http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/567.html
Tweet |
自民党が業者とネットやブログの情報収集・分析!!
http://79516147.at.webry.info/201608/article_17.html
2016/08/02 半歩前へU
新聞で気になる記事を見つけた。自民党が日経にいた男と組んでネットの掲示板やブログでの「口コミ量」など情報の収集分析。自民党議員たちにアドバイスしているという。自民党の情報収集機関がまた、一つ増えた勘定だ。
それによると、
選挙中、テレビの放送量と、ネット上の掲示板やブログでの「口コミ量」を分析し続けた人がいる。小口日出彦氏(54)。「パースペクティブ・メディア」社の経営者だ。
テレビの放送量は直前の参院選に比べて格段に多かった。小口氏は「舛添要一前知事の疑惑に始まり、小池百合子氏の先出しジャンケンや自民党の公認外し、鳥越俊太郎氏の週刊誌報道……。『ネタ』として面白かったから」と分析する。ネット上の口コミ量でも、小池氏は終始優位を保った。
小口氏は「日経ベンチャー」誌の編集長などを経て2007年に独立。政治情報を分析する手法を編み出した。その元となるデータは、テレビから得られる情報を文字化したものだ。
小口氏が取締役を務める「エム・データ」社のデータセンター。常時約20人のオペレーターが、放送内容をパソコンに入力している。番組やCMの内容や企業名など放送から得られる情報を独自に要約し、企業に販売する。
その小口氏に自民党が目をつけた。
09年8月の総選挙で下野した自民党にとって、テレビでの露出を増やすことが課題だった。自民党幹部や小口氏によると、11月、茂木敏充・自民党報道局長(当時)に小口氏がプレゼンテーションした。
小口氏は「テレビやネットから集めた情報を用いた分析で、世論が政治をどう見ているかを示すことができる」とアピール。茂木氏は説明を聞き、契約を結ぶことを決めたという。
以後、小口氏は13年7月まで、「情報参謀」役として自民党のメディア戦略に携わった。党本部では毎週、小口氏がつくる分析リポートをもとに情報分析会議を開き、広報戦略を練り上げていった。
小口氏によると、今回の参院選でも「党幹部から何度か助言を求められた」という。複数の自民党議員が、いまも小口氏と日常的に意見交換していることを認める。
「相手のダメな点を徹底的に追及するのが最も効果的だ」。小口氏のこのアドバイスを参考に、党内で小口氏の情報を共有するようになった。
さらに、「テレビだけでは不十分」との問題意識から、10年秋からはネット情報の収集分析も開始。13年の参院選では、党や立候補予定者に関するネットでの書き込みを分析・監視するなどITを活用した。自民党議員によると、候補者にタブレットを配って、演説で取り上げるテーマなどを細かく助言したという。
詳報はここをクリック
http://www.asahi.com/articles/ASJ8177P4J81ULZU00J.html
ネット時代の選挙、変わるメディア戦略
http://www.asahi.com/articles/ASJ8177P4J81ULZU00J.html
2016年8月2日05時11分 朝日新聞 後半文字お越し
参院選関連テレビ放送時間
衆院選関連テレビ放送時間
東京のほか、大阪、名古屋の番組もカバーしている「エム・データ」社のデータセンター=水戸市
約100人が3交代制で365日、テレビ番組を記録している「エム・データ」社のデータセンター=水戸市
米国での経済記者経験もある小口日出彦氏=東京都内、日浦統撮影
自民党の「情報参謀」を務めた小口日出彦氏=東京都内、日浦統撮影
膨大な情報が飛び交い、誰もが発信者となれるネット時代。政治はその変化を敏感に感じ取り、メディア戦略を大きく変えつつある。情報やイメージをコントロールし、移ろいやすい世論に対応する新しいスタイルの政治が始まっている。
「女性初の東京都知事」が誕生した都知事選。民放の情報番組を中心に、告示前から連日のように選挙戦を報道した。投開票日の7月31日には、NHKが午後8時から放送した開票速報番組が視聴率20・0%と、異例の高数字を記録した。
同じく特番を組んだテレビ東京の「池上彰のニッポンの大問題・都知事選スペシャル」も、午後7時以降の放送で9・6%と、「選挙番組としては高い関心を持ってもらえた」(同局)という。
小池百合子氏に「当選確実」が出た午後8時すぎの時間帯では、テレビをつけている人の中でチャンネルを合わせた世帯の割合を示す番組占拠率が、この2局で計約4割にのぼった(数字はいずれも関東地区、ビデオリサーチ調べ)。
テレビ朝日でも午後8時に当選確実をテロップで流した直後から10分間、放送中のバラエティー番組からニューススタジオに切り替えて、小池陣営などの選挙事務所から中継。ほかにも通常のスポーツニュースの冒頭を都知事選のニュースに切り替えて臨む局もあった。
選挙中、テレビの放送量と、ネット上の掲示板やブログでの「口コミ量」を分析し続けた人がいる。
小口日出彦氏(54)。「パースペクティブ・メディア」社の経営者だ。
テレビの放送量は直前の参院選に比べて格段に多かった。小口氏は「舛添要一前知事の疑惑に始まり、小池百合子氏の先出しジャンケンや自民党の公認外し、鳥越俊太郎氏の週刊誌報道……。『ネタ』として面白かったから」と分析する。ネット上の口コミ量でも、小池氏は終始優位を保った。
小口氏は「日経ベンチャー」誌の編集長などを経て2007年に独立。政治情報を分析する手法を編み出した。その元となるデータは、テレビから得られる情報を文字化したものだ。
小口氏が取締役を務める「エム・データ」社のデータセンター。常時約20人のオペレーターが、放送内容をパソコンに入力している。番組やCMの内容や企業名など放送から得られる情報を独自に要約し、企業に販売する。
その小口氏に自民党が目をつけた。
09年8月の総選挙で下野した自民党にとって、テレビでの露出を増やすことが課題だった。
自民党幹部や小口氏によると、11月、茂木敏充・自民党報道局長(当時)に小口氏がプレゼンテーションした。
小口氏は「テレビやネットから集めた情報を用いた分析で、世論が政治をどう見ているかを示すことができる」とアピール。茂木氏は説明を聞き、契約を結ぶことを決めたという。以後、小口氏は13年7月まで、「情報参謀」役として自民党のメディア戦略に携わった。
党本部では毎週、小口氏がつくる分析リポートをもとに情報分析会議を開き、広報戦略を練り上げていった。
小口氏によると、今回の参院選でも「党幹部から何度か助言を求められた」という。複数の自民党議員が、いまも小口氏と日常的に意見交換していることを認める。
「相手のダメな点を徹底的に追及するのが最も効果的だ」。小口氏のこのアドバイスを参考に、党内で小口氏の情報を共有するようになった。
さらに、「テレビだけでは不十分」との問題意識から、10年秋からはネット情報の収集分析も開始。13年の参院選では、党や立候補予定者に関するネットでの書き込みを分析・監視するなどITを活用した。自民党議員によると、候補者にタブレットを配って、演説で取り上げるテーマなどを細かく助言したという。
■放送時間減る国政選挙
テレビの放送内容を、ことのほか気にするのが安倍晋三首相だ。
安倍氏は、バラエティーや情報番組を通じて情報発信をする一方で、自らに批判的な放送については牽制(けんせい)する。フェイスブックで番組を批判したこともある。
14年の衆院選では、そんな安倍氏のメディア戦略が鮮明に表れた。
11月18日。TBSの「ニュース23」に出演した安倍氏は、アベノミクスに関する街の声について「意図的に編集されている」と批判した。
その2日後には、自民党が「番組の公平、中立、公正の確保」を求める文書をテレビ局宛てに出した。
この日はテレビの選挙報道が最も盛り上がる解散日の前日だった。ワイドショーでの報道量が激減し、全体の報道量もそれまでで最も少なかった03年の半分程度しかなかった。
ある民放のディレクターは、「国政選挙の報道は公示されたら秒数まで決めて、各党平等にやらないといけない。そうするとめんどくさいし視聴率も絶対取れないから、一切触れたくない、みたいなことになる」と話す。別の局のプロデューサーも「候補者の人柄や特定のテーマを深く掘り下げれば面白く作ることもできると思うが、公平性を保つのが難しくなる」とする。
また、ある局のディレクターは「最近はよくわからない理屈で(番組の企画が)却下される」と打ち明ける。「官邸や政権与党がはっきり口を出してくるわけではないが、意向をくみ取ろうとして局の幹部が忖度(そんたく)に忖度を重ね、おかしなことになっている」とこぼす。
安倍氏の戦略について、駒沢大の逢坂巌・専任講師はもう一つの点を指摘する。
第1次政権では、消えた年金問題や閣僚の不祥事などが相次ぎ、バッシング報道で退陣に追い込まれた苦い経験がある。第2次政権以降は、甘利明・前経済再生相ら閣僚の不祥事が発覚すると早期に辞任させるなど、政権に与えるダメージを最小限に抑えて高い支持率を維持している。
「1次政権は物事を急ぎすぎて自滅したという反省がある。いまは世論を徹底的にモニタリングし、半歩先を行こうとしているようにみえる」と分析し、バージョンアップした「安倍2・0」と名付ける。(日浦統、松井望美、真田香菜子、佐藤剛志)
◇
《遠藤薫・学習院大教授(社会学)の話》 ネットがない時代、テレビや新聞は「自分たちはこう考える」といった政治記事を発信すればよかった。しかし、今は全ての人が意見を発信でき、可視化される時代。急速な変化にマスメディアは自信を失い、大衆に迎合しているようにみえる。国民が政治に当事者意識を持てるようにするためにも、「メディアのあり方」を考え直す時期に来ている。
ネット選挙への変革。とても良い。もっと進むことを期待したい。 / ネット時代の選挙、変わるメディア戦略 (朝日新聞デジタル)https://t.co/LHXSsBGoC4 #NewsPicks
— Shuichiro Hirayama (@shu_hirayama) 2016年8月1日
[朝日]ネット時代の選挙、変わるメディア戦略 https://t.co/fFeh5LfSdc 膨大な情報が飛び交い、誰もが発信者となれるネット時代。政治はその変化を敏感に感じ取り、メディア戦略を大きく変えつつある。情報やイメージをコントロールし、移ろいやすい世論に対応する新しい…
— 5newspaper (@_5newspaper) 2016年8月1日
" ある民放のディレクターは、「国政選挙の報道は公示されたら秒数まで決めて、各党平等にやらないといけない。そうするとめんどくさいし視聴率も絶対取れないから、一切触れたくない、みたいなことになる」" / “ネット時代の選挙、変わる…” https://t.co/eSKlX9hVHo
— 菅野完 (@noiehoie) 2016年8月1日
今回の都知事選は、マスコミの報道とそれを反映したインターネットでの口コミの影響力をすごく実感した。マスメディアと個人が発信する情報の相互作用による劇場型選挙は進化している。 ネット時代の選挙、変わるメディア戦略:朝日新聞デジタル https://t.co/Bi4l9paAul
— 武居利史 TAKEI Toshifumi (@toshify) 2016年8月2日
ネット時代になり選挙報道も変化したと朝日デジタル記事。開票即当確報道、それでTVは視聴率を上げたというが、肝心な問題を置き忘れている。選挙報道はマスメディアの収益を争う草刈り場ではなく、民主主義と自由を守る現場ではないのか。https://t.co/HZu2wDsbgl
— 柴山哲也(ジャーナリスト) (@shibayama_t) 2016年8月2日
この記事を読んでいるとマスメディアの捉え方で有権者の反応が大きく変わることがよくわかる。とするとやっぱり今のマスメディアの対応には大きな責任がある。権力融合体質改善してほしい!
— たまにゃん (@akatama0303) 2016年8月2日
ネット時代の選挙、変わるメディア戦略:朝日新聞デジタル https://t.co/TDt7JnoEvk
公平性を保つのは面倒。面白さを追えば、公平性が保てない。視聴率という泣き所をしっかり押さえられてしまっている。そして大多数の国民は、時の権力に都合のよい情報を流し込まれる。自分でキチンと考え、精査することの大事さ…https://t.co/aKqK3HOa6o@tim1134
— 極東ラジコ (@kyokutoraziko01) 2016年8月2日
マスゴミが、自分達だけの主張を「世論」と言い張った時代は過ぎたのだよ。観念して、自社のねつ造記事の謝罪を行動をもって早急に行いなさい。赤日さん!?。 https://t.co/jhZ0BMCUJK
— tochiro (@tochiro1947) 2016年8月2日
小口日出彦氏によると、今回の参院選でも「自民党幹部から何度か助言を求められた」という。
— 高江を報道しろ!23と報ステを応援する会 (@ouenhst) 2016年8月2日
「相手のダメな点を徹底的に追及するのが最も効果的だ」
小口氏のこのアドバイスを参考に、自民党内で小口氏の情報を共有するようになったhttps://t.co/nPnFzHD22Q
で、こうなる↓
— 高江を報道しろ!23と報ステを応援する会 (@ouenhst) 2016年8月2日
ある局のディレクター「最近はよくわからない理屈で(番組の企画が)却下される」
「官邸や政権与党がはっきり口を出してくるわけではないが、意向をくみ取ろうとして局の幹部が忖度に忖度を重ね、おかしなことになっている」https://t.co/nPnFzHD22Q
ネット時代の到来で、政治はメディア戦略を変えつつあります。情報やイメージをコントロールし、世論に対応する。そんな新たなスタイルが参院選と東京都知事選から見えてきます。 https://t.co/KLygHvaGj3
— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) 2016年8月1日
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK210掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。