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邦人7人犠牲バングラテロ 動機は日本の最高裁判決なのか
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/185090
2016年7月7日 日刊ゲンダイ
襲撃テロの現場近くに花を捧げる人々(C)AP
日本人7人が犠牲になったバングラデシュのテロ事件(7月1日)。事件後、武装勢力「イスラム国」は、「十字軍の国民を狙った」と犯行声明を出している。
日本人を殺害する“動機”になったのか。英語版「アルジャジーラ」(6月29日付)と英字紙「インディペンデント」(6月30日付)が報じたテロ直前の記事に、注目が集まっている。なぜか1カ月遅れだが、日本の最高裁が5月31日に下した判決について、詳細に報じているのだ。
アルジャジーラが報じた最高裁判決は、日本在住のイスラム教徒17人が起こした訴訟に対するものだ。訴訟のきっかけは、2008年7月の洞爺湖サミットのテロ防止のため、警視庁公安部が、都内のモスクに出入りするイスラム教徒の情報を密かに収集していたことだ。
10年、今回訴訟を起こした17人を含むイスラム教徒の顔写真、住所、交友関係を記載した記録が警視庁からネット上に流出。個人情報を収集した捜査は違法だと、17人は訴えていた。原告側弁護団も「問題の本質は、イスラム教徒を狙い撃ちしていること」と批判していた。
ところが最高裁は、捜査は違法ではない、テロの危険を踏まえるとやむを得ないと、訴えを却下してしまった。
その判決に対し、アルジャジーラは〈最高裁、イスラム教徒の監視にゴーサイン〉、インディペンデントは〈日本の最高裁判所、イスラム教徒への無差別監視を是認〉というタイトルで伝えたのだ。イスラム教徒が記事を読んだら、「日本の警察も裁判所も、イスラム教徒をテロリスト扱いしている」と激怒しておかしくない。ジャーナリストの志葉玲氏が言う。
「最高裁判決を伝えたアルジャジーラの記事が、テロの実行犯が日本人7人を殺害した動機になったかどうかは分かりません。でも、アルジャジーラは、多くのイスラム教徒が見ている。日本に対して悪感情を抱いたのは確かでしょう。この先、日本人がテロの標的になる可能性は強まったと思います」
日本人にとって安全な場所は、どんどんなくなっている。
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