが本部長の高村副総裁と、本部長代行の茂木政調会長だ。
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は言う。
「露骨なメンツだな、というのが率直な感想です。高村副総裁はいわば安倍首相の後見人。副総裁への登用は、谷垣前幹事長や石破前地方創生相のお目付け役としてだった。茂木政調会長は安倍首相に忠誠を誓っている。結論ありきで議論を進めるつもりなのでしょう。安倍首相が焦っているのは、任期切れが迫るほど、党内ばかりでなく世論の反対も強まるからです。このタイミングであればリオ五輪の余韻が残っているし、9月のプーチン露大統領との首脳会談で北方領土問題の進展をはかれる可能性もある。臨時国会が始まればバラマキ補正で目くらましもできる。それで年内にこだわっているのです」
二階幹事長は「引き続き総裁を務めてほしいとの声が国民にある」なんて吹いていたが、世論は真逆。今月初旬に各社が行った世論調査では、いずれも反対が多数を占めた。
党内でも異論の声が公然と上がる。ポスト安倍を狙う岸田外相は「気の早い話ではないか」と牽制し、閣外へ出た石破氏も「なぜ最優先事項なのか」と不快感を隠さない。党きっての人気者の小泉進次郎農林部会長も「なぜ今なのか」と言い出した。
今度ばかりは、“お友達人事”が裏目に出る可能性もある。
「高村さんは舌禍の常習ですし、茂木さんは選対委員長を務めた7月の参院選で、身体検査に失敗して候補者選定を混乱させた張本人。調整はおろか、ヘタをすれば党内がグチャグチャになりかねない。石破さんが体を張って止めると言っているのも不穏です」(永田町関係者)
安倍一強のジ・エンドが近づいた。
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