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「家族の絆が希薄化したと嘆くほど、日本の家族の絆は薄くなってはいない。:じこぼう氏」
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2016/8/29 晴耕雨読
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今朝は、すでに成人している子供が起こした犯罪の謝罪や弁明を、母親にさせる映像が流れていた。
なんという野蛮な社会だろう。
こんな野蛮を肯定するメディアのトップは、所属する社員が不祥事を起こした時は謝罪会見を開き、「社員の性壁を把握していたか」どうかという質問にも答えるのだろうか。
一昔前に比べて育児に参加する父親は増えた。
仕事より家族の時間を優先したい、という価値観も広がった。
家族の絆が希薄化したと嘆くほど、日本の家族の絆は薄くなってはいない。
むしろ、家族を大切にしたいから男性も育休をとりたい、といった要求に、制度の方が追いついていないくらいではないか。
守旧派を満足させる家族の絆は、確かに昔より希薄化したのかも知れない。
しかし、それは家族「像」が変わっただけで、家族の絆そのものが希薄化したわけではなかろう。
夫婦別姓の話は一方の精神的苦痛を軽減しようという家族思いの思考だし、同性婚は家族の絆をもっと広げようという思考ともいえよう。
戦争に駆り出された子が一欠片の遺骨となって帰ってきた姿を見た親が、お国のために死んでくれて名誉だ、などと喜ぶような「家族」はグロテスクなものとなった。
成人した息子の犯罪を親に謝罪させ、釈明させるような姿を見て、野蛮で異様な光景だと感じる人たちも、昔よりは増えているはずである。
「希薄化した」のはたぶん、家族の絆ではない。
家族という名の下で、個人が個でいられなくなるようなイデオロギーが希薄化したのだ。
「個人は個である」という価値観の下で、我々は新しい家族像を作っていくべきだ。
むろんそれは、「憲法に家族条項をいれよ」などという守旧派の思想とは対極である。
暴行事件を起こした本人は、あのようなことをした以上、法的な制裁と社会的な制裁を十分に受けるべきだ。
母親が謝罪会見を開いたからといって、本人の罪が免責、軽減されるなどということは絶対にあってはならない。
それは、親に謝罪させる野蛮さと表裏一体の、もう一つの野蛮に他ならないからだ。
これはさすがに、某党が設置した密告フォームで、政治的に中立とは言えない幼稚園教育の事例として密告すべき事案かもしれませんね。
/園児に「教育勅語」 安倍政権の支持勢力が…:NEWSアンサー:テレビ東京 https://t.co/Q3XEQM7OGg
貧困を訴えた高校生は、それを主張することで利益を得たわけではない。
それなのに、貧困の主張自体をズルいことであるかのように叩かれ、プライバシー晒しや中傷を受けた。
/貧困たたき:新宿で緊急抗議デモ 作家の雨宮処凛さんらも - 毎日新聞https://t.co/aqDmz4keND
おそらく今後も、社会に向かって貧困を訴える若い世代に対しては、「人前で主張する余裕があるなら貧困ではない。働け」などという批判がどこからか湧き上がってくるのだろう。
ぼくはそこに、共同体を非難し、声高に自己主張をするような人間は排除するという、「いじめ」の論理に近いものを感じる。
「貧困を訴える余裕があるのだから貧困ではない」「言論の自由を守れといえるのだから、言論の自由は保障されている」…これらは、主張や抗議自体を沈黙させるのには、実に都合のいい話法である。
そうやって最初に声を上げたカナリヤには毒を飲ませて、我々は濃い毒ガスの充満した坑道を進むのである。
>深町秋生長谷川豊アナの母親に取材してみるか。なんでお宅の息子はニューヨークにいたころに会社のカネをちょろまかしたのか。どういうカネの使い方を教えたのか。聞かないわけにはいかない質問だ。 / “長谷川豊アナ、高畑淳子謝罪会見での「性癖」質…”https://t.co/M3ZxBRhaMS
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