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2016年08月04日 「ジャーナリスト同盟」通信
<厚化粧で石原利権暴き>
小池を厚化粧女と切り捨てた石原慎太郎、増田候補以外の支持をする党員は除名だという文書を配布したせがれの都連会長と、都知事選に絡んでの石原父子の暴走が、いまも話題を振りまいている。せがれの文書配布に対しては、自民党員から激しい非難が巻き起こっている。「党員あっての自民党だ。議員のための党員ではない。石原父子を許せない」という怒りの抗議が、筆者の耳にまで届いた。それでいてせがれは、内閣改造で生き残った。安倍と石原は一体・運命共同体という証拠であろう。小池の石原利権暴きを許さない、との安倍の意思でもある。これに小池が屈すれば、彼女もたちどころに公約違反の烙印を押されることになる。さて、どう展開するのか。
<石原を切れない安倍>
かつて田中角栄がテレビタレントから拾い上げた山東昭子である。彼女が尖閣問題を外交問題に浮上させた張本人。これを石原が狂喜して飛びついた。
日本会議の悪しき外交戦略が浮上することになる。
尖閣問題を、平和憲法破壊へと結びつけるという方程式にのめり込む安倍・自公内閣だった。中国との対決・中国敵視路線の具体化である。
中国の反発をNHKや読売・産経が大々的に報道して、茶の間の日本人の中国嫌いを定着させた。憲法破壊に野心をみなぎらせる安倍と石原は、いうなれば一体関係にある。石原父子の失敗で都知事を失っても、安倍が石原を斬り捨てることはない。両者は、どう転ぼうが一蓮托生なのだ。
<徳洲会疑獄も暴けるか>
小池の背後には小泉・細川が控えている。石破派もついている。
石原事件というと、代表格は徳洲会疑獄である。徳田虎雄の不正資金が石原家に大量に流れていることは、関係者の証言で暴露されている。徳田の元金庫番が口を開けば、石原家の正体が暴かれることは間違いない。
予算を握った小池の権力が、正義のために行使されると、警視庁もじっとしていないだろう。
不正腐敗暴きによって大量得票を手にした小池である。
<森・安倍の五輪利権暴きの行方>
「安倍の小僧を断じて許せない」という小泉の怒りは半端ではない。
事情通は「小泉が総裁選挙に出馬した時、安倍が知り合いに声をかけて300万を調達した。これに感動した小泉が、安倍を官房長官や幹事長に起用した。そうして天下人になれただけのこと。その小泉を雑巾のように捨てた。のみならず、秘書の飯島を小泉の番犬に使っている。安倍の悪辣な対応に、小泉が黙って引き下がることはない」と語っている。
かつてナベツネを男にさせた宇都宮徳馬は、裏切り者を「忘恩の徒」と断罪した。同じく小泉も、安倍を「忘恩の徒」と断じているに違いない。
安倍も執念深いが、小泉もまたそうである。
筆者の玄関には、小泉が結婚式をした際の引き出物の粗末な時計が、いまも動いている。
<都議会野党との連携も>
伏魔殿の東京都政の全てが、石原利権であるといってもいい。銀行を立ち上げてつぶした不正金額は、ただ事ではないだろう。築地の移転問題もまだ煙もうもうである。徳洲会疑獄もその一つである。
東京五輪は石原と安倍のコンビで実現した。不正の成果であろう。
小池には切り札が一杯ある。不正暴きの公約に、都民は感動して動いたものである。共産党支持者も自民党支持者も小池に投票した。人生最後の賭けに出た小池を甘く見ると、判断が狂うかもしれない。彼女の公約は、政治知らずの鳥越をはるかに上回っていた。都議会野党との連携も注目されるだろう。
2016年8月4日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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