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小沢 一郎 「 総選挙は政権交代の最大のチャンス。本気で協力すれば勝てる 」
http://4472752.at.webry.info/201608/article_2.html
2016/08/02 18:11 銅のはしご
2016年8月1日(月)
定例記者会見
生活の党と山本太郎となかまたち
小沢 一郎 代表
✑ 野党4党が一体感を持ってやれたかどうかが,参議院選,知事選,そして次の総選挙に臨む最大の課題。それをいちばん大きい民進党が主導しなければいけない。大勢の人が本気になっている姿,一体感を持っている姿が,必ず有権者に共感を呼ぶんです
✑ 本気になって力合わせしないとダメだと衆議院の連中が深刻に受け止めれば,野党共闘の流れは,より深化する。単なる数頼みや調子良い話だけでは勝てない
✑ 総選挙は政権交代の最大のチャンス。本気で協力すれば勝てる
✑ 衆議院選挙は,とくに選挙区が「オリーブの木」で 1つになるべきだ。選挙区と比例が違ったのでは,ほんとうの力は入らない。ブロックで比例区復活もある
✑ 戦前から「東京伏魔殿」と呼ばれるほどで,これを打破し,風穴を開けないとけっきょく何事もできない。どっちに転ぶかはわからないが,小池・新都知事がやりきれるかどうかが これからの腕の見せどころであり,我々の見どころだ
山本 太郎 代表
✒ 参院選。東京選挙区でゼロ・スタートだった三宅候補は,全国的にネットを通して広がりを見せた。初めてほんとうの意味でのネット選挙が行われたと感じた。結果は伴わなかったが,一度で終わることではなく,これから先,興味のない方々と政治を繋ぐような役割をこれからも担っていく部分だろう
✒ 都知事選。準備期間が短くギリギリだったことが大きく影響した。準備期間の大切さと,運動量と比例することが数字に表れていると思う
2016.8.1 生活の党と山本太郎となかまたち 定例記者会見
https://www.youtube.com/watch?v=ng5GUA747To
23:41
【 記者質疑 】
朝日新聞 ; 都知事選の結果ですが,生活の党が推された鳥越さんが3位に終わってしまいました。この受け止めと敗因について。
小沢 一郎 代表
昨日の都知事選挙も,4党推薦の鳥越氏が振るわなかったというんですが,これはもう参議院選挙のように4党推薦,統一候補という形は決まったけれども,もう一つ4党の総力が結集できなかったということが大きな要素だと,私はそう思っております。
朝日新聞 ; 岡田さんが投開票日の前日に辞意を表明され,次の代表選挙には出ないと表明された。これは選挙結果に影響はあったでしょうか。また,岡田さんが辞意を表明されたこと自体についての受け止めを。
小沢 一郎 代表
選挙に影響あったかどうかはわかりませんがね,ちょっと,選挙終わってないうちに辞意表明つうので,私はびっくりしました。済んでからが,まあ普通じゃないかな。仮に劣勢の選挙戦であっても。それはもう本人の考え方だから,わかりませんが。私としてはいわば選挙中の辞意表明に,ちょっと驚きました。
共同通信 ; それを岡田代表から直接伝えられたのかと,岡田さんが替わることによって4党の共闘関係に変化が起きるかどうか。期待と懸念は。
小沢 一郎 代表
岡田さんからは一切何もありません。新しい代表が誰になるかわかりませんが,その人によって多少のニュアンスの違いは当然出てくるだろうと思いますけれども,野党が協力しなけりゃ,次の総選挙,勝てるはずはないんですから。その意味での判断と流れは,変わりないと思います。
日刊スポーツ ; 新しい都知事になった小池さんは以前小沢代表とも一緒にやられていた時期もあると思うが,新都知事に対する期待するところがあれば。
小沢 一郎 代表
小池さんは,立候補表明した時点から,そのタイミングと言い何と言い,政治家の判断だと思って,私は感心しておりました。そして,けっこう強いだろうというふうに思っておりました。案の定,圧倒的に勝ったんですが。
あとは,彼女がものすごく優れた感覚,感性を持ってますから,それを大東京の知事として,どれだけ上手く発揮できるか。まあ多分,彼女は上手くやるとは思いますけれども,そこは,どっちに転ぶか,今はわかりません。
色んな意味でほんとうに東京ちゅうのは,戦前から「東京伏魔殿」と呼ばれるほどのね,ところなんだ。だからこれを改革するちゅうか,街頭でも言ったんだけど,すべてのことが既成の利益のがんじがらめの状況,既得権の中にありますからね。それを打破し,風穴を開けないと,けっきょく何事もできないんですよ。それを,彼女がやりきれるかどうか。そこがこれからの彼女の腕の見せどころであり,我々の見どころだと思ってます。
テレビ朝日 ; 小沢代表は都知事選の敗因として,野党統一候補だったが総力を結集できなかったと仰ったが,今回の鳥越さん擁立の過程で民進党の都連が挙げた古賀さんを直前で鳥越さんに変えたり,あるいは共産党が推していた宇都宮さんの出馬を断念させたり,そういう今回の民進党の鳥越さん擁立のプロセスはどういうふうにご覧になっていましたか。
小沢 一郎 代表
僕は全然関係してませんでしたが,鳥越さん擁立というのは良い視点だったと思います。
だけど,神輿かついだでしょうかねえ。本来いちばんの力持ちであるべき(野党)第1党,言い出しっぺが。
やっぱりもう全力でやらないとね,神輿は上手く踊りませんからね。そういう意味で少し...だから,参議院選も同じだけれどもと言ったのは,そこなのね。
一体感を持ってというのを,民進党が主導しなければいけないわけだね。いちばん大きい政党だから。
一体感を持ってやれたかどうかちゅうことが,参議院選,知事選,そして次の総選挙に臨む最大の課題だと思います。
NHK ; 参議院選挙と都知事選挙の結果を受けて今後野党再編というものを掲げて,どのように動いていかれるかを。
小沢 一郎 代表
この結果を見ると,やっぱりもっともっと本気になって力合わせしないとダメだなちゅうことは,相当鈍感な人でも皆,わかったんじゃないかな。
とくに衆議院選挙は,これは,自民党も多少色んな人が入っているけれども,日常もうほんとうに地べた這いずり回って選挙運動やっている状況だからね。
単なる数頼みや調子良い話だけではね,勝てない。
総選挙は政権交代の最大のチャンスだし。もうずうっと言ってるように,本気で協力すれば,勝てるんですよ。
なぜこれが,皆わかんないのかなあと思うんだけども。
今回の一連のことで,皆も,とくに衆議院の人たち,連中が深刻に受け止めればね,野党共闘の流れっちゅうのは,より深化するんじゃないかなというふうに思います。
NHK ; 第1党の民進党がしっかりしなければいけないというお話だと思うが,来月,民進党の代表選挙があり野党共闘のあり方も争点の1つになるだろうと言われている。小沢代表としては新しい民進党の代表にはどのようなことを期待されるかを。
小沢 一郎 代表
誰がなるか知りませんけれども,本人がどういう感性と感覚を認識を持っているかは別にして,客観的事実として,このまんまバラバラでやったんではもちろん(勝てない),ただ単に形だけ統一候補になったとしても本気でやらないと勝てないということだけは,多分,普通の衆議院議員で厳しい選挙をやっている人ならば,わかるはずなんです。
だから,誰がなるかによって多少のニュアンスの違いがあるかもしれないけれども,次の総選挙に向けて本気で力合わせをしないとダメだという流れは変わんないと思います。
日刊ゲンダイ ; 都知事選では一体感を持って民進党が主導するような選挙ができなかったと仰ったが,参議院選もそうで,野党共闘では比例で「オリーブの木」がやれなかったので中途半端になったというのはわかるが,都知事選では4党が推薦をし4党が一緒に選対に入ったが具体的に一体感が足りなかったというのは,どういうところか。
小沢 一郎 代表
具体的に僕は選挙戦の中に入ってやったわけじゃないから,わかりませんけれども,私どもとしては小さい所帯ですがうちの○○○やら○○○やら毎日10人ずつぐらいで選挙事務所の中でのデスクワークじゃなくて,外へ出てビラを配ったり何だりという活動をずっと続けさせました。
これはもっともっと100人なり200人なりでやるということになれば,その効果,直接的効果もあるけれども,そういう大勢の人が本気になって暑い中を歩いてるという姿がね,必ず有権者に共感を呼ぶはずなんですよ。だから具体的な事例で言えば,そういう活動が,どうも全党的な形で見られなかったというのは非常に残念で,僕はもう少し(そういう姿を示し本気度を伝える活動をすべきだと)。衆議院の場合はそれぞれの選挙区で仮に一体となっても,民主党の系統の人,どこの系統の人と色々あるとは思うけど,その系統の人がまず第一義的に一生懸命やるのは当然ですけれども,皆がそれに合わせてやらないと。
国民に対する本気度が伝わらないんだよ,恰好だけ形だけじゃないかということではね。これは票入れないよ。
都知事選はまた別個の特殊な要因はあるけれども,衆議院選挙は政権を決める選挙ということになればね,皆それなりにまともに真剣に考えますよ。
だから そういう意味で,ほんとうに国民が真剣に考えるっちゅうときに,「 ああ,やってるな! 」というふうな印象を与えるような活動をやらないと,ダメだわね。
ここに(山本)太郎さんもいるけれども,此間の東京の選挙区の戦いで三宅(洋平)さんがね,猛烈な人集まって街頭やったよね。 ちょっと 期間が短かったせいで 25〜26万票に終わったけれどね,
一般的な運動論とはちょっと全然別な手法とキャラクターでやって,あれだけ人が集まったんだけど,人を集めるっていうのはね,容易なことではない。
これ,実際にやんなきゃ,わかんない。
太郎さんや三宅さんのような資質とキャラを持っていれば別だけど,普通の我々,政治活動はね,やっぱりもう徹底的に足で歩いて汗かかないとね,皆が共鳴しないの。
だから,そういう意味での一体感を持って,皆 総出で,全員でやるという形が見えなかったんだということにあるんじゃないかと思います。
<社名聞き取りできず>; 山本代表に。参院選での街頭演説などの手応えについてどういうふうに受け止めているかを。
山本 太郎 代表
参議院選挙,私は東京(選挙区)で,ほぼゼロ・スタートで地盤でないところで出た無所属の三宅洋平という人間を応援したんですけれども,その前の参議院選挙のときには全国で18万票近く取った人間なんです。東京でゼロ・スタートから,集まった人たちが運動員になっていく,実際に演説を聞いた人が運動員になっていく。1日に演説する回数も少ないという中で,どれぐらいまで広げられるかと。結果として当選はならなかったんですけれども,これはもう,次に繋げていけるだろうなと。しかも,東京で選挙をやってたけれども全国的にネットを通して広がりを見せたので,これはある意味,初めてのネット選挙が行われたんじゃないかなと。ほんとうの意味でのネット選挙というものが行われたんじゃないかなというふうに感じました。
結果は伴わなかったんですけれども,でもこれ一度で終わることではなく,これから先の新しい,興味のない方々と政治を繋ぐというような役割はこれからも担っていく部分なんだろうなと思います。
都知事選に関してですが,やっぱり期間が短かった。ギリギリでのということが大きく影響したと部分あると思います。それによって候補者の問題提起が1週目ぐらいまではちょっとフワッとしたものになってしまった。しょうがないことですよね,これ。後半戦,すごく的確に問題点を聴衆の皆さんに訴えることができていたと思うんですけれども,やっぱり準備期間がギリギリで。
僕はいつもギリギリの人間なんで他人のこと言えませんけれども,そういう準備期間の大切さというものを痛感した都知事選でした。
あと,運動量というものも比例するんだなということが,良く数字に表れてるのかなと,自分的には思います。
時事通信 ; 小沢代表の「オリーブの木」構想の重要性について今の段階での認識と,それを今後とも他党に働きかけていく考えはおありかを。
小沢 一郎 代表
「オリーブの木」というのは,既存の政党が1つの政党として合併して政治活動をするということは事実上できないという場合に,選挙戦で,基本的な政策合意をした上でになりますけれども「1つの政党」として選挙戦を闘うという構想です。
今後どこまでなるかは,ちょっとわかりませんけれども,政党の合併,大政党になるちゅうことができなきゃ「オリーブの木」構想でやる以外ない。
私は もう 「オリーブの木」 の構想ができれば,いずれ 1つの政党に無理矢理ならなくてもいいと,そう思ってます。
それから,皆さんはね,「オリーブの木」って言うと比例ばっかり考えますけどね,比例だけ言ってんじゃないんですよ,僕は。
選挙区も「オリーブの木」でやんないとダメですよ。
選挙区と比例が違ったんじゃね,ほんとうの力は入らない。
そこを勘違いしてるのが多過ぎる。
選挙区,比例区,ともに「オリーブの木」じゃないと,これは成り立たない。
とくに衆議院選挙はブロックであり,しかも比例区復活の形が,現制度では,あるんですから
それぞれ小選挙区はバラバラで,比例だけは「オリーブの木」では,これ衆議院では通用しないですから。
だから「オリーブの木」つうのは,衆議院はとくに選挙区が中心の選挙だから,1つになってやらないとダメだと。そう思います。
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