オバマの広島電撃訪問のシナリオを書いた男
http://79516147.at.webry.info/201608/article_48.html
2016/08/05　半歩前へ�U

　オバマ米大統領の歴史的な広島訪問を実現させたのはケネディ駐日米大使と広島出身の岸田外相だと伝えられていた。ところが、そうではなく読売新聞の元記者が筋書きを書き、暗躍していたとフリー写真カメラマンの新藤健一が暴露した。

　オバマは今年５月、伊勢志摩サミットの終了後に広島を電撃的の訪れた。地元広島の被爆者たちは歴史上はじめて現役の米大統領が姿を見せた、として歓迎した。各国のメディアも一斉に伝えた。
　　　
　ところがこの電撃訪問には裏があった。２０１５年９月、読売の元ワシントン特派員で広島テレビ社長の三山秀昭は、ホワイトハウスの国家安全保障会議（NSC）高官のもとを訪れた。

　新藤によると、面談の目的はオバマの広島訪問を要望する「広島市民の手紙」を持参、その熱意を伝えることだった。
　
　
　三山は、オバマ広島訪問のシナリオを雑誌「新潮４５」（２０１５年１２月号）に寄稿。その中で三山は高官にこう説明した。

　「重要な点は原爆投下の謝罪のために広島訪問を求めているのではないということだ。プラハで『核なき世界』を世界に発信した大統領が、厳しさを増す国際情勢の今だからこそ、核軍縮のメッセージを世界に発信して欲しいのだ」。

　オバマは歴代米大統領の中で核廃絶にとりわけ熱心だった。在任中に目立った進展はなかったが、取り組む情熱は衰えてはいなかった。

　そうしたオバマに退任を控え花道を飾ってやろうと考えたのか？　それともオバマを“出汁”にした三山本人の売名行為なのか？あるいは、オバマ訪問を日米同盟強化のテコに使うなど、特定の目的を持った何者かの依頼を受けて工作したのか？

　いずれにしても読売の元記者である三山がなぜ、そこまでやるのか？真の狙いは何だったのか？　謎は深まるばかりだ。

詳報はここをクリック
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