http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/526.html
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「生前退位の論議を見ていると天皇は新しいカリスマになる可能性があるかもしれない:住友陽文氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/20583.html
2016/8/21 晴耕雨読
https://twitter.com/akisumitomo
(インタビュー)「お言葉」から考える 東京大学名誉教授・三谷太一郎さん:朝日新聞デジタル https://t.co/xyFNzMqpjg
〜三谷さんの見方、とくに「行動する天皇」というのは僕もその通りだと思う。
昨年の国事行為が131件、公的行為が538件、1日1.8件あった。
>>Hすなわち昭和天皇はすでに大日本帝国憲法の体制下でカリスマであり、戦後、自身が国民を統合する象徴だと言われるのは不自然ではなかっただろう。その意味で、昭和天皇はすでに「象徴天皇」で「あった」が、現在の天皇は「象徴天皇」で「あろう」とすることで象徴天皇の地位にいたと言えるだろう。
僕が以前ツイートしたこととよく似たことを三谷太一郎さんも指摘している。
現在の天皇は象徴天皇「たらんとして」象徴天皇「であろう」とする。
「すでに」カリスマであった戦後の昭和天皇とはそこが違うが、その分、別のカリスマになりうる。
生前退位の論議を見ていると天皇は新しいカリスマになる可能性があるかもしれない。
象徴天皇として自らを律し、そして自らの意思により退位する天皇として。
戦後の政党政治に全幅の信頼を置かない現在の国民は戦後民主政治のそのような欠如を埋めるものとして象徴天皇制を積極的に位置づけだしたのか。
本来、民主主義には必ず欠如があるし、欠如があること自体に意味があるが(欠如を埋めんとする運動が民主主義を持続させるから)、その欠如に我慢がならないと、政治以前的な存在でその穴を埋めようとする。
1930年代の日本もそうだった。
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https://t.co/xyFNzMqpjg から 一部抜粋
――象徴天皇のあり方は、憲法で定められており、固定的なものだと考えていました。
「憲法上の規定はありますが、象徴天皇はこういう存在でなければならない、という自明のイメージがあるわけではない。天皇に就いた人が、自ら形成していかねばならない側面があります。天皇自身が、憲法の枠内で、自由意思を持つ者として、どうしたら国民統合の象徴の務めを果たせるのか、考えていかねばならないのです」
「象徴天皇は、非行動的な存在と受けとられているかもしれませんが、旧憲法下の天皇よりも強い能動性を持ちうる可能性がある。今の天皇は、その可能性を積極的に開いていこうとされている。それが、『日本国の象徴』というより、『日本国民統合の象徴』に力点を置かれている理由ではないか、と先ほどお話ししたことの意味です。積極的な象徴天皇像をお持ちだという印象を、私が接した限りでも受けてはいましたが、今回、そのお考えが非常にはっきり表れたと思います」
――天皇は存在するだけで尊いとする保守の意見もあります。
「それは、旧憲法下の大日本帝国天皇のイメージが残っているからではないでしょうか。『神聖不可侵』とされた天皇は、『非行動者』としての天皇です。行動すれば、『神聖不可侵』を保つことはできません。『非行動者』が、本来の天皇の姿であり、それを踏み越えるのは、行きすぎだと考えているのかもしれません」
■ ■
――一方、憲法学者の間には、天皇の政治的影響力の拡大につながるのではとの懸念もあります。
「私はちょっと違う考え方をしています。今回の声明は、国民統合の象徴としての役割を果たすには、能動的でなくてはならない、という天皇のお考えを、主権者である国民に対し、問題として提起されたのだと思います。どのような象徴天皇のあり方が望ましいか。これは非常に重い問いで、日本国の将来を左右するに足る大きな問題です」
「象徴天皇のあり方について、私たちはまだ十分な議論を積み重ねてきていない。憲法学者も政治学者も、象徴天皇の位置付けや任務について、あまり踏み込んだ議論をしてこなかった。それを考える重要な機会にすべきでしょう」
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