http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/765.html
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娘を自民党に里帰りさせた鈴木宗男氏は、“自慢の口”を使って自民党への協力度合いを高めているようだ。
蒸し暑い日本の夏での街頭演説は、支援者などの士気を高めたり維持したりするには効果的かもしれないが、しゃべる候補者などだけでなく聴取者の身体にも“毒”である。
候補者それぞれの政策は、家で見聞きできる政見放送やブログで確認すればいい。
どう考えても、鈴木宗男氏は、鳥越氏に都知事の仕事をまっとうできる体力がないと有権者に思わせたいのであり、悪意で解釈すれば、自分の挑発に乗って鳥越氏が街頭演説を増やして倒れてでもしてくれればもっけの幸いと考えているのかもしれない。
(小池百合子候補も、鳥越氏を思い浮かべることを狙って、「病み上がりの人」というさもしい表現で演説した。 いずれにしろ、鳥越氏を標的にした“口撃”が増えているのは、“生の調査”で鳥越氏の人気が高いからであろう)
家のテレビで選挙運動を見ている限り、街頭演説を何回やっているかに関わらず、主力三候補の扱いはほぼ同じ量である。
鈴木宗男氏の理屈を進めると、TVなどが頑張っている候補者と「省エネ」(手抜き)している候補者を同じ量で扱うのは不公平という話にもなりかねない。
とはいっても、マスメディアではスルーされる鈴木宗男氏の言動、ほとんど意味のない鈴木宗男氏の“異論”をわざわざ紙面を割いて載せた「日刊スポーツ」の姿勢の問題であろう。
1995年の都知事選に立候補した故青島幸男氏は、政策も都市博中止1本の「省エネ公約」であり、ポスターを作成することもなく街頭演説をすることもなく宣伝カーを走らせることもなく都知事に当選している。史上もっとも効率的な「省エネ選挙」を実施した。
対立候補には、副官房長官を長く務めた“官邸の大番頭” 石原信雄氏や岩国哲人氏や大前研一氏もいたが、ものともせずである。
青島氏は参議院議員も長く務めていたが、参議院選挙でもポスターは貼らず街頭演説及び選挙カーは走らせていない。
“ドブ板選挙”ではなく「省エネ選挙」での当選こそ“理想”である。
鳥越氏には、街頭演説はTV(マスメディア)のネタ用イベントと割り切って数は抑え、「省エネ選挙」(ムダに体を消耗しない選挙運動)で当選してもらいたい。
※関連参照投稿
「250万票超をめざし戦後リベラル派鳥越氏と自由主義保守派小池さんの一騎打ち:政党の推薦や支持は決め手にあらず」
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/397.html
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鈴木宗男氏バッサリ、鳥越氏の「省エネ選挙」に異論[日刊スポーツ]
[2016年7月17日0時23分]
新党大地の鈴木宗男代表は16日、自身のブログで、東京都知事選(31日投開票)に出馬している鳥越俊太郎氏(76)の「省エネ選挙」に異論を唱えた。
鳥越氏の街頭演説の回数が、ほかの主要候補、増田寛也元総務相(64)や小池百合子元防衛相(64)と比べて少ないことに対し、「知名度頼みの選挙と受け止める」「何とも理解できないやり方」などと指摘している。
鳥越氏は14日の告示日と15日、街頭演説は1回で、合間に政見放送の収録をこなした。16日は初めて、2回街頭に立った。これに対し、増田氏は告示日以降、1日3〜4カ所の遊説を行い、小池氏は15日に八丈島視察から戻った後で、JR八王子駅前など3カ所で街頭演説している。
宗男氏はブログで、「候補者として1人でも多くの都民に直接訴えるべきだと思うが、その手続きを行わないのは候補者としていかがなものだろうか」と、指摘。「76歳という体力的なことを考慮しているのか」「『口は達者だが身体はついていかないのでは』といった声が寄せられている」とも述べ、鳥越氏が高齢であることとの関係にも踏み込んでいる。
鳥越氏が、政策を街頭演説ではなく、ホームページ上で初めて発表したことにも触れ、「本来ならば自分の肉声で話すのが、候補者たる者の使命ではないか」と、厳しく指摘している。
鳥越氏は告示前日の13日に出馬を正式表明し、準備不足は否めない。蒸し暑い7月の選挙になったことや、高齢であることも考慮し、街頭活動が少ないのではないかという見方は、与党関係者の間でも出ている。
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