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アフリカに乗り込んでまで安保理常任理事国支持要請をするピント外れー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sp1upd
27th Aug 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks
アフリカ開発会議に出席し、アフリカ開発支援についてまで中国と張り合う安倍首相の愚について、
私は何度も書いてきた。
しかし、きょう8月27日の毎日新聞を見て驚いた。
アフリカ首脳と相次いで会談し、
安倍首相みずから日本が目指す国連常任理事国入りについて支持要請をするというのだ。
まだこんなことをやっているのか。
日本が安保理常任理事国になるには五大国すべての承認がいる。
たとえアフリカのすべての国が支持しても、五大国の一つでも拒否すればかなわない。
中国が賛成するはずがない。
それよりも、なによりも、頼りの米国が本心では支持していないのだ。
もし安倍首相がそれを知らないなら、あまりにも外交音痴だ。
知っていながらアフリカ首脳に要請しているなら、もはやまともではない。
どっちに転んでも、理解不能な安倍外交である。
◇
<安倍首相>アフリカ首脳と会談 常任理事国へ同床異夢
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160826-00000131-mai-pol
毎日新聞 8月26日(金)21時55分配信
【ナイロビ前田洋平】第6回アフリカ開発会議(TICAD6)に出席するためケニアを訪れている安倍晋三首相は26日、首都ナイロビで参加国の首脳と相次いで会談した。日本が目指す国連安全保障理事会の常任理事国入りに向け、独自に安保理改革案を示しているアフリカ連合(AU)との連携を強める構えだが、双方の改革案には違いもあり、思惑通りに進むかは不透明だ。
「我々は技術や人材育成の面で協力し、アフリカの夢を実現したい」。首相はTICAD6の共同議長をともに務めるケニアのケニヤッタ大統領の歓迎を受けた後、共同記者発表でアフリカとの連携を強調した。大統領は「台頭するアフリカが一層の高みに上りつめるには互いに助け合わなければならない」と述べ、日本への期待感を示した。
首相は26、27の両日に夕食会を開き、参加国首脳を招くほか、20分程度の個別会談を相次いで行う「マラソン会談」を展開する。26日はギニアなど6カ国首脳と会談。岸田文雄外相も同日、TICADの閣僚級会合をこなしつつ、15分刻みで5カ国外相と会談した。
安保理改革の実現には国連総会で加盟193カ国の3分の2以上の賛同が必要。大票田であるアフリカ54カ国との連携が鍵となる。日本とドイツ、インド、ブラジルの4カ国(G4)とAUはいずれも常任理事国を5カ国から11カ国に拡大させる改革案を示しており、アフリカ2カ国を含むことで一致しているが、拒否権の扱いが異なる。
G4は制度改正から15年後までは新たな常任理事国に拒否権を付与しない案を提示するが、AUは拒否権の付与を要求している。日本はAU側に一定の譲歩を求めつつ、G4側も歩み寄ることで「大同連合」(外務省幹部)を目指す。G4側の主張に理解のある国の首脳らと個別に接触し、連携を働きかける考えだ。
北海道大の鈴木一人教授(国際政治)は「節目である国連創設80周年の2025年に向け、まずは安保理改革を行う総論で一致するなど一歩一歩ステップを踏み、合意形成する必要がある」と指摘する。
◇AU内は綱引き
【ナイロビ小泉大士】国連安保理改革で日本は54カ国・地域が加盟するアフリカ連合(AU)との連携を目指すが、AU内部は常任議席の拡大枠を巡り各国の思惑が交錯する。
AUは2005年の特別外相会合で採択された「エズルウィニ・コンセンサス」を共通の立場とする。国連の意思決定にアフリカの主張を反映することを重視し、安保理について常任2議席と非常任5議席をアフリカ地域に割り当てるよう要求。拒否権には原則反対する一方で、認めるなら新常任理事国にも付与すべきだとしている。
表面上は「一つのアフリカ」をアピールし、国際社会での発言力強化を狙うAUだが、一皮めくれば足並みはそろわない。問題は常任理事国の拡大枠をどの国が占めるかだ。
2枠を巡ってナイジェリア、南アフリカ、エジプト、エチオピアといった地域大国が争うほか、フランス語圏の西アフリカ諸国も「うち1枠はわれわれのものだ」と主張する。
常任理事国入りを目指す日本など4カ国グループ(G4)の一角、インドが昨年10月にAUと開いた会合では、安保理改革をめぐって首脳宣言の文言調整が難航したとされる。インド紙は「AU内部の意見の隔たりが影響した」と伝えた。05年にG4がAUと決議案一本化を図った際も、当時議長国だったナイジェリアの「独断専行」が域内で反発を招いた。
アフリカで発言力を強める中国の影響が及ぶのも必至だ。「チャイナマネー」の恩恵を受けるアフリカの一部首脳は、領土や主権を巡る問題で中国の政治的主張を支持するような発言をしている。
南アフリカ・ノースウェスト大のオシュペン・マセン講師(国際関係学)は安保理拡大が実現すれば、限られた常任枠を巡ってアフリカに数ある地域機構間の主導権争いを招く恐れがあるとし、「逆にAUの結束が崩れかねないジレンマを抱える」と指摘する。
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