http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/270.html
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http://mewrun7.exblog.jp/24517121/
2016-07-10 03:15
有権者の皆様。まず、是非、投票に行って下さい。どうか自公が期待する投票率50%割れにならないように。よろしくお願いいたします。
また、MYごヒイキの議員が、苦境に立たされている様子。2人とも民進党の中道リベラルの方針を守るのに大切な人&国会で安倍首相を攻める達人なので、何とか当選させたいところ。東京選挙区の有権者の方には、民進党の小川敏夫氏、千葉選挙区の方には民進党の小西ひろゆき氏のHPを見て共感できたら、投票して下さい。m(__)m>
小川氏のHPhttp://www.ogawatoshio.com/、小西氏のHPhttp://konishi-hiroyuki.jp/
リンク付けがうまく行かないので、こんな形ですみません。m(__)m
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先日、何種ものがんと闘い、今はICUにいる大橋巨泉氏が、遺言だとして投稿した記事『巨泉が「安倍の野望は恐ろしい」「野党に投票を」と遺言。反権力の重要性も説く。』をアップしたのだが・・・。
http://mewrun7.exblog.jp/24491818/
実は、巨泉さんは14年12月、安倍首相が強引に解散して衆院選を行なった時にも、ちょうど3度目のがんが発見された時で。いわば遺言として『3度目のがん発見 最後かも知れぬお願いです「野党に投票」して下さい』という記事を出していたのだ。
また、このブログでも安倍首相が、まるで詐欺商法のように、国民をだまくらかすような「まやかし」の発言を続けていることに怒りを示しているのだけど。
巨泉さんも、安倍の「スリカエやコジツケ」に怒りを覚えている様子。後半にはスリカエとコジツケに満ちた安倍首相の集団的自衛権会見』と言う記事をアップしたい。(・・)
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『第286回 3度目のがん発見 最後かも知れぬお願いです「野党に投票」して下さい
2014年12月13日号
やはり解散―総選挙ということになった。専門家から一般市民まで、「よく解らない」選挙といわれている。議会制民主主義で国が動いている日本国で、それはよくない。ハッキリさせよう!
それには解散権をもつ安倍首相の言い分を聞くことから始めなければならない。彼は「2015年10月に10%に引きあげる消費税増税を、18ヵ月延長する。この税制変更が、総選挙に値する」と言い張っている。しかしもともとこの政策は、「景気の動向を見極めた上」という条件がついていた。安倍首相自身、何回も「景気、経済指標を見定めた上で決断したい」と言って来た。その結果、18ヵ月延長なら、全く変更≠ナはない。この忙しい暮れに、700億円もの血税を使って、選挙をする理由にはならない。その金を4回目の冬を迎える東北の被災地の人々のために使ったら、と考えている人は少くないだろう。
その上安倍は、とんでもないコジツケをしていた。「理由」を強調したかったのだろう。「税制は民主主義の根幹である。だからこれの変更は、選挙に値する」と記者会見で言った。そんなこと、どこで教わったの? 世にいわれる「財閥大学」でですか? ボクらの常識では、民主主義の根幹は、「自由と平等」である。この根幹に従うなら、自由を制限する特定秘密保護法≠撤回するのが先だろう。「平等」を言うなら、格差を助長している、いわゆるアベノミクスを転換すべきだ。とに角屁理屈やコジツケを重ねても、何とか選挙をやりたいのだ。この不思議を読み解こう。
解散前、自民党と公明党の与党は、326議席を保有していた。過半数どころか、いわゆる絶対安定多数である。それなのに今何故ヤル必要があるのか? 現在のままでも、あと2年は絶対安定多数なのだ。何故? 理由は簡単だ。今政権の支持率は高い。一方野党はバラバラの状況である。現況では負けっこない。多少減らしても、過半数以上が固い。それなら、今選挙をすれば、あと4年間多数派でいられる。その間に、本当の目的である憲法改正や集団的自衛権が確立できる、と踏んでいるのだ。つまり日本が攻められたケースでなくても、遠く離れた外国においても戦争に参加できる国にしたいのだ。それを隠して、やれ「税制」だの、「アベノミクスの評価」だのと、争点をスリカエている。実に狡猾で、汚ないやり方である。
ボクは反対だが、安倍首相が堂々と「憲法改正や集団的自衛権」を争点に掲げて選挙を戦い、過半数を得たなら、民主主義のルールだから仕方がないと考えている。しかし今回のように争点をスリ替えて戦い、4年間の絶対安定多数を得た上で、衣の下の鎧を見せて目的を果たすというやり方は、断じて許せない。
要するに、日本の選挙民の質はこの程度のトリックで十分だと、ナメ切っているのである。こんな風に見くびられて良いのですか?皆さん。理由も政策もいらない。こんな暴挙を許さない唯一の方法は、「野党に投票する」ことです。これが日本の民主主義を守るのだと考えて下さい。
こんな書き方をするのも、この選挙が、ボクにとって最後の選挙になるかも知れないからだ。実は先週書いたPETの検査結果が出た。やはりあれは腫瘍であった。縦隔と言って、胸部の肺と食道の間くらいにあるリンパ節に出来ていた。おそらく昨年手術した中咽頭がんからの転移だろうが、別の原発性である可能性もあるという。部位的に手術は大変だし、年齢的に抗がん剤はきついので、放射線治療になる。すでに来週から30回と決定している。今のうちに叩けば治癒の可能性はあるらしいが、とに角相手はがんである。ある程度の覚悟は出来ている。近著『巨泉の遺言撤回「今回の人生では○○しない」』の伏せ字は、「がんに負けない」であった。少くとも3度目のがんとは戦う。
しかし何と言っても3度目だし、年齢ももうすぐ81歳である。それ程長い人生が待っているとも思えない。
何回も書いたことだが、それ程才能に恵まれた訳でもないのに、こうして安穏な後半生を送れたのは、ボクの番組を見てくれた諸兄姉のお蔭である。まことに幸運に恵まれたと思う。ただそうした皆さんが、そしてその子孫が、不幸になるのは看過できない。どんなに優しく見えても、巧いことを言っても、安倍晋三の野望は恐ろしいものである。日本を戦争の出来る国にしたいのだ。しかし彼は銃を取らない。銃をもって戦場におもむくのは、貴方の子孫です。これだけは何としても喰いとめたい。今回の選挙で勝ったら、4年の間やりたい事が出来る。それだけはストップをかけたいのだ。
原発再稼働にも目をつぶり、TPP問題も争点にしない。地方創生とか、女性が輝やくとか、あいまいで答えの出ない問題は口の端に乗るでしょう。しかしあくまで争点は、アベノミクスで来ると思う。このお蔭で企業が儲かり、賃金が上った、株も上った―だから成功という論理で来るに違いない。しかし賃金の上ったのは全く一部で、大半の国民は苦しい家計をやりくりしている。アベノミクスとやらのお蔭で円安が進み、そのために諸物価が値上りしている。日本は工業国になり、生活必需品を輸入に頼るので、円安はいけないのです。自国の通貨の価値が下って良い訳はありません。
ボクの願いがかなう確率は低いでしょう。野党再編の時間がありません。せめて候補者を調整して、捨て身の戦いを挑むくらいです。でもこのままでは死んでも死に切れない。選挙民をナメている安倍政権にひと泡吹かせて下さい。最後のお願いです。
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『第262回 スリカエやコジツケに満ちた安倍首相の集団的自衛権会見 この男に祖国を任せて良いか
2014年6月07日号
去る5月15日、安倍晋三首相は記者会見を行って、集団的自衛権の説明に懸命だった。ボクは旅行中の宿の部屋で、全容を見た。紙芝居のようなパネルを使って、「平易に叙す」ことを心掛けたようだが、その内容たるや、「大ウソ」や「スリカエ」に満ちていて、見ていて気持が悪くなった。率直な感想は、「この人は本当に悪い人だな」である。
まず日本人の母子らしい人が乗った米国の船を防護できない≠ニしたパネルを出した。これを指しながら首相は言う。「紛争国から逃れようとしているお父さんやお母さん、おじいさんやおばあさん、子供たち。彼らが乗る米国の船を今私たちは、守ることが出来ないのです」「この議論は国民の皆さま一人一人に関わる、現実的な問題であります」だって。皆さん、こんな話聞いた事がありますか? 米国の輸送船で紛争国から逃れた人など、かつて一人も居なかった筈だ。肝心の防衛省さえ「聞いたことがない」と答えている。
今後も考えにくいだろう。たとえば今、米軍が日常的に駐留している国といえば韓国だ。ここは北朝鮮と国境を接している。そしてもし紛争が起ったとしても、米軍はまずアメリカ人を優先的に移送する筈。韓国軍に依頼するなら韓国政府との交渉になる。その前にかつてイランであったように、日本の民間航空機を利用すれば良い。自衛隊が、日本人を紛争地域から退避させるのは、すでに自衛隊法で規定されている。昨年のアルジェリアのテロ以来、車両による陸上移送も可能になっている。この紙芝居のような事はまず起らない。それを「おじいさんから孫」まで登場させて、感情的に訴える首相の姿には、一片の知性も感じられなかった。
次にPKO活動中の日本人をゲリラが襲っているパネルを前に、この首相は熱弁をふるう。「アジア・アフリカで沢山の若者たちがボランティアとして、地域の平和や発展のために活動しています。しかし彼らが突然武装集団におそわれたとしても、PKOで派遣された自衛隊は彼らを救助できないのです」と、ここでも感情に訴えた。しかし現行法は、武器の使用に慎重なので、自衛隊がこうしたケースに当ることは少ないという。現在のケースでいえば南スーダンだけだが、内戦状態に入ってからは、NGO関係者らは全員退避している。これが正解で、改正して武器使用を認めれば、かえって巻きこまれる可能性は広がるだろう。
そもそも日本政府は、湾岸戦争の時に、「金だけ出して、人的貢献がない」として、クエート政府に感謝されなかった事がトラウマになっている。これはナンセンス。いつでも金は出したいが出せない国は沢山ある。そこで金を出すのが何故悪い、とボクは書いた。悪いのは、貴重な金を出したことを適確にアピールしない、政府・外務省の怠慢なのである。
安倍首相の三百代言的こじつけは、憲法解釈の変更についての「理由づけ」であった。彼は言う。「生命、自由、幸福追求に対する国民の権利を、政府は最大限に尊重しなければなりません」「憲法前文及び第13条の趣旨をふまえれば、自国の平和と安全を維持し、その存立を全うするために、必要な自衛の措置を取ることは、禁じられていません。そのための必要最小限の武力の行使は許容される」
解釈変更のために前文≠竍13条≠使うのは、御都合主義の極みで、思わず笑ってしまった。実はこの解釈は、1972年当時の田中角栄内閣によってなされたものである。しかし田中内閣は、同時に、「集団的自衛権の行使は、憲法上許されない」としているのだが、これには触れなかった。御都合主義を通りこして詐欺に等しい。
首相のごまかしやすり替えは、止る所を知らなかった。「あらゆる事態に対処できるからこそ、抑止力≠ェ高まる。紛争が回避され、戦争にまきこまれなくなる」とは、いかなる論理の飛躍だろうか。そもそも抑止力とは、東西冷戦時代の考え方である。その後米国の一強時代を経て、今やより複雑な時代になった。むしろ国同士の対立より、民族、宗教、貧困などから、独立した武装勢力が紛争の元になっているケースが多い。こうした場合、協力国や、仮想敵国をつくるより、現在の平和国家を維持することの方が効果的ではないのか。
演説のあと、当然、記者からは次のような質問が出た。自民党は前回の選挙で公約しなかったにもかかわらず、選挙に勝って多数を握ると、憲法解釈を変えようとしている。その前に憲法の解釈変更を争点として解散し、国民に信を問う気はないのか、と。すると安倍は、「公約には掲げなかったが、私の演説を聞いた方は、国民の生命や国の領土を守るために全力をつくすと繰り返し述べた」と答えた。果して何人の人が演説を聞いたと思うのか。この人は知性的でないから、総理なら何でも出来ると思っているフシがある。2月の国会で、「憲法解釈の最高の責任者は私だ。私たちは選挙で国民の審判を受けるから」と答弁して批判されたのを忘れたか。
別の争点(経済など)で選挙に勝ち、多数を握ったら、国の形を変えるような重大な政策転換が出来る、という考え方は、民主主義のそれではない。憲法が権力を縛るという「立憲主義」に相反する、独裁者的思考である。1年程前に、麻生副総理が「ドイツでナチスがやったようなやり方をマネすれば良い」と言ったように。
このように、安倍首相の会見は、「ウソ」「スリカエ」「コジツケ」に満ちていた。本当のこと、「アメリカの事情で急ぐ必要がある」などは、ひと言も出なかった。そして米軍と協力して日本の若者が戦争に行くと思うと、やりきれない。』
どうかこの巨泉さんの主張、思いが、少しでも国民に届くようにと、心から願っているmewなのだった。(@@)
THANKS
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