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政界地獄耳 父とは違う安倍のアフリカ政策
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1702330.html
2016年8月30日9時12分 日刊スポーツ
★28日、日本が主導する第6回アフリカ開発会議(TICAD6)が2日間の日程を終え、首都ナイロビで閉幕した。首相・安倍晋三は基調演説で強く中国を意識して「(アジアとアフリカの)両大陸をつなぐ海を平和な、ルールの支配する海とするため、アフリカの皆さまと一緒に働きたい。日本は力や威圧と無縁で自由と法の支配、市場経済を重んじる場として(アフリカを)育てる」と官民合わせ約3兆円の投資を約束した。
★新聞は安倍外交の成果や偉業のようにはやし立てるが、既に資源外交で中国資本にどっぷりつかっているアフリカ各国にとっては、時期も規模も遅きに失した受け止めだろう。ましてこれを機に国連の安全保障理事国入りでアフリカ各国に協力を求めようというのは少々虫が良すぎるのではないか。
★そこで思い起こすのは首相を目指し、中曽根内閣の外相として活躍した首相の父、安倍晋太郎の外交政策だ。1982年から86年まで連続4期の任期中に「創造的外交」を打ち出し、アフリカ外交に着手した。
★84年の国連総会の安倍外相演説では「アフリカの危機の克服のため、我が国としては取りあえず本年のアフリカ向け食糧関係援助を1億ドル以上としたが、同時にこの地域で日々の糧の生産を軌道に乗せうるようアフリカ諸国との間で腹蔵ない話し合いを行い、国づくりの面で有効な協力をもたらす道を探りつつある。またこの10年間に我が国は対アフリカ経済協力を飛躍的に拡大しており、アフリカ開発基金及びアフリカ開発銀行においては、それぞれ域外加盟国として第2位の拠出国となっております。技術協力の分野においても海外青年協力隊員の実に4割以上がアフリカに派遣され、草の根での協力にまい進しているのであります」。80年代の安倍外交のアフリカ政策は世界に誇るものだった。(K)※敬称略
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