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焦点は10・23 小池都知事が計る“新党結成”のタイミング
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/187622
2016年8月12日 日刊ゲンダイ
都知事の登場で会場の空気は一変(C)日刊ゲンダイ
「小池新党」をめぐり、マスコミが大騒ぎしている。小池百合子都知事(64)が「選択肢のひとつ」と発言。都内の地方議員が小池を囲む会合を開いたことで、にわかに急浮上しているのだが、ホントに「小池新党」なんかできるのか。
「小池知事とともに新しい都政を前進させる地方議員の会」と題した会合は10日に開かれ、約70人が参加。そのうちバッジを付けた区議や市議は40人ほどだった。都議会会派「かがやけTokyo」の3人による仕切りで、両角穣都議(54)が司会を務め、音喜多駿都議(32)と上田令子都議(51)が前座で都政報告。3人とも「みんなの党」の残党だ。両角議員は「新党発足前夜のような熱気に包まれている」なんてあおっていたが、出席者はどこか上の空だった。
それが、主役の小池都知事が約20分遅れで会場入りすると、空気は一変。参加者はスマホやデジカメを取り出して、パシャパシャ。小池氏が「心に百合子グリーンを刻みながら、共に前に進んでいきましょう」などとテキトーなスピーチを終えると、盛大な拍手が沸き起こった。全員で記念撮影し、小池氏が「みなさまに名刺を差し上げま〜す」と言うと歓声が上がった。「ほとんどの議員が小池知事とは初見のようなもの」(都政担当記者)というから納得だ。
■群がる連中にも思惑が
集まった約40人の地方議員の大半の頭にあるのは次の自分の選挙。そこで小池都知事を利用しようと計算をめぐらせている、というのが実際のところだ。
「かがやけ3人組は都議会での存在感は薄いし、選挙も弱い。前回の都議選ではいずれも下位当選での滑り込みで、来年夏の選挙で生き残れるかは微妙です。それで、知事与党の一員だとアピールして顔を売り、“小池新党”をチラつかせ、都知事選で小池を応援した区議や市議を取り込むつもりなのでしょう。区市議側も小池人気にあやかろうというわけです」(都政関係者)
公務が控えている小池氏は30分足らずで撤収。温度差ハッキリだが、シンパが増えるのは小池氏にとって悪くない話だ。
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は言う。
「小池さんは都知事選に出馬した時点で、就任後のシナリオのひとつに新党結成を入れています。ただ、それは都連や都議会自民との関係修復が絶望的になった場合です。すでに安倍首相や二階幹事長と面会し、党本部とは話がついた。あとは都連以下がいつ矛を収めるかです。足元では、都連の方針に反して小池さんを支援した若狭勝衆院議員や区議7人の処分問題がある。それに10月23日には、小池さんが抜けた衆院東京10区の補選が行われる。後釜をめぐり、小池さんと自民党はバトルを続けるのか、協調路線に転じるのか。誰を後継候補にするかが最大の焦点になるでしょう」
10・23が「小池新党」のターニングポイントになる。
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