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日中関係の危機を招いた安倍政権の無能さとそれを許す野党の体たらく
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13Aug2016 天木直人のブログ
戦争は外交の延長だという言葉は、プロシアの将軍で戦略家のクラウゼビッツが「戦争論」の中で語った言葉らしいが、その伝にならえば、今の日中関係は、外交の失敗が戦争につながりかねないほどの危機にある。
もちろんその責任は安倍政権の無能さにある。
安倍首相の使い走りの岸田外相は、留任早々程永華駐日中国大使を呼びつけ、8分間待たせて恥をかかせるという意地悪外交をし、フィリピンに飛んでフィリピンを味方につけようと必死だ。
田中角栄なきあと、いまや中国とパイプのある唯一の大物政治家と持ち上げられる二階幹事長は、程永華大使とあって、日中両国の「円満な話し合い」が重要であることで一致したなどと、ガス抜きを図っている。
軍国主義礼賛だけが取り柄の政治家である稲田朋美は、防衛大臣に抜擢されたとたん靖国参拝を止め、右翼から裏切り呼ばわりされるのをおそれて用もないのにジブチ、ソマリアくんだりまで、高跳びしている。
岸田、二階、稲田の親分は夏休みでゴルフだ。
戦争前夜であると言う緊張感などおよそ皆無の、これ以上ない無能内閣だ。
そんな無能政権でも長期政権でいられるのは、野党がもっと無能であるからだ。
無能同士が野党共闘に明け暮れ、安倍政権を安泰にしている。
これがこの国の政治の現実だ。
その政治家たちについて、きのうの夕刊フジで、安倍首相のお友達である日本テレビの御用キャスター辛坊治郎が「国会議員の厚遇やめろ!」と叫んでいる。
「いったい何人が歳費に見合う仕事をしているのか」と。
「私はポピュリストじゃありませんから、むやみに議員の歳費を減らせなんていいません」が、などとわざわざ前置きした上で、いくらなんでも多すぎると次のように書いている。
歳費月額約129万円。
プラス年二回で500万円のボーナス。
加えて月額100万円の「文書通信交通滞在費」と、65円の「立法事務費」。
領収書が不要だから何に使っても自由だ。
しかも歳費を除けばすべて無税だ。
いくら何でも多すぎるだろう、強欲過ぎるだろうと。
辛坊にここまで言われるようではお終いだ。
この国で一番甘やかされ、恵まれているのは、国会議員に違いない。
安倍政権の暴走も、それを阻止する野党共闘も、国会議員を続けるための生き残りのためのなれ合い芝居をしているのである。
それを知っていながら政治評論で飯を食っている政治評論家も、それを流すメディアもぐるだ。
馬鹿を見るのは国民だけである(了)
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