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小泉元首相のやり方にソックリ(C)日刊ゲンダイ
水面下に強力援軍 小池百合子氏“狂乱出馬”で自民崩壊危機
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/185174
2016年7月8日 日刊ゲンダイ
東京都知事選(14日告示、31日投開票)はグチャグチャの分裂選挙の様相を帯びてきた。推薦をめぐって自民党都連とやり合っていた小池百合子元防衛相は6日、シビレを切らして正式に立候補を表明。推薦なしでの出馬を宣言した。破れかぶれなのか、冷や飯食い続きで一線を越えてしまったのか。
会見した小池氏は、参院選後まで結論を先送りした都連を「どこで何を決めているか不透明だ」「ブラックボックスのよう」などと猛批判。真っ向からケンカを売った。都議団にも矛先を向け、選挙公約として〈都議会の冒頭解散〉〈利権追及チームの設置〉〈舛添問題第三者委員会設置〉を挙げた。
〈冒頭解散〉は議会側が知事を不信任とした場合に限られる。元岩手県知事の増田寛也氏の擁立を目指す都議団との対決姿勢を鮮明にする狙いだ。〈利権追及〉は小池氏を毛嫌いする東京五輪組織委の森喜朗会長を念頭に置いたものだろう。そして、〈舛添問題〉。舛添要一前知事を担ぎ出した自公の製造者責任を、蒸し返そうというハラなのだ。
■小泉元首相のやり方に酷似
小池氏は「パラシュートなしの立候補」「退路は断った」と悲壮な覚悟を口にしたが、権力者に寄り添い続け、大臣を歴任した女性政治家だ。負け戦と分かっていながら突き進むわけがない。
「ここまで公然と反旗を翻されたら、都連は意地でも増田氏をぶつけ、組織戦で潰しにかかる。とはいえ、小池氏は孤立無援ではありません。独裁を強める安倍首相を面白く思っていない勢力もいる。安倍首相や石原経再相の遊説先で小池氏が無視されたことが話題になりましたが、小池氏の周りを“安倍嫌い”の平沢勝栄氏や、石破派の鴨下一郎氏と平将明氏らが固めていた。小池氏は2012年の総裁選で安倍首相支持から石破地方創生相に転じた“義理”もある。石破派も水面下で支援に動くでしょう」(永田町関係者)
小池氏の“後ろ盾”とされる小泉元首相も表立ったサポートは否定しているものの、「いい政治勘をしている」とエール。いまだ根強い小泉人気を利用できれば、強力な援軍だ。
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は言う。
「小池氏は有権者に直接アピールして世論をつくり、自民党内を動かそうとしている。郵政解散に打って出た小泉元首相のやり方にソックリです。世論調査では増田氏よりも小池氏が優勢ですし、無党派層に訴えかける空中戦でいい勝負に持ち込めるでしょう」
自民都連は参院選当日の10日夜に国会議員会議を開いて協議し、11日以降に小池氏と話をするという。民進都連の対応は、さらにその後になりそうで、顔ぶれが出そろうのは告示ギリギリ。スッタモンダの揚げ句、また人気投票になりそうだ。
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